使い方と事例

冷蔵庫のカレンダーをデジタル化しよう

家の中心にあるキッチン。家族みんなが飲み物やおやつを探しにやって来る場所です。そのためこれまでは、誰もが目にする冷蔵庫にカレンダーを貼り、家族の重要なスケジュールを共有してきた家庭も多いでしょう。

しかし、デジタル化が進んだ現代では、テクノロジーが私たちの生活にさまざまな変化をもたらしました。カレンダーも例外ではなく、スマートフォンやコンピュータのアプリにとって代わられています。そのなかで、デジタルカレンダーの利便性に気付く人も増えてきました。

2018 年の eCal のアンケート (英語記事) によると、回答者のうち少なくとも 70% の人が日常生活でデジタルカレンダーを使用しています。そしてこの数字は増え続ける一方です。生活のペースが格段速くなった現代では、忙しい家族がお互いのスケジュールを手軽に把握するのに、デジタルカレンダーはぴったりなのです。

デジタルカレンダーに移行するメリット

冷蔵庫のカレンダーの良さは、家族全員が訪れる場所に存在していることです。全員が一日に一度は目にするので、お互いのスケジュールや予定を確実に把握することができます。

一方で、難点となるのが、一か所にしか存在していないことです。出先から確認することができません。20 年前はそれで良かったかも知れませんが、今は生活の様式もペースも代わりました。その点、デジタルカレンダーならどこへでも持ち運ぶことができるので、従来のカレンダーのデメリットを解消できます。

いつでもどこからでもアクセスできる

デジタルカレンダーは、個々のデバイスからアクセスできますが、その情報はクラウド上の一元化された場所に存在しています。ですから、家族全員がいつでも好きなスマートフォンやコンピュータを使って同じ情報にアクセスできます。冷蔵庫のカレンダーと違ってどこからでも見られるので、必要なときにすぐ家族の予定や居場所を確認できます。

大部分のカレンダーアプリはオンラインで同期します。誰かが情報を更新すると、クラウドを介して他の家族にも瞬時に共有されるのです。ですから、急に予定が変わったときもカレンダーを更新するだけで、すぐ家族全員に知らせることが可能です。いったん帰宅してメモを残したり、一人ひとりに電話して知らせる必要はありません。

日々の予定に通知を設定できる

紙のカレンダーでは、重要な予定に通知やリマインダーを設定することはできません。優れたデジタルカレンダーであれば、一般的なデバイスで通知やリマインダーを受け取るように設定できます。通知を設定すれば、商談や診察といった一度限りの重要なイベントだけでなく、忙しさに埋もれてしまいがちな日常的な予定も忘れずにすみます。

コラボレーションがしやすくなる

カレンダーを共有する目的は、家族間のコミュニケーションをスムーズにし、全員がお互いの予定や居場所を正確に把握できるようにすることです。デジタルカレンダーなら、それが簡単に実現できます。家族が協力して何かの計画を立てる必要がある場合、デジタルカレンダーなら全員が空いている時間や日にちがどこにいてもすぐにわかるので、離れていても協力して計画を立てられます。

使いこなしのヒント: Evernote を Google カレンダー と接続して、忙しい毎日を簡単に管理しましょう。予定に関する詳細をノートに記載して、カレンダーの予定にリンクしておけば、必要なときにいつでもさっと確認できます。さらに、Evernote でカレンダーの通知を設定すれば、ノートを開くべきタイミングで通知を受け取ることが可能です。

デジタルカレンダーは万人向けか?

このようにとても便利なデジタルカレンダーですが、電気とインターネットへの接続が必要だというデメリットもあります。そのため、ほとんどの時間を家で過ごす方は、冷蔵庫にポスト・イット® ノートを貼る方が自分に合っていると思うかもしれません。

それでも、デジタルカレンダーのメリットは、従来の紙のカレンダーの利点をはるかに上回ります。どこにでも持ち運んでいつでもアクセスでき、誰もが簡単に使えるので、家族間のコラボレーションやコミュケーションの時間と手間を大幅に削減できます。

使いこなしのヒント: Evernote はEvernote はご利用のすべてのデバイスで使えるので、家族の情報共有にぴったりです。共有したノートやノートブックや全員に同期され、インターネット接続があるかぎり、対応デバイスから簡単に閲覧、編集できます。また、オフラインでアプリを利用して、インターネットに接続した時点で編集内容を同期するということも可能です。

冷蔵庫のカレンダー vs デジタルカレンダー

ご安心ください、どちらか一つに絞らないといけない、ということはありません。デジタルカレンダーへの移行のために、万が一の備えとしてキッチンカレンダーを取っておくことすら諦める必要もありません。むしろ、付箋やカレンダーに直接書き込む前にデジタルカレンダーに書いてチェックしたり、リアルタイムで更新したりといった併用の方法があります。

デジタルカレンダーのメリットを考えると、紙のカレンダーだけに絞ってしまうのは得策ではありません。予定が変わっても自動的に瞬時に共有できるデジタルカレンダーの手軽さは、忙しい現代において大きな価値があります。一度使ってみれば、どれだけの労力と時間が節約できるかきっと実感できるはずです!

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