使い方と事例

先生と生徒が学校で共有する Evernote の具体例

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この記事は NTTドコモによる寄稿です。
NTTドコモ ビジネスプラス Evernote Business

文部科学省の調べによると、教員の1日の平均勤務時間は、一般企業よりもやや多い約 10 時間半だそうです。その中で、最も時間をかけているのは、授業や部活動、学校行事など、生徒に直接的にかかわる業務で約 6 時間。残りの 4 時間半はその他の業務に費やしています。生徒と直接かかわる業務を減らさず、勤務時間を短縮したいと考えた時、どの業務を効率よく運用するかが課題になります。

今回は、教員が負担と感じている事務的な業務、そして授業準備、成績処理等の業務を Evernote を使って軽減する例をご紹介いたします。

プリントや課題を Evernote で配布し、手間もコストも削減

授業で生徒へ渡す配布物は、印刷して配るといった作業にも、意外と時間がかかります。事務的なこの業務を効率化するため、共有ノートブックでプリントを生徒へ配るのはいかがでしょうか。

例えば学年やクラス、授業単位でノートブックを作り、教員には編集可能、生徒には閲覧のみの権限で共有します。授業や HR でのプリントをノートブックで共有することで、印刷や配布の手間も省けますし、休んでいる生徒も自宅から閲覧することができます。また、教員同士で授業内容を共有することで、経験のある教員のノウハウを共有することにもなります。コスト面では、インクや紙の経費削減にもなります。

Evernote Business を導入している品川女子学院では、時間割やシラバスをノートブックで共有し、配布物のかわりとしています。詳しくはこちらの事例をご覧ください
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課題の回収も Evernote で。生徒個人の成長も蓄積

生徒へ出した課題の回収や、確認作業にも時間がかかります。生徒個人単位でノートブックを共有して、課題提出や内容チェックをしてみるのはいかがでしょうか。

例えば出席番号と氏名のノートブックを生徒の人数分作成し、教員とその生徒に編集可能権限で共有します。課題はそのノートブックに生徒自ら入れてもらうことで、回収する手間が減ります。教員が課題を確認する時間も、タブレットやスマホでいつでも空いた時間に可能になります。また、提出物が蓄積していくことで、生徒の成長も把握できますので、生徒一人ひとりに目を向けやすくなります。

大阪成蹊女子高等学校では、英語の「聞く、話す」課題に Evernote Busienss を使っています。詳しくはこちらの事例をご覧ください
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Evernote Business を授業に活用したい、という声にお応えして、ドコモでは学校向けのプランをご用意しております。通常価格よりもお安く導入できるので、ぜひこの機会にご検討ください。

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