使い方と事例

学校再開。Evernote で子どもと順調なスタートを

ワクチン接種率が上がり社会の様々な機能が徐々に再開されるなか、「普通の生活」に戻るにあたり、新たな疑問や懸念、問題が浮上しています。これは学校の再開においても例外ではなく、子どもたちや学齢期の子を持つ保護者の方たちは、2020 年初頭からのコロナ禍以降、まさに前例のない状況に置かれています。

緊急事態宣言、休校、リモート学習などにより、生活は一変し、先行きの見えない不安な生活のなか、家族と自宅で過ごす時間も増えました。その結果、多くの子どもにとって親や養育者が常にそばにいることが当たり前になってしまい、通常の学校生活に戻るにはある程度の時間と計画性が必要です。

保護者として考えなければならないことは 2 つあります。子どもが安心して元の生活に戻れるようにするにはどう手助けすればよいか、そして、しっかり勉強できるようにするにはどうサポートすればよいかです。

学校行事に積極的に関わる

学校行事に積極的に参加することは、教師や他の保護者と知り合いになり、子どもの教育に関与する良い方法です。何から始めたら良いかわからないという方は、以下を参考にしてください。

  • PTA協議会に参加し、地域でPTA活動を行いましょう。PTA協議会は全国的な組織で、ワークショップや様々な活動支援を提供しています。
  • 遠足や研修を企画したり、バザーやお祭りなどを開催して、子どもたちや学校関係者と交流を深めましょう。
  • 学校によっては、図書室や食堂、事務室などでボランティアをできる場合もあります。
  • 仕事などの関係でボランティアをすることが難しい場合は、自宅でできることを探しましょう。たとえば、学校のお便りを別の言語に翻訳したり、行事に必要なものを用意したりといったことが考えられます。

普段、家族や子どもの予定を整理するのに使っている時間管理ツールを使って、学校行事も管理しましょう。ツールを使って管理作業を合理化することで、本来の学校行事に集中し、学校環境の改善に貢献できます。

使いこなしのヒント: Evernote とGoogle カレンダーを連携すれば、子どもの学校のスケジュールを簡単に把握できます。学校行事への対応には、プロジェクト管理テンプレートが最適です。また、ノートやノートブックは、教師、保護者、生徒間で簡単に共有できます。

子どもの教師と協力関係を築く

教育研究分野の調査によると、50 もの幅広い調査 (英語書籍) において、子どもの成績と保護者の関与に強い相関関係があることがわかっています。保護者が教師や学校職員と連携すればするほど、子どもの状況を把握し対処しやすくなるためです。

保護者と教師が強固な関係を築くことは、子どもにとって大きな利点となります。子どもが問題に直面している時はもちろんのこと、どの科目が得意で、どんな関心をもっているか、家庭ではわかりにくいことも把握できます。また、保護者が積極的に関わっている家庭では、子どもは社会性が高く、ストレスを溜めにくく、自分の問題や課題について素直に話す傾向があることがわかっています。

より深く関与するためにできること:

  • 新学年の初頭に、あらかじめ自分の連絡先を担任の教師に渡しておきましょう。そうしておけば、質問があるときなどにも連絡を取りやすくなります。
  • 子どもの成績に関してどのような成果を期待しているか、率直に教師に伝えましょう。また教師の考えも率直に共有してもらいます。
  • 学校に関わる機会を活用しましょう。ボランティアや学校行事、PTA 協議会などは絶好のチャンスです。
  • 担任の教師だけでなく、他の教職員とも知り合いになりましょう。校長や司書、スクールカウンセラー、事務職員など学校には様々なスタッフがいます。

子どもの成功は、家族が子どもの教育にどのくらい関与し、自宅での学習を促しているか (英語記事)に最も大きく影響されます。早く始めれば始めるほど、学業における可能性を伸ばすことができます。

使いこなしのヒント: ノートブックを使って、科目や活動ごとにノートを整理しましょう。さらにタグを使って、課題図書や成績表などを区別することもできます。また、Evernote の強力な検索機能を使えば、後から素早く必要な情報を見つけられます。子どもの教育についても、Evernote で管理してしっかり関わっていきましょう。

家庭で子どもの学習をサポートする

年齢を問わず、宿題が好きな子どもはほとんどいません。そして学齢期の子どもたちはまだ時間管理スキルを身についていないので、自分だけで宿題をこなすことは難しいのです。

子どもは気が散りやすく、リモート学習だとなおさらその傾向があります。意欲と規律がなければ、短時間で終わるはずの宿題に一晩かかってしまうこともありえます。ですから、子どもがすみやかに宿題を終えるように保護者が見守り、家庭での学習をしっかり習慣づけてあげることが必要です。

家庭での学習を習慣づける方法:

  • 専用の勉強スペースを用意しましょう。気が散りにくい場所にし、そこでは宿題や課題以外のことはしないようにします。
  • 計画を立てスケジュールを書き出しましょう。子どもが毎日やるべきタスクを細かく洗い出し、それぞれにかかる時間を見積もります。共有カレンダーを使ってスケジュールを管理すると良いでしょう。
  • 教師が板書したことをノートに取るなど、効率的なノートの取り方について子どもと話し合いましょう。また何故それが重要なのかについても話しましょう。
  • 助けが必要なときは、一人で抱えずに、いつでも助けを求めるように伝えましょう。

使いこなしのヒント: タスクを使って、宿題や習い事などのリマインダーを設定しましょう。保護者は学校用テンプレートを使って子どもの学習や課題図書などの関連資料を管理することもできます。さらに、共有カレンダーを使えば、学習の進捗をホーム画面のカレンダーウィジェットから簡単に確認できます。子どもと一緒にスケジュールを立てる、宿題を終わらせる、健全な学習習慣を確立するなど、あらゆる管理作業を 1 つのプラットフォームに集約すると、保護者にとっても子どもにとっても効率的です。

子どもを育てるのに必要なのは地域の協力と…良いアプリ

多くの子どもたちが、対面学習やハイブリット学習へ移行するにあたり、新たな課題や問題に直面しています。集中して学習に取り組み、友だちとの関係を築き、再開された習い事や部活動などにも対応しなければなりません。Evernote は学業にも活用できます。学校生活や学習内容をしっかり管理し、遊ぶ時はしっかり遊べるようにしましょう。

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