ユーザのみなさんにとって、自分のノートは単なる「情報」ではなく、自分自身の一部とも言えるのではないでしょうか。Evernote に保管されている膨大な数のノートには、大切なアイデアやプロジェクト、思い出などが含まれているはずです。これらを安全にお預かりすることには、非常に大きな責任が伴います。本日は、内容を見直した Evernote の新しいプライバシーポリシーについてお知らせいたします。2017 年 7 月 3 日から有効になる新プライバシーポリシーでは、弊社のデータ保護に関する 3 原則をそのまま残しながら、Evernote の利用体験を向上させることを可能にします。
- あなたのデータはあなた自身のものです
- あなたのデータは保護されています
- あなたのデータは取り出し可能です
それと同時に、Evernote のプライバシーポリシーをよりシンプルで読みやすくし、自分のコンテンツへのアクセス権限を誰に与えるかはユーザ本人が決められることを明確にしました。また、グローバル企業として、スイス-米国間および EU-米国間におけるプライバシーに関する協定である「Privacy Shield」へ準拠するためにプライバシーポリシーを一部更新しています。
プライバシーポリシーの内容を見直してきたこの数ヶ月間、私たちは「Future of Privacy Forum」や「Center for Democracy and Technology」といったプライバシー分野の専門家と密接に連携しながら作業を進めてきました。また、お客様であるユーザのみなさんからの貴重なご意見もいただいてきました。ご指摘を下さった方々に対しては心からお礼を申し上げます。
私たちは、今回見直したプライバシーポリシーにより、Evernote がお預かりしているノートやデータをどのように取り扱うかについて、より簡単に理解していただけると信じております。ご意見やご感想などがございましたら、引き続き弊社ユーザフォーラムで共有していただけますと幸いです。これからもユーザのみなさんにとって最高の Evernote を作るために努力してまいりますので、よろしくお願い申し上げます。
Evernote CEO
クリス・オニール
※ 本記事は 6 月 8 日に米国で発表した英語版ブログ記事の翻訳です。