みなさんが、最後にじっくり仕事に取り組めたのはいつでしたか? 1〜2 時間、腰を据えてプロジェクトに集中できたのは? すぐには思い出せない人も多いかもしれません。
現代社会は、情報や気の散る要素で溢れています。Udemy(オンライン学習サービス)の最近の調査によれば、正社員の 69% が職場で気が散らないようにするのが難しいと答えています。その原因は、ミーティングや電話応対のように大きなものから、複数のアプリを切り替えるといった小さなものまで様々です。
そのため、今オフィスで最も必要とされているのは、シンプルかつ他のアプリとシームレスに連携できるツールだと言われています。
Evernote は他のアプリとの連携で進化します
Evernote は単なるメモアプリではありません。長年にわたり、手間をかけずに仕事や日常を整理し、タスクを管理するアプリとして使用されてきました。使い勝手が良く、自由度も高いので色々な使い方が可能です。また、手書きメモ、タイプしたノート、写真、スキャンした書類、音声ファイル、Web クリップなど、あらゆる形式の情報が保存でき、後から簡単に検索できます。
ここから Evernote がさらに進化していくうえで、他のアプリとシームレスに連携できることが重要になります。カリフォルニア大学アーバイン校の研究によると、人は中断が入った後、元の集中力を取り戻すのに最大 23 分かかるそうです。そこで、Evernote は他のアプリやツールと一緒に使いやすくし、ノイズを減らして本当に大切なことに集中できるようにしています。
最近では、Salesforce および Slack との連携機能をそれぞれ強化しました。どちらも広く定着している人気アプリで、今回の連携によりさらに利便性が向上しています。
Evernote Business + Salesforce
Evernote と Salesforce のパートナーシップから始まった連携機能が強化され、作業や思考を中断することなく両方のツールをシームレスに利用できるようになりました。
- 自分が好きな方法で作業する: Salesforce のデータは高度に構造化されています。一方 Evernote は自由度が高く、好きな形で情報を保存できます。この連携では Salesforce 内から Evernote へアクセスできるので、Salesforce 内の詳細なレコードと、Evernote 内のちょっとしたメモや会話を直接リンクすることが可能です。
- 固定表示して周知する: Evernote でノートを作成し、それを Salesforce のチームメンバー全員に知らせたければ、固定表示機能が便利です。リアルタイムで Salesforce 内に表示されるので、確実に情報を周知できます。そして、これらのノートはレコードの活動履歴にも記録されるため、各営業担当者のパフォーマンスを簡単に確認することができます。
- 相互に同期・検索可能: ノートを作成したのが Evernote でも Salesforce でも、両方のアプリは常に同期されます。もちろん、どちらのアプリからも検索することが可能です。
Evernote Business + Slack
Slack はチーム用のメッセージングアプリとして急成長を遂げました。今では何千、何万という企業で使用されています。メールより簡単にコミュニケーションできるのがその理由でしょう。ファイルを添付したり、トピックごとにチャネルを設定したりすることができる上、メールよりスピーディな返答が期待できるのも魅力です。
その上、Evernote Business と Slack の連携により、さらに詳細かつスムーズなコミュニケーションが可能です。
今回、Slack の新機能「Actions」をフルに活用したことで、コマンドを入力することなく、 Slack 内から直接以下のような操作を行うことができるようになりました。
- 自分用のノートを作成する: Slack での会話中に、そのままメモをとりながら Evernote のノートを作成することができます。このノートは自動的に Evernote で「Slack から自分へのノート」という題名で表示され、後から Evernote アプリで編集したり別の場所へ移動することも可能です。
- Slack の会話を保存する: Slack 内で詳細な情報が共有されたり、意思決定が発生したり、ToDo が話し合われたりすることはよくあるでしょう。こうした会話の内容を Evernote に保存できるようになりました。1 つのメッセージから会話全体まで保存可能です。保存した会話は後から移動したり検索したりできます。
- Evernote のノートを検索&共有: Slack での会話中に、Evernote に保存してある参考情報などを検索し、見つけたノートをそのまま Slack 上で簡単に共有することができます。
進化する Evernote
Evernote は、これからもビジネスソフトウェアとの連携を進めてまいります。お客様が一番大切なことに集中できるようにすることは、Evernote の DNA に刻まれたミッションです。複数のツールやアプリを切り替えて使用し、散らばった情報を整理するのに苦労する日々は終わりにしましょう。Evernote なら「どうやって仕事をすべきか」ではなく「本来の仕事」に集中できます。