この記事は NTTドコモによる寄稿です。
NTTドコモ ビジネスプラス Evernote Business
Evernote ユーザーであれば、日常の様々なシーンで、Evernote を頻繁に活用しているのではないでしょうか。マルチデバイス対応で、いつでもどこでもアクセスできるのがとても便利です。普段はスマートフォンや PC から Evernote アプリで利用している方が多いと思いますが、アプリが使えなかったり、Evernote にアクセスできない時には困ります。そのような場合も、あえてアプリを起動したり、Web からログインせずに、データを保存する方法をご紹介します。
メールで保存するメリット
Evernote アプリを起動しなくても、データを保存したいときはありませんか?
例えば、スマートフォンの充電が切れてしまった時や、仕事ではガラケーを使っている方、他社からデバイスを借りている場合など、アプリやブラウザは使えないけれど、メールだけ使える状況であったとき、Evernote の転送用メールアドレスを使えば、データ保存ができます。
転送用メールアドレスは、Evernote にメールを転送してノートとして保存するためのアドレスです。各ユーザに専用のものが割り当てられ、そのアドレス宛にメールを送ると、Evernote に保存されます。(アドレスの確認方法は後ほどご紹介します)
とても便利な機能なので、今まで使ったことがない方もぜひお試しください。
メリット1
ログインしなくても、簡単にノートに保存ができる。
普段使っているメールから送れるので、とても簡単に利用できます。
メリット2
メールの送信トレイに内容が保存されている
アプリでは同期を失敗することもありますが、メールクライアントの送信トレイにデータが残るので安心です。
メリット3
自分の Evernote アカウントに保存されるのと同時に、他人のメールにも送付、共有できる。
Evrenote ユーザーでない家族や、社内の人も宛先に含めれば、同じ情報が送られるので、とてもスムーズに共有ができます。
以下、アドレスの確認方法をご紹介します。
Evernote Web 版の場合
自分のプロフィール写真をクリックし、設定を選択します。「メールの転送先」に表示されているのが Evernote 転送用メールアドレスです。
Evernote iPhone・iPad 版の場合
アプリから「アカウント」タブをタップし、設定 > Evernote 転送用メールアドレスを選択します。
Evernote Android 版の場合
アプリから、画面右上のオプション(3 つの点)アイコンをタップし、設定 > アカウント情報をタップします。下にスクロールすると、転送用メールアドレスが表示されます。
その他デバイスからの確認方法は、以下のヘルプページをご確認ください。
メールを Evernote に保存する方法
便利な使い方
メールが転送されると、 Evernote に新規ノートとして保存されます。通常はデフォルトのノートブックに保存され、メールの件名は、ノートの件名として使用されますが、その件名にプラスのキーワードを追記するだけで、転送されたノートが自動整理されるので、後で編集をする必要もなく、見返す時にとても便利です。
プラスに付け加えるキーワードは以下のとおりです。(キーワードの前に、半角スペースを付け加える必要があります。)
ノートのタイトルを設定
メールの件名を編集してノートの題名を変更
ノートブックに追加
@[ノートブック名] を追加して保存先ノートブックを指定(ノートブックは既存のもの)
リマインダーを設定
![日付] を追加してノートにリマインダーを設定
! のみ追加した場合は、日付を指定しないリマインダーに設定
タグを追加
# [タグ名] を追加してノートにタグを付けて整理(タグは既存のもの)
例えば、ビジネスの場面で、クライアントとイベント企画の打ち合わせをした時に、その内容を自分の Evernote 転送用メールアドレスに転送します。㏄ には、参加できなかったメンバーのメールアドレスを付けて送ると内容を簡単に共有できます。
「議事録」というノートブックに入れて「EN社」というクライアントのタグを付け、次にアクションをする日付でリマインダーを設定します。
例)メールの件名: イベント !2017/07/03 @議事録 # EN社
また、既存のノートに追記したい場合は、件名の最後に、「半角スペース 」と「+」を付け加えると、その件名と同じタイトルの最新ノートにメール本文が追加されますので、後で内容を付け足したい時や、社内のメンバーに内容を付け加えてほしい時にも便利です。
このメール転送機能は、Evernote プラス、Evernote プレミアム 、Evernote Business でご利用いただけます。(Evernote ベーシックでは、 5 通までご利用いただけます。)
プライベートでもビジネスでも、日々の情報をその場で保存できる Evernote Business のお申込みはこちらから。
[in progress]
[https://blog.evernote.com/jp/2017/06/22/56783]