「移動中もスマホで情報を取り出せて就活生におすすめです」――伊澤諒太さんの活用法

今回、お話を伺ったのは Evernote キャリア教育アンバサダーの伊澤諒太さん。起業家であり、国際キャリアコンサルタントとして活躍されている伊澤さんは、モバイル会員10万人を超えるキャリア支援組織の役員として、スマートフォンを活用した就活を支援しています。伊澤さん自身の Evernote 活用法、そして就活生にオススメの活用法など幅広く教えていただきました。 氏名:伊澤 諒太(いざわ りょうた) 所属:株式会社ハタプロ、キャリアデザインハウス ブログ: みんなの就職活動日記 Twitter: SHUKATSU_witter   「アナログとデジタルの情報収集と整理が効率化できるツールです」 ――まずは伊澤さんが Evernote を知ったきっかけを教えていただけますか。 伊澤「2009年くらいの話なんですが、当時大学4年生で、ウェブサイトを立ち上げて起業しようとしていたんですね。それをいろんな人に言っていた際に、役立つツールがあるよと先輩に教えてもらったのが Evernote でした」 ――Evernote のどこが便利だと感じましたか? 伊澤「Evernote って、紙に書いた手書きの文字でも認識して検索できますよね。もちろんウェブクリップも簡単にできるし、自分でテキストを打ち込んでおくこともできる。つまり、アナログとデジタルの情報をまとめることができるから、情報収集と整理を効率化できるんです」 ――それが伊澤さんのお仕事にも役立っている? 伊澤「ええ。今やっているキャリアコンサルタントという仕事は、学生の支援だけでなく、採用担当者への企画提案や大学の就職課への指導なども行います。その際、海外の事例や学生の動向など、旬な情報を知っているということが大きなポイントになります。Evernote を使うと先ほど言ったように情報収集が効率化できるので、とても重宝しています」   ――具体的にはどんな情報をノートに入れているのでしょう。 伊澤「手書きで書いたアナログノートをスキャンして入れたり、ウェブから記事をクリップしたり、あとはアイデアメモなどを入れたりしています。他にはスタッフ管理や経営戦略、財務会計などについてのメモ、請求書、進行中の仕事の資料など、何でも入れていますね」 ――仕事の資料はどのように管理されていますか。 伊澤「プロジェクトごとにノートブックを作って管理しています。僕はあまりタグをつけないんですよ。基本的にはノートブックで管理して、必要なノートは検索で引き出すというやり方です。たとえば紙のノートを入れておく場合、スキャンする前にあらかじめ『キャリア』とか『経営戦略』とか、キーワードをノートの隅の方に書いておくのです。こうすることで Evernote での検索精度を上げることができます。自分のポートフォリオを入れておいて、お会いした方にiPadなどでサッと見せることで、仕事のお話に発展することもあります」 「国内外のスタッフとプロジェクトの資料などを共有しています」 ――共有機能も使われますか? 伊澤「財務会計はスタッフと共有しています。また、プロジェクトも担当スタッフと共有することがありますね。たとえば以前、日本と台湾でコラボした『TONARI GIRLS』というイベントをプロデュースしたのですが、そのときに台湾スタッフと情報をリアルタイムにシェアするために Evernote を共有して使いました。FacebookやLINEなどで連絡を取り合い、Evernote で情報を共有するという組み合わせです」   ――たしかにプロジェクトを円滑に進行するためには、離れていても簡単に情報を共有できる Evernote が役立ちそうですね。 伊澤「そうなんです。国外だけでなく、国内の学生との交流にも役立っています。たとえば全国の大学で講演させていただく機会があるのですが、一日だけの講演で関係を終わらせるのではなく、Facebookや Evernote を使うことで継続的にサポートすることができます。例えば「スマートフォン就活実用術」といった資料や情報は Evernote で共有して、共有したよというお知らせにFacebookやLINEを使っています」 「自主的にグループで共有ノートブックを作って、情報を交換している学生もいます。これは四ツ谷キャリアスクール発行の就活新聞『JOB STAR』というものなのですが、デジタルで作ったものをセブンイレブンのネットプリントで実際に印刷してもらうという配布方法をとっています。」 ――デジタルとアナログを自然に行き来しているのですね。 「就活生にとっては、デジタルとアナログの情報を一元化できるのが強み」 ――他に就活生にオススメの使い方はありますか? 伊澤「就活ノートとしての利用はオススメです。就活では一社だけ受けるということはありませんから、同じ業界でも何社も企業研究しなければいけません。その中で企業同士を比較するためには、情報を一つの場所に一元化しておく必要があります。また就活における情報収集は、情報源もアナログ・デジタル問わず様々です。説明会やOB・OG訪問などでは手帳に手書きしたメモになるでしょうし、ウェブから拾う場合はデジタルデータです。他にも新聞や雑誌の切り抜きなど、印刷物が情報源になることもあります。これらのデータを一元化して整理できるのは Evernote の大きな強みです。クラウドサービスなのでデバイスを問わずいつでも確認できますし、ノマドワーカーのように移動の多い就活生にはぴったりのツールだと思います」