使い方と事例

大学へ巣立つ子どもの成功をサポートする方法

これまでの世代と同じように、現代の大学一年生たちも様々な課題に直面します。大事な学業に加え、日々のスケジュール管理、勉強と社会生活の両立、初めてのお金の管理、孤独感やホームシック。実家を出て大学生活を送ることは、楽しくやりがいがある一方で、大変なこともたくさんあります。大人にとっては何てことないことも、子どもにとっては一大事の場合もあるでしょう。子どもが大学へ巣立つことで保護者の役割は変化しますが、誰しもいきなり独り立ちできるわけではありません。高校を卒業した我が子が大きく羽ばたけるよう、保護者として手助けしましょう。

大学生活は、卒業後のキャリアに長期的な影響を与えるだけでなく、その後の人生のワークライフバランスにも大きな影響を及ぼします。適切なツールとガイダンスを提供し、お子さんがご自身で行うべきタスクを適切に整理、検討、優先順位付けできるようサポートしましょう。日々の物事をしっかり管理するということは、自分の人生を自分でコントロールすることであり、ストレスや不安の軽減にもつながります。また効率や生産性が高まり、精神的にも空間的にもすっきりとした状態を保つことができます。

計画と時間管理の重要性を伝える

多くの学生にとって、大学生活は真の意味での自立を意味します。新しい人間関係、サークル活動、寮での生活など、ワクワクすることはたくさんありますが、一方でそれらが学業の妨げにならないよう注意が必要です。そのため、大学生活を充実させるには、しっかり計画を立てて時間管理することが不可欠ですが、こうしたスキルは自然に身に付くものではありません。

事実、キャンパスライフには様々な誘惑があるので、時間管理に苦労する学生は数多くいます。無理なスケジュールを立ててしまう学生も少なくありません。まずは、お子さんと一緒に基本的な時間管理のコツをおさらいしましょう。お子さんご自身が日々のスケジュールを立て、やるべきことの優先順位を付け、それぞれのタスクに必要な時間を割り当てられるように手助けします。計画を立て、毎日のタスクと優先順位を明確化することを習慣付ければ、お子さんは時間を効率的に使えるようになります。

使いこなしのヒント: Evernote のタスク機能を使えば、実行すべきタスクと実行に必要な関連情報を同じ場所で管理できます。さらにタスク機能では、各タスクに期限、リマインダー、フラグを設定できるので、日々のやるべきことを明確に優先順位付けして実行できます。

分別のあるお金の使い方を教える

最近の調査によると、大人としてのお金の使い方を身に付けるにあたり、2,000 名もの学生が保護者の教えが特に重要だと示しています。大学へ送り出す前に、お金の管理の仕方についてお子さんと話し合ってみませんか。

毎月の予算や、支払いの方法(現金、デビットカード、クレジットカード)、収支を管理しながら貯金する方法などについてディスカッションしてみましょう。多くの学生は大学生活における「隠れた費用」に気付いていません。学費、家賃または寮費、食費、テキスト代、日用品代、インターネット料金、駐車場代、外食代、遊興費、保険代、電話料金など、どのような費用が発生するのか詳しく洗い出し、誰がどの費用を払うのか決めておく必要があります。

さらに、「お金を管理する」という考え方についても早い段階で教えましょう。多くの子どもは高校時代にアルバイトなどを通して初めてお金を扱う経験をしますが、こうした経験は自活への基礎固めとして最適です。また、家族の家計についてもお子さんに話し、家計管理や出費に関して現実的な感覚を身に付けさせましょう。保護者が基本的な予算の立て方を教えることで、子どもは分別あるお金の使い方を習慣化できると考えられます。以下のような方法を試してみてください。

  • 毎週の家族の食料品の買い出し、または大きな買い物の予算を子どもに立ててもらってみる
  • 毎月の家族の支払いを手伝わってもらってみる
  • 大学で提供されている金銭的支援プログラム(奨学金、学費ローン、キャンパスでのアルバイト等)について話し合う
  • クレジットカードや銀行の取引明細書を一緒に見てみる

使いこなしのヒント: お金に関する書類や様々な情報はEvernote にまとめて保管すると便利です。保管した金銭情報は、ノートブックのスタックやタグを使って、お子さんご本人がわかりやすいように管理します。さらに、貯蓄計画テンプレートを使えば、お子さんが予算のプランニングスキルを磨き、注意深く収支を追うことができます。

学業の成功に必要なスキルを身に付けさせる

学生の本分は学業です。授業に出席し、課題を提出し、カリキュラムを完遂しなければなりません。そのためにはいくつかのスキルが必要ですが、どれも大学生活が始まる前から身に付けることができます。こうしたスキルを事前に習得しておくことで、学生生活で直面する難しい問題にもお子さんは落ち着いて対処できます。

  1. ノートを取るスキル。大学では、講義やディスカッションの最中に、重要な情報を見極め、要点に集中して正確にノートを取る必要があります。お子さんに様々なノート術 (英語記事)を紹介し、ご自身に合った方法でノートを取れるようにサポートしましょう。
  2. 勉強のスキル。学生はノートを整理し、定期的に見直さなければなりません。こうすることで情報を記憶しやすくなり、試験やエッセイの準備が捗ります。また、適切な資料や参照元に的を絞り、発見したことや自分の論点を関連づけてまとめられるよう練習しておきましょう。
  3. リサーチスキル。学生には課題についてリサーチする能力が求められます。どのような論点にフォーカスするのか決め、適切かつ信頼できる出典を見つけ、メモや情報を整理できるようにしましょう。

使いこなしのヒント: Evernote は講義の録音にも使えます。Evernote 内から音声の録音、保存、再生が可能で、録音中に同時にタイプ入力を行うこともできるので、後から情報を参照するのも簡単です。さらにノートブックを単位ごとにノートブックスタックにまとめれば、関連情報が一か所に集約されるので復習もしやすくなります。

使いこなしのヒント: 授業ノートテンプレートは、授業中に要点をまとめるのに便利です。他にも数多くのテンプレートが用意されています。また、Web クリッパーを使って Web ページをそのまま保存することもできます。これは、学生が閲覧ページごとに料金を支払う学術論文サイトや定期刊行物、オンラインアーカイブを利用する時などに特に有用です。

Evernote で充実した学生生活を

学生は様々なことをこなさなければならず、最初は不安を感じるかもしれません。しかし、テクノロジーをうまく利用して、情報を整理して生活を管理すれば、ストレスを軽減しやるべきことに集中できます。大人として自立するにあたり避けられない様々な課題に対処できるように、お子さんに適切なツールとスキルを授けてください。

Evernote は、学生が時間管理スキルやプランニングスキルを磨くのにうってつけの生産性ツールです。ノート、タスク、スケジュール機能を使ってあらゆる情報を一か所で管理し、充実した毎日を送れるようにしましょう。

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