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Evernote で未来の自分に「ラク」をプレゼントする

この記事は株式会社タスクによる寄稿です。 株式会社タスクの福岡雅則と申します。北陸地方で Evernote Business をはじめとしたクラウドサービスの導入のお手伝いをさせていただいております。 仕事で Evernote を使うようになってから気がついたのは、「使えば使うほど『使える』道具になっていく」ということです。特に定期的に開催する行事やイベントの準備作業には、Evernote が最適だと思います。 調べた内容を Evernote にまとめる イベントの会場と日程を決めるのは骨の折れる仕事ですよね。例えばセミナーを開く場合、空室状況、定員、費用、設備などを片っ端から調べ、目的に合った会議室を探さなければなりません。一度ならともかく定期的に開催する場合、毎度調べ直すのは面倒だし、もし担当者が変わった場合はまたイチから調べ直しになることも。そんなムダを極力なくすために、Evernote が役に立ちます。 調べた内容はとりあえずノートに書いていきます。施設名、定員、部屋の広さ、料金、予約方法、連絡先など、簡単に表形式でまとめられるから便利。施設サイトへのリンクを貼っておけば、ワンクリックでアクセスできます。 このように一度会場の情報を Evernote に蓄えてしまえば、次回から会場探しは劇的にラクになります。 日程調整はカレンダーテンプレートで 日程を決める場合、会場の空き状況だけでなく、講師やスタッフのスケジュールとの兼ね合いや、特定の日や曜日は外すなど、いろんな要素を踏まえての判断が必要です。ところが、会場の空き状況はネットにあり、講師の希望日はメールで届き、スタッフのスケジュールはグループウェアにあるなど、情報が分散していてまとめきれません。そんな時に Evernote のカレンダーテンプレートを使います。 各種テンプレートは Evernote 日本語版ブログ・Evernote ヘルプ&参考情報から無料で入手できます。 カレンダーテンプレートのダウンロードページはこちら 決して高機能ではありませんが、手書きの手帳感覚でシンプルかつ自由に書けるのが便利。例えばスタッフの都合のいい日に「○」印を、都合の悪い日に「×」印を書き、会場の空き状況をメモ程度で書いていくだけで、とても見やすい形で日程調整できます。 下見の記録も申込用紙も Evernote へ 会場の下見でも Evernote が活躍します。 全体の様子のほか、音響や照明の設備、電源の場所、出入口や通路など、できるだけ多く写真に撮って Evernote へ。スマートフォンアプリを使えば撮った写真をワンタップでまとめて一つのノートに添付できるので大変便利です。 コメントはノート本文に書くだけでなく、「注釈機能」を使って写真に直接書き込み、誰が見ても分かるようにしておきます。そうすれば、本番の日はスタッフ各自がスマートフォンで写真を確認しながらスムーズに準備が進められ、ミスを防げます。また、次のイベントの時に同じ会場が候補に挙がったとき、もう下見に行く必要はありませんよね。 必要事項を記入した申込用紙をその場でアプリで撮影して Evernote に取り込んでおけば、これ以上ない「サンプル」のできあがり。申込内容をいつでも確認できるだけでなく、次に同じ会場を使う場合に誰でもすぐに申込用紙を記入することができます。 一番大事!反省点もしっかり Evernote に記録 イベントが終わった後は現地で反省会を行います。スタッフ全員が、その日の良かった点や改善すべき点などを出し合い、ホワイトボードに書いていきます。 ホワイトボードの内容は紙に書き写すのではなく、アプリで撮影して Evernote に保存。瞬時に記録できるだけでなく、後から検索して反省会の内容を素早く手元に引き出せます。これなら反省会が名ばかりのものに終わらず、次のイベントでフルに活かすことができます。 最後に目次で関連ノートを束ねる さて、ここまででイベントの準備や運営に関する様々な情報を Evernote に保存してきました。会場のデータや写真、提出書類、反省点など、イベント運営のノウハウが詰まった沢山のノートができました。 ところで本には必ず目次があって、目的のページに素早く導いてくれますが、Evernote も簡単に目次を作ることができ、素早く目的のノートにジャンプして詳細を確認できます。目次ノートがあれば他の人との情報共有が格段にスムーズになります。 使えば使うほど「使える」道具に ここまでの話を聞いて「なんでそこまで Evernote を使うの?」と思うかもしれませんが、Evernote は使えば使うほど「使える」道具に成長してくれるのです。次に同じようなイベントを企画する場合、前回のイベントのノートを検索でサっと引き出せます。もうイチから会場を探したり調べたりする必要はなく予約もカンタン。下見の写真を見れば会場の長所短所が分かり、一度使った施設なら申込用紙の書き方も分かります。全てのノウハウが Evernote に分かりやすい形で詰まっているのです。 そして何より、Evernote Business なら、全てのノートが会社の財産として蓄えられ、会社の仲間と共有できます。もう誰が担当者になったとしても、「このノートを見ておいて!」と目次ノートの在り処さえ教えてあげれば引き継ぎはほぼ完了。安心して仕事を任せられます。 このように、Evernote は使えば使うほど様々なノウハウが蓄積されていき、次に活かせるようになります。最初は少しだけ苦労するかもしれません。けれど必ずこの先の自分の仕事がラクになるのです。 未来の自分に「ラク」をプレゼントするために、何はともあれ新しいノートを一つ作ってみませんか?

