使い方と事例 • 生産性向上

Google カレンダーと Evernote でワークバランスを最適に保つ 3 つのヒント

現代ではかつてないほど誰もが忙しさに追われています。Google カレンダーで、仕事の会議や個人的なアポ、家族の用事、ToDo を管理していても、毎日余裕を持って過ごすのは簡単ではありません。

そこで、Evernote のカレンダー連携機能をうまく活用して、ワークライフバランスを取り戻しましょう。ホーム画面のカレンダーウィジェットを使って Google カレンダーと接続すれば、スケジュール、ノート、タスクをすべて同じ場所で管理できます。また、会議などの予定の場合は、議事録を取るように(あるいはアジェンダに目を通すように)通知を受け取ることができるので、大事な情報が抜けてしまうこともありません。

そこで今回は、Evernote 認定エキスパートの方々に、カレンダーと Evernote の連携機能について、お気に入りの活用法を伺いました。

最重要ミーティングを最優先する

ほとんどの方が、仕事の予定とプライベートの予定をカレンダーに記入していると思います。仕事の会議の予定であれば、開始時間前に議事録ノートを開くようリマインダーを受け取れるのは便利です。一方、散歩の予定やランチの予定では、リマインダーは必要ないかもしれません。

そこで、会議や重要なアポなどの特定の予定についてだけ通知を受け取れるように Google カレンダーを設定しましょう。

Evernote エキスパートのステイシー・ハーモンさん談:

「私の場合は、会議の予定が入っている Google カレンダーだけを Evernote に表示しています。そうすることで、ランチのようなノートを取る必要がない予定に関して通知を受けとらずにすみます」

使いこなしのヒント: 仕事、スポーツ、家族など、予定のタイプ別に異なる Google カレンダーを作成しましょう。そして、Evernote のカレンダーウィジェットで、右上の 3 点アイコンをクリックします。そこから「カレンダーを選択…」を選び、ウィジェットに表示したいカレンダーを選択します。こうすると、選択したすべてのカレンダーの予定がウィジェットから直接見られるようになりますが、通知が送られるのはデフォルトのカレンダー(メールアドレスに紐付けられているメインのカレンダー)のみになります。その他のカレンダーの予定は通知されません。

一日の中にフォーカスタイムを設ける

仕事をすべて終わらすには時間が足りない・・・と感じることは誰しもあります。そこでおすすめしたいのが、カレンダーの中にフォーカスタイムを設けること。その時間は自分の仕事だけに集中して取り組みます。

生産性エキスパートのレイ・シドニー=スミスさん談:

「私が『フォーカスワーク』あるいは『フローワーク』と呼んでいる時間を最大限に活用するためには、環境と感覚への合図が重要な要素になります。環境とは、ツールや機材など身の回りのものをどう整えるかということ。そして、感覚への合図とは『よし、集中するぞ』と自分自身に伝えるためのシグナルです。たとえば、窓を開ける、特定の飲み物や好きなお菓子を食べる、特定の服やアクセサリーを身につける、お気に入りのプレイリストをかける、アロマキャンドルを使う、などですね」

カレンダーにフォーカスタイムを設けることで、その時間は打ち合わせやメールなどに邪魔されず、自分の仕事に集中して、重要なタスクを片付けることができます。

使いこなしのヒント: フォーカスタイムを最大限に活用にするには、事前に Evernote で ToDo リストを作成しておきましょう。カレンダーウィジェットからフォーカスタイムの予定にカーソルを当て、新規ノート作成のアイコンをクリックします。すると、事前に書式化されたノートが作成されるので、そこに ToDo を書き込みましょう。こうしておけば、フォーカスタイムの開始前に通知を受け取り、ワンクリックで ToDo を開いてすぐにやるべきタスクに取りかかれます。

プライベートの予定も整理する

仕事だけでなくプライベートも多忙だという方も多いでしょう。個人的な予定であっても、ちょっとした事前準備や後からの振り返りが必要になることもあります。そういったときには Evernote の自動通知機能を活用して、予定の前後ににノートを確認するようにしましょう。

デジタル整理エキスパートのデブ・リーさん談:

Evernote の通知は、私の代わりに記憶してくれる存在になっています。もっと早く知っていればと思うような情報や、その場で誰かに聞いたことなどをサッとノートにメモするんです。ノートはカレンダーの予定にリンクされているので、後から探すのも簡単です。

会議以外の予定に対して Evernote の通知を受け取るメリットのひとつが、時間を節約できることです。たった数分かもしれませんが、その数分が積み重なることで、一日が変わりますよ。ですから、どんな予定についてもノートが必要がどうか考えるようにすると良いと思います」

使いこなしのヒント: カレンダーウィジェットを使って、アポやイベントとノートをリンクして準備を万端に整えましょう。たとえば、病院に行くときに主治医に質問したいことを書いておいたり、誕生日パーティーのための買い物リストを作成したり。予定とリンクされているのでトラッキングするのも簡単です。また、指定したタイミングで Evernote から通知が届くので、最終確認もばっちり行えます。

皆さんの Evernote の使用目的が何であれ 、重要な予定にしっかり備え、一日をスムーズに送るために、カレンダー通知を是非活用してください。

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