1 年前にサービスを開始して以来、Evernote Business は数千を数える企業にて仕事の生産性アップに貢献しています。新しい Evernote Business 2.0 では、「Evernote でスマートに働く」ことをテーマに、さらにビジネスに特化した機能を追加しました。全従業員が社内にある情報に一層アクセスしやすくなることにより、業務の生産性を向上させます。
新しい「ビジネスホーム」画面
「ビジネスホーム」と呼ばれるのは、会社が所有する情報および専門知識が集約される中心です。そして、社内にいる他の従業員やノートブックへの入口でもあります。自分がアクセスできるビジネスノートブックの中を検索し、各ノートブックにあるすべてのノートを閲覧することができます。ビジネスノートブックごとに表示される概要フィールドも新しくなり、ノートブックの作成者だけではなく最近追加されたノートも表示されるようになりました。
「人」メニューでは、会社の Evernote Business アカウントに参加しているメンバー全員が表示されます。各個人のプロフィールや最近作業した共有ノートブックを閲覧できるため、誰がいるかだけでなく、それぞれの知識や得意分野を確認することができます。彼らが共有したノートをプレビューし、役に立ちそうな情報を見つけたら、彼らが参加しているノートブックに自分も参加してみましょう。
同僚の知識にアクセス
Evernote Business 2.0 を利用することで探している情報が簡単に見つかり、さらに社内で誰がその分野に詳しいかが分かるようになりました。Evernote 内を検索すると、自分のアカウントからの検索結果に加えて、自分がアクセス可能なビジネスノートブックにあるノートも検索結果に含まれます。
専門知識の発見機能により、Evernote Business は自分が調べているトピックについて詳しい可能性がある人の名前も、検索結果に表示します。自分が知りたいことに関して知識を持っている人を社内で見つけたら、その人の共有ノートブックにワンクリックで簡単にアクセスすることができます。
ビジネス用コンテンツも素早く作成
既にある情報を検索するだけではなく、自分からも社内で共有するための情報を追加したいことがあると思います。Evernote Business ではビジネス用にコンテンツを作成する作業が、とてもスムーズで簡単になりました。新しいノートブックを作成すると、自動的にビジネスノートブックがデフォルトで作成されます。個人のノートブックにビジネス用コンテンツを集めてきた場合は、ワンクリックでビジネスノートブックに変換することが可能です。
共有がさらに高速に
チーム内での共同作業が今までになく楽になりました。自分が共有したコンテンツは同僚にもビジネスノートブックとして表示されるので、重要なコンテンツをより簡単に発見したり、フィードバックをしてもらうことができます。また、同僚を複数のノートブックに同時に招待することが可能になったことで、知識の共有が簡単になっています。各ノートごとに、そのノートが他の誰と共有されているかも一目で分かる仕様になっています。
システム化されたユーザ管理
それぞれの企業・組織で Evernote Business 管理者を担当されている方のためにも新機能を追加しています。 Active Directory や LDAP を使用してユーザアカウントを一元管理している会社は多いと思います。あなたの会社で使用しているディレクトリ管理システムに Evernote Business から接続できるようになり、現在の管理コンソールから直接、Evernote Business アカウントへの招待またはアカウントから削除できます。Evernote Business に完全連携した最初のプロビジョニングパートナーである Okta のようなサービスを利用することで、ほんの数分でこのようなシンプルなユーザ管理が可能になります。
よりスマートに働くために
新しくなった Evernote Business は 10 月 3 日(アメリカ時間)よりサービス提供を予定しており、チーム単位での共同作業と知識の共有がしやすくなるように設計されています。今回のアップデートでは、より簡単に社内にある知識・情報を発見したり、自分からも情報を共有できるようにすることに焦点を置きました。みなさんからのご意見・ご感想をお待ちしております。
※ 本記事は 英語版ブログ記事 の翻訳です。