展示会、イベント準備の作業効率をアップする Evernote 活用法

毎年春と秋は、展示会が多く開催される季節。特に、企業向けに製品・サービスを提供している B to B の企業にとっては、この時期に集中してリソースを割くというところも多いのではないでしょうか。特に、展示会を取り仕切る部門の方々は、山のような ToDo をこなしつつ突発的な作業にも対応しなければならず、忙しさはピークに。 1 つ 1 つの作業をミスなくこなし、展示会を成功に導くために、できるだけ作業の手間は減らしたいもの。そこで今回は、Evernote Business を使って効率よく展示会の準備を行う方法をご紹介したいと思います。 書類も議事録も、必要な情報は Evernote Business に集約 展示会への出展が決まったら、まずはチームメンバーで共有する共通のノートブックを作成します。ここに、展示会への出展に関するさまざまな情報を集約していきますので、チームメンバーとも意識合わせをしておきましょう。 ノートブックを共有する方法についてはこちら まずは、ミーティングの議事録。展示会の準備を進めるにあたって、社内外の人と何度もミーティングをすると思います。Evernote ならミーティングをしながら議事録が書け、終わったらそのノートを簡単に共有。まとめ直して、書類をメールに添付して…という作業はいりません。しかも、社外の人など相手が Evernote Business のアカウントを持っていない場合でも、ノートに固有の「共有リンク」を教えることで、相手はいつでもノートの最新版が閲覧できます。 ノートを共有するさまざまな方法についてはこちら 次に、さまざまな書類。展示会への出展申込書からレンタル品・電気供給・インターネット回線の申請書など、提出しなくてはいけない書類はたくさんあると思います。原本は取っておくとしても、いざという時サッと確認するためには、やはりデジタル化しておきたいもの。そこで、スマートフォンの Evernote で書類を撮影。画像内の文字も検索できるので、必要なときは検索ですぐに見つけることができます。 制作物のチェックは PDF に直接描き込むことで素早く、正確に 来場者に配布するパンフレットやチラシ、ブースに掲示するパネルなど、展示会に欠かせないのは制作物。多くの場合、社外のデザイン会社、広告代理店などとのやり取りを重ねて、作り上げていくと思います。この制作物のチェック、みなさんはどうやっているでしょうか?もし、「メールの文章だけで伝えている」「プリントアウトしたものに赤入れし、スキャンしたものをメールで送っている」という方は、Evernote を使うことで、もっと正確に、手間なく伝えることができます。 「この部分とこの部分を入れ替えて」「このイラストをもう少し大きく」といったことを、PDF や図形に直接描き込み。テキストだけでなく、矢印や直線、図形なども使って視覚的に伝えられるので、作業の手戻りが少なくなるはず。修正後は、相手にそのままノートを共有すれば、指示出し完了です。 また、展示会では会社のロゴ入りのノベルティを配るというところも多いでしょう。Web サイトやカタログなどをざっと見て、良さそうなものはノートブックにどんどん溜めていくのがおすすめ。ウェブページは Web クリッパーを使うと、ワンクリックで保存できます。このウェブクリッパーは、展示会後の打ち上げのお店候補を探すのにも便利な機能です。 「ここを見れば安心」というノートで事前準備を万全に 準備が終盤に差し掛かると、「ブースデザインの最終版はどれだっけ?」「打ち上げのお店はどこだっけ?」など、社内から質問を受けることも多くなると思います。また、自分自身もどこに何の情報があるのかが一目で分かった方が、作業効率が上がるはず。そこで、大切な情報がまとまった「ここを見れば安心」というノートを作ることをおすすめします。 Evernote のノートには、このようにテキスト、リンク、Office ファイル、画像などを一つのノートに見やすくまとめておくことが可能。 また、ノート間がつながるノートリンクを使えば、一瞬で別のノートに移動できます。この機能を利用することで、このようにまとめノートをスッキリと見せることができます。 上記 2 つのノートは同じまとめノートですが、ノートリンクを使うか、使わないかでレイアウトが大きく異なってきます。お好みに応じて使い分けてみてください。このまとめノートを関係者と共有しておくと、「最新情報はここを見ればいい」という場所ができ、安心してそれぞれの作業を進めることができます。 展示会、イベント準備で大切なのは、コンテンツ作りや集客などの部分。この部分にリソースを投入できるよう、情報の保存・検索・共有には Evernote Business をうまく活用してみてください。

