使い方と事例

Evernote でタグを使う

Evernote のノートから欲しい情報を取り出す際、みなさんはどうしていますか?すべてのノートを流し見したり、あるいは、ノートブックに分けて管理した上で、その中を流し見したり。ノート数が増えてきた場合は、タイトルやノートの中身を検索して自分の欲しい情報を探し出すこともできます。

また、Evernote にはタグという機能があります。タグとは、ノートに追加できるキーワードのようなもの。タグを意識的につけておけばより簡単に、そしてより確実に、欲しい情報を発見できるようになります。

タグの特徴は?

まずタグとノートブックの違いを確認しましょう。

ノートブックの特徴は 1 対 1 の関係であることです。特定のノートは、一つのノートブックの中にしか存在できません。

一方、タグは一つのノートに複数付けることができるのが特徴です。このことにより、タグを使うと複数のノートブックにまたがる情報を横断的に検索できます。

こんな情報をタグで管理してみては?

ノートを後で検索で見つけやすくするためにはノートの本文に検索したい内容を書けばいいわけですが、その内容は本文に残したい内容ではないこともあります。また、文字にしにくい情報もあります。

例えば、以下のようなタグの活用法があります。

重要度・優先度
ノートの重要度の指標に。「最優先」「重要」「よく使う」「高」「中」「低」など
あるいは星の数のビジュアルでで表示してみてはどうでしょう。「★★★★☆」「★★★☆☆」など

感情

「お気に入り」「好みでない」「欲しい」「行ってみたい店」「やりたいこと」など

ステータスを示すもの

「あとで読む」「読んだ」、「未処理」「進行中」「完了」など

その他タグを活用する方法については、NTTドコモに寄稿いただいた「ペーパーレス化を支える Evernote のタグ機能」の記事もご覧ください。

タグの付け方

Evernote for Windows・Mac の場合
ノート上部「タグを追加…」または「クリックしてタグを追加」をクリックして、タグとして追加したいテキストを入力します。これまでに使用されたタグがある場合、タイプしていくと既存タグが絞り込まれて表示されますので、全ての文字をタイプしなくても表示された選択肢から選ぶことも可能です。

Evernote for iPhone・iPad の場合
1. ノートを開き、i(情報)ボタンをタップします。

2. 「タグを追加」をタップしてテキストを入力します。これまでに使用されたタグがある場合、タイプしていくと既存タグが絞り込まれて表示されますので、全ての文字をタイプしなくても表示された選択肢から選ぶことも可能です。また、「+」ボタンをタップすると、既存のタグが表示されますので、そこから既存タグを選択できます。

Evernote for Android の場合
1. ノートを開き、上部のタグ(ラベル)ボタンをタップします。

2. 「タグを追加…」の欄でタップしてテキストを入力します。これまでに使用されたタグがある場合、タイプしていくと既存タグが絞り込まれて表示されますので、全ての文字をタイプしなくても表示された選択肢から選ぶことも可能です。あるいは、リスト表示された既存タグから追加したいタグをタップした後、OK をタップします。

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