使い方と事例

卒業シーズンに Evernote で仲間と効率的に情報共有

春は旅立ちの季節。特に、卒業が決まったあとの「学生生活最後の春」は、人生のなかでも大きな節目となるタイミングです。
新生活が始まれば、仲間たちもそれぞれ別の道を歩み出します。でも、ともに勉学や研究に励み、同じ時間を過ごした仲間との関係は一生もの。
そんな仲間との、卒業を記念した旅行などのイベントや、卒業後のネットワーキングを企画されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、スマートフォン、そしてパソコンの Evernote アプリを活用して、仲間と効率的に情報を共有する方法をご紹介します。

卒業イベントでの Evernote 活用法

卒業イベントの定番と言えば卒業旅行ですが、幹事はやることが満載。行き先を決め、ホテルや現地でのアクティビティを予約し、資料を参加者に共有…と、これだけでもけっこう大変です。
まずは、Evernote のアプリで、旅行のための「やることリスト」を書き出しましょう。
ノートの作成画面で、メニューにあるチェックボックスをタップします。チェックボックスが挿入されたら、続けて、やることのテキストを入力していきます。

改行すると、自動的に次のチェックボックスが挿入されるので、続けてリストを作るのに便利です。(改行を 2 回連続で行うと、チェックボックスは挿入されなくなります。)
空のボックスをタップすると、チェックを付けることができるので、完了したものからチェックを付けていきましょう。
ホテルや旅先のアクティビティは、ホームページへのリンクをメモしておくと便利。アドレスをコピーして貼り付けるだけでリンクとして機能するので、ブックマークのように使うことができます。

パンフレットなど紙の資料は、カメラで撮影して一緒にまとめておきます。ノートの作成画面でカメラのアイコンをタップ。カメラが起動すると自動的に書類を認識して撮影し、メモと一緒に保存しておくことができます。

情報がまとまったら、ノートをグループへ共有しましょう。Evernote なら共有も簡単。ノート作成画面の上にある「+」のアイコンをタップ→共有ボタンをタップします。
すると、いくつかアプリが表示されるので、普段グループとやり取りしているチャットアプリを選んで送信するだけです。

送った相手が Evernote を使っていなくても大丈夫。送られたリンクをクリックすると、まるで Web サイトのように表示されるので、作ったノートを、誰でもすぐに見ることができます。

卒業後のネットワーキングでの Evernote 活用法

グループへの情報共有の方法は、他にもあります。
例えば、研究室の活動に OB・OG として卒業後も参加するときに、資料や活動の記録をいちいちチャットで共有するのは、少し手間がかかります。
そんなときは、研究室の全員で Evernote を使って「ノートブック」を共有すれば、情報のやり取りがもっとスムーズになります。
ノートブックとは、複数のノートをまとめたフォルダのようなもの。ノートブックを研究室のメンバーに共有すると、メンバーがノートを追加・編集した内容がお互いに反映され、常に最新の情報を共有することができます。

パソコンの Evernote アプリを使って、Word・Excel・PowerPoint などの資料のデータを、ドラッグ&ドロップで簡単に共有。
他のメンバーの活動記録ノートにコメントを追加して、ディスカッションの記録を残しましょう。
過去の情報は、検索ですぐ探すことができるので、ノートブックに情報を蓄積していけば、Evernote を研究室の「データベース」として活用することができます。

ビジネスでは、チームで効率良く仕事を進めるために、いろいろな情報共有のツールが活用されていますが、Evernote を使えば、ビジネスだけでなく様々なシーンで、手軽に情報共有を行うことができます。
無料から始めることができるので、学生の方にもおすすめです。ぜひ、Evernote を使った情報共有をお試しください。

Evernote であらゆる情報をスッキリ整理

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