お花見も Evernote で効率化?

この記事は NTTドコモによる寄稿です。 NTTドコモ ビジネスプラス Evernote Business 新年度、イベントが重なる時期です。イベント開催までに必要な事前準備として、場所を探したり、メンバーを招集したりと、やることが色々とでてきます。 それとは別に、他の行事も重なったりと、一年の中で多忙な時期ではないでしょうか。できるだけ簡単に取りまとめたい!そんな時は Evernote にまとめてはいかがでしょうか。 ひとつのノートブックに情報をまとめる お花見会を開催することになった場合、事前準備として必要なことを、ひとつのノートブック、例えば”イベント”というノートブックにまとめます。 ノートブックの中には、当日までに必要となる情報を入れていくことで、頭の整理にもなります。 下記のようなノートを作り、ノートブックに入れていきます。 お花見持ち物チェックリスト 当日までにやることをまとめます。チェックボックスをつけると、より把握しやすくなります。 参加者への案内文 案内文は、スマートフォンで作成すると絵文字入力も可能なので、オリジナルのものが出来ます。人が多く集まるところへ集合する場合、地図とともに詳細を書き込むことで、一目でわかりやすくなります。 イベント案内文を公開リンクで周知する 事前に準備した情報が完成したら、イベント開催の案内文を参加者に公開リンクで共有します。公開リンクを使うと、Evernote を利用していない人も閲覧することが可能です。SNS にリンクの URL だけを送ると、案内文の中身を確認することができます。 また、案内文の中の出欠確認では、Google フォームを使うことで、スプレッドシートとの連携もできて、参加者の集計に便利です。 スプレッドシートは、Evernote と Google ドライブの連携で簡単にノートに貼り付ける事ができます。 このようにプライベートや、ビジネスで起こるイベントの取りまとめ、集計には Evernote と Google ドライブを連携させ、ひとつのノートにまとめみてはいかがでしょうか。とても効率的に準備をすすめることができます。 プライベートでもビジネスでも、情報を一箇所にまとめ、共有するのが簡単になる Evernote Business のお申込みはこちらから。

