Evernote ではパンデミック当初から、オフィスに戻るかどうか、戻るならいつ戻るか、どのような形で戻るかを (英語記事)、社員自身が決定できるようにしてきました。その結果、困難な時期にも社員の幸せと生産性を維持することができ (英語記事)、また採用する人材や社員間の関わり方にも柔軟性が生まれました。それはまた、社員が望む形で利用できるように、オフィス空間を再構築することも意味しました。
カリフォルニア州レッドウッドシティを縦断する国道 101 号線を使って車通勤している人たちは、ビルの屋上から誇らしげに見つめるゾウを見慣れているはずです。Evernote は 10 年前からこのビルに本社を構えてきました。しかし、ベイエリアのチームに聞いてみると、時々集まってコラボーレションできる場所があるのは便利だという意見がありつつも、大部分のメンバーはリモートで働くことを希望しました。そこで、Evernote はこのビルを退去し、現在はチームメンバーの要望とニーズに添った、よりコンパクトでフレキシブルなスペースを試しています。
本社に次いで大きなオフィスのひとつであるテキサス州オースティンも同様で、現在のオフィスの約半分の広さのオフィスを準備中です。新しいオフィスでは、個人用のワークステーションよりもコラボレーションや集いのスペースに重点を置き、最近サンディエゴにオープンした新拠点からインスピレーショ ンを得た作りになっています。
ランドマークであった本社ビルから離れるのは残念なことではありますが、今後の雇用計画や、開発やリリースのスケジュール、カスタマーサポートには一切影響ありませんのでご安心ください。今回の移転は、世界中の Evernote ユーザの皆様が、自分に合った方法で最高の仕事を続けられるようにするため、そして私たち全員が共に前進するためのステップに他なりません。






