使い方と事例

学びを深める勉強会の主催・企画のための Evernote 活用法

個人の趣味から仕事のスキルアップまで、最近は、大小さまざまな勉強会が行われています。

「大人の学びは、アウトプットすることが大切」だと言われます。参加することで学ぶのはもちろんですが、自分が主催者側となり発信することで、さらに大きな学びを得られるかも知れません。

そこで今回は、事前の準備から終わった後の振り返りまで、勉強会を主催・企画するときの Evernote 活用法をご紹介します。

準備編

連絡や共有の方法を統一する

まずは、情報をやり取りするときのルールを決めておきましょう。「ある人はメール、ある人はチャット」と、人によって連絡方法がバラバラだとやり取りが振り返りづらいですし、添付ファイルのデータも散らばってしまいます。

例えば「メッセージは Facebook の勉強会グループで。データのやり取りや記録を残すのは Evernote で」といったように、ルールを決めておきます。Evernote なら無料でアカウントを作ることができるので、初めて使うメンバーがいたときにも安心です。

Evernote に共有ノートブックを作る

勉強会のためのノートブックを一つ作り、ここに情報を溜めていきます。例えば、企画案や会場、事前準備するもの、タイムスケジュールなどです。主催者チームでノートブックを共有すれば、情報を追加・修正したときに、いちいち送り直さなくてもすぐに同期されて、いつでも最新の情報を見ることができます。

また、主催者ノートブックとは別に、参加者と共有するノートブックを作っておき、「事前に課題を共有したり宿題を提出してもらう」というのもおすすめです。

当日編

発表用のスライド資料を共有する

複数の登壇者がいる場合、発表資料をあらかじめ Evernote で共有しておくと便利です。発表用の PC を一台プロジェクター接続しておくだけ済むので、登壇者が変わるたびに PC のつなぎ直しであたふたすることがありません。

また、手元でデータを変更した場合、変更した内容が同期され、共有相手も常に最新のデータを閲覧することができます。勉強会の直前まで資料の手直しをしていたとしても安心です。

プレゼンテーションモードを活用する

もし、誰かの講義を一方的に聴くのではなく「参加者が相互に発表し合って学んでいく」スタイルの場合は、発表資料のスライド作りにあまり手間をかける必要はないかも知れません。 Evernote のプレゼンテーションモードを使えば、スライドを準備しなくてもノートをそのままプレゼンテーションに使うことができます。

振り返り編

主催者チームで振り返る

共有ノートブックに、参加者からもらった名刺やアンケート、また、当日の様子を撮影した写真などを保存しましょう。チームメンバーがそれぞれ気が付いたことをメモしておくと、次につながるヒントが得られるかもしれません。

参加者とともに振り返る

参加者がそれぞれ学んだことを振り返り、共有ノートブックにその内容をアップしておけば、さらに学びが深まります。学生時代、友人に授業のノートを見せてもらったときのように、他の人の視点やまとめ方から学べることはたくさんあります。気が付いたことを参加者同士でフィードバックし合うのもおすすめです。


今回ご紹介した活用法はプライベートの勉強会のみならず、会社内の勉強会にも使えます。また、ビジネスセミナーや研修の企画・運営にも応用できます。勉強会を効率良く運営し学びを深めるために、ぜひ Evernote をご活用ください。

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