イベント準備から終了後の打ち上げまで、Evernote を使った仕事の進め方

この記事は NTTドコモによる寄稿です。 NTTドコモ ビジネスプラス Evernote Business 他のクラウドストレージと比較されることの多い Evernote。仕事で使うと、どんなメリットがあるでしょうか? ファイルをフォルダで整理する通常のストレージと違い、一つのノートに複数のファイルを添付できたり、ノートリンクや目次ノートを作ることができる Evernote は、様々な情報を一ヶ所にまとめ、つながりを持たせることができます。例えばプロジェクトに関連する情報を Evernote でまとめれば、全体像がわかりやすくなり、ミーティングを少なくすることも可能です。どんな情報を Evernote に入れると良いか、一例として先日の Evernote セミナー準備に使ったノートブックの中身を、順を追ってご紹介いたします。 ノートブックを共有し、アイデアベースから始める 最初に、プロジェクトのノートブックを作ります。今回は Evernote のセミナーなので、ノートブックの名前は「Evernote セミナー東京 20160717」としておきました。そして、まずは簡単にアイデアベースからのノートを書き始め、ノートブックを主要メンバーへ共有します。ちなみに個人向けの Evernote でもノートブックの共有は可能ですが、タグを追加できるのはノートブックのオーナーだけなど、使い方に制限があります。Evernote Business のビジネスノートブックでは、編集権限のあるメンバーなら自由にタグも追加可能ですし、管理コンソールで権限設定できるので安心です。 プロジェクトに必要な情報を集める 共有したノートブックに、まずは必要な情報を集めます。例えば、会場を撮った写真に注釈機能で描き込みをしておくなど、他のメンバーが内容を見て理解できるようにノートを作成します。 ■作成したノート セミナー募集ページの Web クリップ 会場の地図 フロアの図面、会場を撮った写真 事前準備のタスクリストとコンテンツを作る 必要な情報が集まってきたら、やるべきことが見えてきますので、タスクリストを作成します。あわせてイベントでは重要なタイムテーブル、それからコンテンツの概要も作成します。すでにメンバーには共有していますので、自分では忘れていたタスクなどがあったら追記してもらいます。 ■作成したノート タスクリスト 当日の準備品 タイムテーブル コンテンツ(パネルディスカッションの案など) 当日のシナリオとフローなどを作成する イベント当日の動きがスムーズに進むように、できるかぎりシミュレーションをして、あらかじめ何をすべきかをノートに書き出しておきます。司会のスクリプトなども決めておきましょう。また、当日会場に貼りだしておくサインも入れておきます。 ■作成したノート 受付のフロー 司会のスクリプト 会場案内サイン ノートリンクを使ってメンバーの役割分担をする さて、ここまでノートができたら、役割分担をします。メンバーを役割ごとにチーム分けし、ノートリンクを使って、見てほしいノートをリンクしておきます。こうしておけば、誰が何をすべきなのかが理解できます。さらに余力があれば、セミナー後の打ち上げのお店を予約して、打ち上げ参加者リストを作っておくのもいいかもしれません。 ■作成したノート メンバーとタスク割り振り 打ち上げの場所とメンバー 目次ノートで情報を整理し、あとで使える情報に 最後に、すべてのノートをまとめた目次ノートを作成します。単純に並べるとわかりにくいので、小見出しをつけて分けておきます。目次ノートを作ることで、あとあと何が必要だったか、だれがどんな役割分担だったかがわかります。目次ノートを目立たせる工夫として、変更日を未来にしておくと一番上に来るので見やすくなります。 以上、いかがでしたでしょうか? このような情報をノートブックに入れて共有することで、今回のセミナーでは事前打合せを一回もせずに滞り無く進みました。普段の業務でも、他の人が見て理解できるようにメモをとり、必要なファイルや情報を Evernote にまとめることで、情報がわかりやすくなりミーティングが減らせると思います。ぜひお試しください。 ドコモは Evernote と共催でこのようなセミナーを定期的に実施しております。Evernote Business の良さを知りたい、という方にぜひおすすめです。まずはスモールスタートから始めたい、という方は、Evernote の Web もしくは NTTドコモのビジネスプラスからお申し込み可能です。ビジネスプラスでは 1 アカウントからの請求書払いにも対応していますので、クレジットカードがなくてもお手続き可能。ぜひ

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「本当のデザインとは、想像できないことを現実にしていくこと」――Evernote 本社で働くデザイナー中島大土ランツが語るデザインの未来

