使い方と事例

オンラインならでは!ストック型コミュニケーションの実践アイディア 3 選

場所にとらわれず働くことのできるリモートワークですが、チームメンバーが物理的に離れていることでの難しさもあります。その一つが、メンバー同士の「コミュニケーション」ではないでしょうか。
チャットツールや Web 会議ツールを整えても、同じオフィスで仕事をしていたときのような「何気ない会話」や、和気あいあいとした空気感をオンライン上で再現することは、なかなか難しいもの。
もしかしたら、リアルで行われていたコミュニケーションを再現しようとするのではなく、「オンラインにはオンラインでしかできないコミュニケーションの形」を見つけることも、一つの方法かもしれません。
そこで今回は、Evernote を活用した「ストック型のコミュニケーション」のアイデアを 3 つご紹介します。

Evernote で「ちょっとしたブレイク

リアルなコミュニケーションと、オンラインでのコミュニケーションとの違い。それは、コミュニケーションがテキストや画像、音声などの「形ある情報」になっていることです。
これらをチャットや Web 会議でやり取りしても良いのですが、せっかく形になっているのなら、その場かぎりで流してしまうのではなく、Evernote に「ストック」することで、情報をもっと活用しましょう。
例えば、休憩時間のちょっとしたブレイク。かわいい動物の画像を、Evernote のノートブックの共有機能を使って、みんなで一緒に集めてみるのではいかがでしょうか。
Evernote なら、自宅で飼っているペットの画像をスマホで撮影して保存したり、Web クリッパーの機能を使ってインターネット上で見つけた記事やお店の情報を簡単に保存することができます。
情報がストックされていくので、いつでもお気に入りの癒やし画像を眺めることができます。
共有されたノートには、お互いにテキストや画像を追加することも可能なので、感想を残しておくのも面白いかもしれません。

Evernote で「部活動」

会社でサークル活動や部活動をしている方もいらっしゃるかと思います。
リモートワークではリアルな活動を一緒に行うことは難しいですが、Evernote を使って同じ趣味を持つチームメンバーと「オンライン部活動」をしてみるのはいかがでしょうか。
もし、あなたが「野球観戦部」に所属しているのなら、お気に入りの選手の情報や動画などを Evernote に集めてみましょう。
先ほどご紹介した Web クリッパーの機能を使うと、YouTube の動画へのリンクとサムネイル画像、詳細欄の情報、コメントも一緒に保存することができます。

みんなで情報を集めれば、お気に入りチームのオリジナル・データベースが完成。
Evernote に情報をストックしておくことで、新らしく部活動に加わったメンバーも過去の情報を見ることができます。
なお、Evernote で作成するスポーツ観戦ノートにご興味のある方は、ぜひこちらの記事もご参照ください。

Evernote で「社員名鑑」

あなたは、チームメンバーのことをどれくらい知っていますか?
この会社で働くようになった背景や、今の仕事で成し遂げたい目標、その人がどんなパーソナリティを持っているのか。ふだん一緒に働いていても、意外と知らないことも多いのではないでしょうか。
そんなときは、Evernote で「社員名鑑」を作って、お互いに自己紹介をしてみるのがおすすめです。仕事に関する情報だけでなく、プライベートな情報も(可能な範囲で)載せることで、意外な共通点が見つかるかも。

カスタムテンプレートの機能を使ってあらかじめ質問項目を作っておけば、回答する方も敷居が下がって、書き込みやすくなります。(カスタムテンプレートの機能は、有料版の Evernote をお使いの方向けの機能になります。)
リモートワークでは顔が見えないからこそ、お互いのことをよりよく知っていた方が、仕事のコミュニケーションがスムーズになります。

新しくリモートワークを始めるとき、どうしても「今までやっていたことを、オンライン上でどう再現するか」に注目してしまいがちです。
リアルなオフィスでのコミュニケーションを、すべてオンライン上で再現することは難しいかもしれません。しかし、オンラインのコミュニケーションには「オンラインにしかない良さ」があります。
考え方を変えて、「リモートワークになったからこそ、できること」のアイデアを考えてみと、新しい発見があるかもしれません。
オンラインでのコミュニケーションに、ぜひ Evernote をご活用ください。

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