使い方と事例

今年こそ賢くお金を使うために

毎年貯金しようと思うのに、ついつい出費して挫折してしまう方。今年こそは計画的にお金を使いませんか?

何事もそうですが、賢いお金の使い方も習慣のひとつにすぎません。ですから、適切なツールを使い実践を重ねることで、誰でも大きな違いを生み出せます。紙の家計簿や出納張は過去のもはや遺物。コンピュータのスプレッドシートも作成や管理に手間がかかり便利とは言えません。パワフルでユーザフレンドリーなアプリを使って、手軽にお金を管理しましょう。

なぜ予算を立てることが大切なのか?

予算を立てておくと、出費状況を週ベースまたは月ベースで把握できます。また、将来起こりうる予期せぬ支出に備えて、前もって計画を立てておくこともできます。車の修理や家の修繕など、緊急時のために普段からお金を備えておけば、不測の事態が起きた時にも普段の生活に困ることはありません。長期的な視点で予算を立てることで、貯蓄や堅実な投資を行ったり、住宅購入や子どもの養育費の確保といった長期目標も達成しやすくなります。

そのためには、情報の整理と計画が必要です。そして計画通りに実践していくことで、日常生活の一部として習慣化できます。予算を立ててそれを守ることが習慣になれば、(a) お金の使いすぎを防ぎ、(b) 身の丈にあった生活をし、(c) 一生懸命働いて得たお金を必要のないものに使ってしまうのを避けることができます。

使いこなしのヒント: Evernote自己管理テンプレートのひとつである「貯蓄計画」は、個人的な予算を立てるのにぴったり。予算を立てて出費を管理し、問題があれば特定して軌道修正することができます。

予算を立てるときの注意点

典型的な米国の消費者 (英語記事) は、年間 156 回も衝動買いをしていて、毎月平均 450 ドル(約 5 万円)も無計画な買い物をしているそうです。

もちろん予算の内容は一人ひとり異なります。ただ、予算計画においてぶつかる課題の数々は、多くの人に共通しており、実証済みのテクニックを使って簡単に対処することができます。

  • 期限を明確にする。支払い期限を超過してしまう人は実は少なくありません。予算計画の最も基本的な点として、生活にかかる各種料金の支払い期限と、給料日などの収入が入ってくる日をきっちりと把握しましょう。
  • 長期的な目標を設定する。今月どうするかばかりを考えていては、長期的な視点を見失ってしまいます。健全な家計を維持するには、週ベースや月ベースでの出費に対処しつつ、長期的な目標を設定することが大切です。明確な目標がなければ、そもそもなぜその予算を作ったのかを忘れてしまいますし、節約の意欲も続きません。目標を立てる際は、それを達成するための具体的なステップ(たとえば、毎月一定額を貯蓄するなど)も計画に盛り込みましょう。
  • 娯楽に関しても予算も立てる。必要ではないものがどうしても欲しくなることは誰にでもあります。しかし、いつも誘惑に負けていては予算オーバーは免れません。生活必需品以外にも、交際費やジムの会費など、必ず発生する出費は予算に組み込み、別のことに使ってしまわないようにしましょう。
  • 借金はしない。生活が厳しくなると、クレジットカードで簡単に借金を作りがちです。借金は少なければ少ないほど、健全な経済状況を維持することができます。

使いこなしのヒント: 支払いに遅れると信用情報にも傷がつきます。Evernote のタスク機能を使って、公共料金や携帯電話料金などをトラッキングし、毎月期限までに必ず支払えるようにしましょう。

テンプレートで計画を立てる

テンプレートを使えば、一から予算計画を作成する必要はありません。最初は、多くの人が利用している方法を真似して、徐々に自分の生活に合わせてカスタマイズしていきましょう。慣れてくると自分ならではの予算計画が立てられるようになるはずです。

まずは、基本的な構成のテンプレートから始めましょう。使いながら自分のニーズに合わせて項目を追加していくことで、自分に最適の管理ツールを構築することができます。Evernote のテンプレートなら、年間の家計簿から、結婚式や旅行などのビッグイベントの計画まで (英語記事)、あらゆる予算計画に対応できます。

使いこなしのヒント: 貯蓄計画テンプレートを使って、出費や予算を管理し、賢いお金の使い方を身につけましょう。また有料プランをご利用のお客様は、既存のノートから自分だけのテンプレートを作成することもできます。これにより、独自の方法で予算を管理したり、異なる目的の予算を同じ場所で別々に管理したりすることが可能です。

予算を立てて、未来を作る

2022 年は予算を立てて、スマートにお金を使いましょう。学生や新卒のお子さんを持つ親御さんは、この機会にお子さんとも予算の立て方やお金の使い方について話しましょう。お子さんがスマートフォンやラップトップからアクセスできるアプリでお金を管理することは、重要なライフスキルを身につける第一歩となります。予算計画をデジタルで行うことで、自分のニーズに合わせて柔軟に管理することができます。出費をシンプルにトラッキングし、予算と実際の支出を比べ、定期的に計画を見直しましょう。現実的な予算を立てることで、長期的に健全な家計を保ち、自分の望む将来を形成できます。

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