11 月 14 日、Apple Store 銀座にて、Evernote 本社でAI(Augmented Intelligence)デザイナーとして働く中島大土ランツがプレゼンテーションを行いました。「シリコンバレーで働く日本人デザイナーが語る、これからのデザインとものづくり」として題したイベントの模様をレポートします。 中島大土ランツは、シアトルに生まれ育ち、シラキュース大学でプロダクトデザインと機械工学を専攻。その後、上智大学に留学し、Apple Store 銀座で Mac Genius として働きました。2008 年からはクパチーノの Apple 本社でデザイナーとして勤務し、iPod のインターフェースデザインなどを担当。「新しい挑戦がしたい」という思いから、2013 年 8 月に Apple を離れて、Evernote に入社しました。 コンピュータは人間のパートナーであるべき Evernote ではプロダクトデザインを手がけていた中島でしたが、最近になって Evernote で「面白いチャレンジ」ができるようになったといいます。 それは、「A.I.」。日本語でいうと、人工知能です。 「人工知能の生みの親と言われているアラン・チューリングが考案したチューリング・テストという判定テストがあります。簡単にいうと、人間が会話した相手が人間だったのか、それともコンピュータだったのかを当てるというものです。何百人という人数がこのテストを行うのですが、そのうち 30% 以上がコンピュータを人間と思えば(勘違いすれば)“合格” となります。1950 年代にアラン・チューリングが書いた論文に出てくるテストなのですが、4 ヶ月ほど前に初めて “合格” となったコンピュータが登場しました。これはすごいことだとは思いますが、しかし僕は何かが違うのではないかと感じています。コンピュータは人間の代わりにならないといけないのでしょうか?」 そこで中島が例に挙げたのは、かつて IBM のコンピュータとチェスで対戦し、敗れたガルリ・カスパロフ氏の例です。 「2005 年、カスパロフ氏は『アドバンスチェス』という新たなチェスゲームを考案しました。これは人間とコンピュータがひとつのチームになって対戦するというルールで、とても面白いのです。コンピュータは目の前のデータを計算して、もっとも良いと考えた動きを提示します。それをもとにして、人間が判断を下す。このチームワークにより、平均的なプレーヤがコンピュータより強くなることもありますし、場合によっては、世界クラスのプレーヤーよりも強くなる場合さえあります。何が言いたいのかというと、コンピュータは人間の代わりではなく、パートナーであるべきなのです。それこそが、Evernote が目指す A.I.です」 Evernote が考える「A.I.の 3 原則」 人間の代わりではなく、人間ができることの範囲を拡張していくこと。Evernote は A.I.はそのようにあるべきととらえており、A.I = Artificial Intelligence(人工知能)ではなく「Augmented Intelligence(拡張知能)」と表現しています。しかし、一方で A.I.の進化を懸念する声もあると中島は言います。 「『ターミネーターに出てくるスカイネットのように、A.I.が勝手に判断してしまうようになるんじゃないか』といった意見も聞かれます。それもわかります。Evernote はそれも理解していますし、ユーザーのプライバシーがもっとも大事なのだと思っています」 そこで、Evernote は新たに、A.I.の 3 原則を設定しました。 1)A.I.はユーザーの仕事をより良くするものである 2)A.I.の中心はデザインである 3)A.I.はユーザーの利益のためにあり、会社のためではない ここで注意すべきは、「デザイン」という言葉です。デザインというと一般的にはビジュアルデザインを思い浮かべますが、中島は「デザインとはビジュアルだけでなく、その情報をどういうときに、どうやって、どう見せるかという設計のこと」だと説明します。これは、Evernote が最近発表した「コンテキスト」機能に大きく関わることでもあります。 「コンテキストは、ユーザーのノートの内容に関連するノートや、LinkedIn の人物情報、ニュース記事などを表示する機能です。もしかすると、私たちがユーザーのノートの内容を見ているのかと思うかもしれませんが、それは違います。何について書いているかを分析していることはありませんし、アルゴリズムを改善するためにそれを使ったりすることはありません。」

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「仕事は人生のほんの一部」――トリンプ元社長・吉越浩一郎氏が「Evernote Work Day」で講演

11 月 10 日、渋谷ヒカリエにて Evernote 主催のイベント「Evernote Work Day」を開催しました。本イベントは「Evernote と実現する新しいはたらき方」をテーマにしており、記者会見、ビジネスセミナー、ユーザーミートアップの 3 部構成で進行。新たな取り組みについての発表や、ゲストの方をお招きしての講演の他、パネルディスカッションなども行いました。 本記事では、第 2 部「ビジネスセミナー」の模様をレポートします。 Evernote Business で働き方を変革する 第 2 部のビジネスセミナーでは、Evernote Business を担当している積田が登壇。これまでに Evernote Business を導入いただいた企業の事例を挙げながら、具体的に業務の何が改善したのかをデモを交えて紹介しました。 通所介護・居宅事業を行う株式会社航和では、Evernote Business 導入前、社内のファイルサーバでファイルを共有しており、利用者の家族と情報の共有がやりにくい環境にありました。そこで Evernote Business を導入した結果、利用者のリハビリの改善の記録などを Evernote に記録し、家族や利用者と共有できるようになったといいます。 防災システムを手がける能美防災株式会社では、特許部門で Evernote Business を導入いただいています。導入後には、これまでバラバラになっていた特許に関わるデータを一元管理できるようになり、横断的に検索・活用が可能になったのだとか。 さらに、担当者がノートを見たかどうかを判断するワークフローをタグを使って構築している点もユニークです。やり方は、ノートに見てほしい担当者の名前を入れるだけ。この内容をドラッグ&ドロップしてそのまま名前タグを生成し、閲覧した人は「既読」のサインとして自分の名前をタグを消していくというやり方です。 バイク用品の製造・小売の株式会社クシタニでは、全国に 40 店舗以上あるお店で効率よく情報共有ができるツールが欲しいということから、Evernote Business を導入いただきました。 これまでは店舗に商品をどう並べるかなどの指示を、毎回紙で印刷し、全国の店舗に送っていたというクシタニ。それが、Evernote Business 導入後には遠隔地であっても、Evernote と iPad を使って指示することができるようになり、業務の効率がグッと上がったそうです。 日本経済新聞との提携 事例の紹介後には、今回資本・業務提携を発表させていただいた日本経済新聞社のデジタル編成局 編成部 次長・重森泰平氏にご登壇いただきました。 重森氏は、日本経済新聞について「日経新聞電子版は、毎日新書 3 冊分の情報を出しています。しかし、その情報が必要な人に届いているのでしょうか」と問題提起。「日経新聞と Evernote の連携では、ユーザが作成するノートの内容に応じて、それに関連が深い日経電子版の記事が編集中のノートの下に表示されます」と、連携内容を説明しました。最新ニュースが次々に配信されるのとは違い、ユーザが作成中のノート、進行中の仕事に関わりが深い記事のみが表示されます。重森氏は「日経新聞と Evernote が連携することで、使っている人の文脈に応じて、最適なタイミングで必要な記事を届けられると思います」と述べました。 ※ 日経と Evernote の連携は、2015 年初頭に提供開始を予定しています。 吉越浩一郎氏「勝てる会社の方程式」 第 2 部の後半には、トリンプ・インターナショナル(以下 トリンプ社)の元社長・吉越浩一郎氏が登壇。「勝てる会社の方程式」と題した講演を行いました。

