就職活動を成功させるための、Evernote の使い方シリーズ。前編では、準備の段階で役立つ「情報収集」を中心にご紹介しましたが、今回は、就活が本格化してから役立つ使い方をご紹介していきます。2018 年卒の方はもちろん、「早めに準備したい!」という 1・2 年生の方も、ぜひ参考にしてみてください。
企業とのメールのやり取りをよりスマートに
就活が本格化してくると、OB・OG や企業の採用担当者とのメールでのやり取りが増えてくると思います。そこで、OB・OG 訪問の依頼・お礼、日程調整への返信、日程変更の依頼・お礼など、シーン別に使えるメール文面をあらかじめ Evernote に保存しておくと、外出先などから急いでメールを送るときでも慌てずに済みます。
また、メールでのコミュニケーションは便利ですが、必要なときすぐ特定のメールを探し出すのは、なかなか時間がかかるもの。選考スケジュールや面接日程の確定などの重要なメールは、メール転送の機能(プラス・プレミアムの機能)を使って Evernote に保存しておきましょう。その際、たとえば件名に「@就活2018」のように @ と ノートブック名を追加すると、保存先のノートブックを指定することもできます。
カレンダーとの連携で、効率的にスケジュール管理
実際の選考が始まったら、工夫したいのはスケジュール管理。就活に関する予定のほとんどは、日付以外の情報(場所・服装・持ち物・地図など)も必要になることが多いはず。そこで、Google カレンダーなどのデジタルカレンダーと Evernote をうまく組み合わせて、スマートに予定を管理しましょう。
カレンダーに予定を入れたら、その予定に関連するノート固有のリンク「公開リンク」を取得します。そして、このリンクをコピーして、カレンダーの「説明」などの備考欄に貼り付けます。このリンクをクリックすると、パソコン、スマートフォン、タブレットなどすべての端末から、ブラウザ上で Evernote のノートを確認できます。
また、Outlook の予定表をお使いの方は、連携機能をお使いいただけます。使い方はこちらのブログをご覧ください。
さらに、タグとリマインダーを使うと、就職活動の進捗管理を効率的に行うことができます。タグは、「一次試験」「最終面接」など、選考状況に合わせたものをつけておくとよいでしょう。リマインダーは、エントリーシートなどの提出期限や、試験・面接日の前日などにセットしておくことで、「うっかり忘れ」を防ぐことができます。
面接前に「ここを見れば安心」というノートを作成
面接の日が近づくと、誰もが不安な気持ちになるのではないでしょうか。当日できるだけリラックスして臨むためにも、大切な情報をまとめた最終確認用のノートを作成しておきましょう。
日時や場所のほか、持ち物、履歴書・エントリーシート・提出済みの課題などの各ファイル、想定問答集などが一箇所にまとまっていると、「ここを見れば大丈夫」という安心感につながります。Evernote に情報を集約しておくメリットの一つは、電車の中などのちょっとした空き時間にスマホからサッと確認ができること。「あの情報が見つからない!」という不安を払拭して、落ち着いた気持ちで面接に臨みましょう。
また、緊張したときのために、精神的な支えになるものを保存しておくのもおすすめです。きれいな景色や大好きなペット・有名人といった癒し系の画像のほか、著名人の格言や大切な人からの応援メールなど、モチベーションアップにつながるものも良いでしょう。
なお、Evernote プレミアム 1 年分が 50 % オフになる、学生向けの新たなプランの提供を 11 月から開始しました。詳細・お申し込みはこちらのページをご覧ください。