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EC4(Evernote カンファレンス)レポート

年に一度の Evernote カンファレンス(EC)。4 回目となる今年は会場をフォート・メイソン・センターに移し、「EC4」として 10 月 2 日・3 日の 2 日にわたって開催しました。 今年もたくさんの発表をしましたが、一気に振り返ってみたいと思います。 あなたのワークスペース CEO フィル・リービンは初日の基調講演で、メタファー問題について触れました。つまり、パーソナルコンピューティングの登場時になぞらえたファイルやドキュメント、スライドといったもの自体の存在感が薄れ、そのためオフィスにおける生産性が当時からほとんど進化していない、という問題です。 Evernote は「書く」「集める」「見つける」「発表する」という、私たちが毎日行う 4 つのアクションを行えるワークスペースです。Evernote を使えば、複数のアプリケーションを交互に切り替えたりせずに、すべての作業がひとつのワークスペースで完結します。 私たちの役割は、ワークスペースを提供するだけではなく、仕事の質を向上させ、ユーザの成功に貢献することにあると思っています。 もっと詳しく » Evernote Market アップデート 昨年オープンした Evernote Market は、1 年の間に 1,200 万ドルの売り上げを記録しました。 Moleskine ノートブックは発売以来 50万冊が販売され、「書く」こと、そして物理的なノートブックを愛する人たちが Evernote のユーザーにたくさんいることが証明されました。そこで、アナログの良さとデジタルの良さを融合した Moleskine ノートブックの最新作「Evernote Moleskine プランナー」を発表しました。1 年分のスケジュール、メモを記録できるこのウィークリーダイアリーには、 3 ヶ月分の Evernote プレミアムも付いてきます。 また、先日発表した Pfeiffer Collection に、ラップトップ、タブレット、ディスプレイモニター用のスタンドを追加します。 Pfeiffer Collection 第 2 弾を Evernote Market で見る » Evernote Moleskine プランナーの日本での発売日は、近くこのブログにてお知らせします。 Evernote Web 版 全く新しくデザインし直した Evernote Web 版は、シンプルなレイアウトで「書く」体験を素晴らしいものにします。作業を始めると、周りのインターフェイスが消えて自分が閲覧しているコンテンツにフォーカスでき、必要な時のみ、ツールが現れます。すっきりとしたサイドバーデザインで、ナビゲーションも簡単です。検索中も「見つける」ことにより集中できます。

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Evernote は誰がどのように管理しているのか——「信頼できるクラウドサービスの条件」とは。

7 月 11・12 日の 2 日間にわたり「Evernote Days 2014 Tokyo」をお台場の日本科学未来館で開催しました。Evernote が日本で開催するイベントとしては過去最大規模。各業界の第一線で活躍する多彩なゲストやスピーカーを迎えて、「記憶の未来」をテーマにさまざまなセッションが行われました。 これまでに以下のセッションをレポートしてきました。 脳科学者・茂木健一郎氏が語る「イノベーションの起こし方」 投資の世界で勝ち残るにはどうすればいいのか——投資家・藤野英人氏が語る記憶の未来とは ライフハッカー、ハフィントン・ポスト、WIREDの現役編集長が語ったウェブメディアの現状と将来 写真で振り返る Evernote Days アンバサダーセッション 東大寺が1200年の歴史で受け継いできたものとは——東大寺住職・森本公穣氏が語る「記憶の未来」 「未来へと記憶を伝えるために大切なのはビジョンを持つこと」——MIT メディアラボ副所長 石井裕 氏が語る記憶の未来 デジタルレシピ研究家・花岡貴子さんと声優のほたかけるさんが、女性にオススメの Evernote 活用法を伝授 Evernote はなぜ「モノ」を売り始めたのか。井上ジェネラル・マネジャーが語る、Evernote の未来。 「Evernote Business」の導入で、au損保がコストを大幅削減できた理由とは。 今回は、Evernote・佐藤真治、アイレット株式会社・後藤和貴 氏、Evernote・井上健によるセッション「信頼できるクラウドサービスの条件」をレポートします。 (左から)Evernote・佐藤真治、アイレット株式会社・後藤和貴 氏、Evernote・井上健 アイレット株式会社は、Web システムの開発や構築などを行っている企業で、特にアマゾン ウェブ サービス(AWS)の導入設計・運用・保守をトータルでサポートするクラウド運用に定評があります。 そんなクラウドサービスのプロフェッショナルである後藤さんは、「信頼できるクラウドサービスの条件」をどう見ているのでしょうか。 セッションはまず、日本企業にとったアンケート「クラウドサービスを使わない理由」の一覧からスタートしました。 クラウドサービスを使わない理由の1位は「必要がない」 それによると、クラウドサービスを使わない理由の 1 位は「必要がない」(41.2%)、そして 2 位:「情報漏洩などセキュリティに不安がある」(34.0%)、3 位:「クラウド導入に伴う既存システムの改修コストが大きい」(22.6%)と続きます。 後藤さんは、この結果から「アメリカに比べて日本はクラウドサービスを使ったことがある企業がまだ少ない。その分まだ伸びしろがあるので、アイレットもクラウドを扱っている」とクラウドサービスの展望を語ります。 一方で、Evernote 米国本社に勤務する佐藤は、「1 位の『必要がない』は面白い。必要がないのは理由ではなく、他に導入しない理由があるはず。だけど、それが特定できない、よくわからないということがあるから、必要ないという答えになるのでは」と分析。「クラウドサービスを導入することで、どれくらいのメリットがあるのか。日本では好まれないかもしれないが、お金に換算するとどれくらい節約できるのか、時間を節約できるのかまで、具体的に落としこんでいないのではないか」と述べています。 これに対して井上は、「まだまだクラウドに対する理解も進んでいないのではないか。経営陣の経営思想があまり戦略的ではなく、ガードしておけば余計な仕事が増えないと考えているのでは」とコメント。日本企業がクラウドサービスを敬遠しがちな理由について議論を行いました。 100%安全なものはない。重要なのはリカバリー方法を考えておくこと。 佐藤は「セキュリティに対する不安も大きい」といいます。 「クラウドサービスは安全なのかと問われれば、100% 安全なものなんて世の中にはない。どんなシステムでもそうで、そうなったときどうするか、リカバリー方法を考えておくことが重要」(佐藤) この意見に「それは Amazon も同じ」だと、後藤さんも同意しています。 「世界の 11 箇所にデータセンターがあり、そこにサーバを置くことはできる。片方が落ちても片方が動いて、データのバックアップができるようになっている。壊れるかもしれないけど、壊れたときの設計をきちんとしている」(後藤さん) セキュリティに関しては、結局のところ、安全性と利便性、コストの面でバランスをとっていくことになると 3 名は口をそろえていいます。「自動車や飛行機はまさにそうで、安全性と利便性のバランスをとっている」(佐藤) ディスカッションの話題は、先日起きたベネッセの情報流出の話にも及びました。 佐藤は、「ベネッセの問題は人だった。セキュリティの問題ではあるが、クラウドとは無関係。クラウドを使おうが使わまいが問題はある。ベネッセの対策が不十分だった部分はあったのでは」と述べ、さらに「(情報流出には)気づかない人も多い。優秀なハッカーであればあるほど証拠は残さない」とコメントしています。 Evernote がユーザに確約した「データ保護の三原則」

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「Evernote Business」の導入で、au損保がコストを大幅削減できた理由とは。

7 月 11・12 日の 2 日間にわたり「Evernote Days 2014 Tokyo」をお台場の日本科学未来館で開催しました。Evernote が日本で開催するイベントとしては過去最大規模。各業界の第一線で活躍する多彩なゲストやスピーカーを迎えて、「記憶の未来」をテーマにさまざまなセッションが行われました。 これまでに以下のセッションをレポートしてきました。 脳科学者・茂木健一郎氏が語る「イノベーションの起こし方」 投資の世界で勝ち残るにはどうすればいいのか——投資家・藤野英人氏が語る記憶の未来とは ライフハッカー、ハフィントン・ポスト、WIREDの現役編集長が語ったウェブメディアの現状と将来 写真で振り返る Evernote Days アンバサダーセッション 東大寺が1200年の歴史で受け継いできたものとは——東大寺住職・森本公穣氏が語る「記憶の未来」 「未来へと記憶を伝えるために大切なのはビジョンを持つこと」——MIT メディアラボ副所長 石井裕 氏が語る記憶の未来 デジタルレシピ研究家・花岡貴子さんと声優のほたかけるさんが、女性にオススメの Evernote 活用法を伝授 Evernote はなぜ「モノ」を売り始めたのか。井上ジェネラル・マネジャーが語る、Evernote の未来。 今回は Evernote 積田英明と、au損害保険株式会社 柳保幸 氏によるセッション「Evernote Business が作る新しいワークスペース – au損保に見る業務革新の条件」をレポートします。 「蓄積」「発見」「協力」「伝達」が Evernote の4つの軸 まずセッションに登壇したのは、Evernote の積田英明。自身も Evernote ユーザとして、仕事で気になったアイデアや提案書、プライベートの様々な情報を蓄積しているという積田は、Evernote を 4 つの軸に分けて解説します。 ・蓄積(知識・情報を蓄積) ・発見(強力な検索機能) ・協力(ノートブックの共有) ・伝達(プレゼンテーションモード) この 4 項目こそが、仕事を効率的に進める上で Evernote が重要なツールとなる理由だと積田は語ります。 「社内の打ち合わせなのに、Keynote や PowerPoint で資料を作成したりしていませんか? そうした時間を有効活用するために、Evernote では蓄積した情報を美しく表示することを可能にしています」 そうした「仕事における Evernote」をさらに推し進めたものが、Evernote Business です。個人のアカウントをそのまま利用できる Evernote Business は、現在 1

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デジタルレシピ研究家・花岡貴子さんと声優のほたかけるさんが、女性にオススメの Evernote 活用法を伝授

7 月 11・12 日の 2 日間にわたり「Evernote Days 2014 Tokyo」をお台場の日本科学未来館で開催しました。Evernote が日本で開催するイベントとしては過去最大規模。各業界の第一線で活躍する多彩なゲストやスピーカーを迎えて、「記憶の未来」をテーマにさまざまなセッションが行われました。 これまでに以下のセッションをレポートしてきました。 脳科学者・茂木健一郎氏が語る「イノベーションの起こし方」 投資の世界で勝ち残るにはどうすればいいのか——投資家・藤野英人氏が語る記憶の未来とは ライフハッカー、ハフィントン・ポスト、WIREDの現役編集長が語ったウェブメディアの現状と将来 写真で振り返る Evernote Days アンバサダーセッション 東大寺が1200年の歴史で受け継いできたものとは——東大寺住職・森本公穣氏が語る「記憶の未来」 「未来へと記憶を伝えるために大切なのはビジョンを持つこと」——MIT メディアラボ副所長 石井裕 氏が語る記憶の未来 今回はその中から、Days 2 に行われた Evernote 女史会の模様をレポートします。 日本の Evernote ユーザ女性比率は 20% 弱 Evernote 女史会は、そのセッション名の通り、3 名の女性 Evernote ユーザによる対談企画。デジタルレシピ研究家の花岡貴子 氏と声優のほたかける 氏、そして Evernote マーケティングの上野美香が登壇しました。 (左から)Evernote 上野、声優・ほたかける 氏、デジタルレシピ研究家・花岡貴子 氏 まずはお二人のプロフィールから紹介しましょう。花岡貴子さんはデジタルレシピ研究家として活躍される一方、Evernote に関する書籍も多数執筆されており、その他、競馬評論家、プログラマー、ライター、ファイナンシャルプランナーなど、様々な分野でご活躍です。 そして、ほたかけるさんは、CM やゲームなど様々なジャンルで活躍されている声優さん。学生時代から Evernote のヘビーユーザとのことで、Evernote 日本語ブログでも過去にほたかけるさんの使い方を取材させていただいたことがあります。 最後に、Evernote から上野美香。Twitter の日本でのマーケティング、ブログメディアでの編集長を歴任し、現在は Evernote でマーケティングを担当しています。 そもそもなぜ今回「Evernote 女史会」が催されたのか。 実は日本の Evernote ユーザは男性に偏っており、その比率はだいたい 2:8。もっと女性にも Evernote を使っていただきたいという思いから、今回の女史会開催に至ったというわけです。 そこでまずは、花岡さんとほたさんそれぞれの Evernote との出会いについて伺いました。 女性にとっての

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