Tag ポストイット

マーケティング・中川 浩孝は Evernote をどのように活用しているのか。

これまで Evernote 日本語ブログでは、たくさんのユーザの方に Evernote の活用方法を伺ってきました。では、そんな Evernote で働く社員自身は、どんな風に Evernote を使っているのでしょうか。今回はマーケティングでブログやメールなどのコンテンツ関連を担当する、中川 浩孝の活用法をご紹介します。中川は日本チームの一員ですが、米国本社に席を置いて、普段はアメリカで働いています。 「Evernote に入れてある情報は、食べることと旅行に関するものが多いです」 ――米国の Evernote 本社と日本法人を行き来することも多い中川さんですが、Evernote をどんなことに活用されているのでしょうか。 中川:いや、そんなにたいした使い方はしていないですよ(笑)。普段、このブログでユーザの皆さんの使い方を見ていつも勉強させていただいているくらいです。私の場合、一番多いのは旅行と食べ物ですね。 ――旅行と食べ物、ですか。 中川:ええ。私は食べるのがとても大好きで、自宅ではほとんど自炊します。その際にウェブで見つけたレシピなどをクリップしておくことが多いですね。レシピだけでノートブックを一つ作っていて、そこにためています。 ――何か特に参考にしているサイトなどがあったり? 中川:そういうわけではなく、クックパッドのときもあれば米国のサイトをクリップすることもあります。ちなみに、米国に住んでいても自炊に困ることはないのですが、お菓子作りだけは難しいんですよね。米国ではオールパーパスフラワーという粉を使うのですが、日本の小麦粉とはぜんぜん違うので……。 ――そんな事情があるとは。他にウェブクリップはどんなことに使われますか?たとえばレストラン情報を集めたりとか。 中川:レシピ以外でウェブクリップはあまり使わないんですよ。強いて言うなら、「おいしいトンカツ屋 10 選」とか、そういったまとめ記事くらいですね。 ――ということはおいしいレストランなどの情報は Evernote には入れないのですか? 中川:たくさん入れていますよ。たとえば日本に帰ってきたときのために東京で行きたいレストランなどをメモしています。書き方はシンプルで、お店の名前と詳細な情報、お店の公式サイトや Yelp の URL などを一行にまとめて書き込んでいます。情報源は人からオススメしてもらったり、自分で見つけたり、色々です。 ――ノートの中にあるラインはどういう意味があるのですか? 中川:このラインで行ったお店とまだ行っていないお店を分けています。ラインよりは上は行ってみて気に入ったお店、ラインより下はまだ行ったことのないお店。行ってみてまた来たい、友達にも紹介したいと思ったところはラインより上に移動し、いまいちだったらそのまま消してしまいます。 ――なるほど……。それから「旅行」でしたっけ。 中川:ええ。食べるのと同じくらい旅行が好きで、行きたい場所のリストなんかを入れています。実際に予定が決まったら、航空券を入れておいたり、現地でやりたいことのリストを Evernote で作ります。 ――旅行のプランを Evernote で作るというわけですね。 中川:そうです。といっても、細かくタイムスケジュールまで決めることはなくて、ざっくりした計画だけです。もし細かく「何時にどこへ行って何をするか」まで決めてしまうと、その予定が狂ったときに全体がダメになってしまうからです。私の旅行のやり方は、「今日はこれとこれをしよう」くらいのことだけ決めておき、それを Evernote にリスト化しておくというもの。チェックボックスをつけておいて、やり終わったらチェックしていきます。実際、予定していても行かない場所もありますからね。そうやって、ひとつのノート内で完結させると、後からノートを見返したときにどこで何をしたかがわかるので、自動的に旅の記録ができあがるというわけです。 「Evernote は私にとってデジタル化されたポスト・イットです」 ――きっちりフォーマットを決めるというよりは、白紙である Evernote の自由度を生かして活用されている感じですね。 中川:そうなんです。実はそれこそが、私が Evernote を使っている理由なんですよ。 ――といいますと? 中川:私はもともと物を集めるのが好きで、しかも捨てられない性格なんです。以前はパンフレットとか雑誌とかを集めすぎて、いい加減に何とかしないといけないと思っていました。そこで、一念発起して物をためること自体をやめたのです。 ――それは Evernote のおかげでやめられたとかですか? 中川:残念ながらそういうわけではなく、Evernote を始めるもっと前にやめたんですよ。だから逆に Evernote を使うことで、今度は Evernote 内での収集癖が復活しそうで危ないなと感じているのですが、幸いまだ大丈夫です(笑)。 ――Everonte でしたら、たまっても物理的に邪魔にはなりませんけどね(笑)。 中川:ともあれ、私は物を集めるのが好きで、しかも整理するのも好きなんです。昔から潔癖症で、ちゃんとやろうとすると止められない性格なんです。でもそうすると時間をすごく使ってしまって、逆に生産性が落ちるのです。それを反省して、自分の性格を変えることにしました。枠組みが決まっていると、私はそのフォーマットに合わせて徹底的に整理してしまいます。だったら、そういうフォーマット自体を使わなければいい。 ――そこで Evernote ですか。

Continue reading…

「二人で”交換日記”のように使っています」――大学院生、大砂さん・石川さんの活用法

人の記憶が十人十色であるように、どんなものでも記憶しておけるEvernoteの使い方も本当に人それぞれ。仕事にも学業にもプライベートにも使えるツールとして、多くの方がEvernoteを自分流に使いこなしています。今回お話を伺ったのは、明治大学大学院で生命科学を専攻する大砂まるみさんと石川晶雄さん。インタビュー時に就職を控えていたお二人は、Evernoteをどのように活用しているのでしょうか。 氏名:大砂まるみ/石川晶雄 所属:明治大学大学院 農学研究科   「論文を書くための資料を一元管理しています」 ――まずはお二人がEvernoteを使い始めたきっかけを教えてください。 大砂「1年前に海外インターンを広める活動をしていたのですが、そのとき知り合った人がインターン生に『Evernote面白いよ。世の中変わるよ』と話していたので、使ってみようと思いました」 石川「私はEvernoteのことは知らなくて、大砂さんから教えてもらいました。最初は何が便利なのかわからなかったんですが、ChromeにEvernoteのエクステンションを入れてウェブクリップするようになってから面白いなと感じました」 ――お二人ともクチコミということですね。大砂さんはEvernoteをどう活用されていますか? 大砂「Evernoteには色々入っていますが、たとえばレシピです。ネットで見つけたレシピ記事をクリップして『夜ご飯』というタグをつけて保存しています。それにもうすぐ教育系に就職するので、今の教育事情について書かれたニュース記事だとか使えそうな記事もクリップしています。」 ――ウェブクリップ以外は? 大砂「研究論文を書くため、資料を集めてEvernoteに入れています。最近、これまでの研究の集大成になる論文である学位論文を作ったのですが、これを書くためには他の論文を読んだり、整理しておく必要がありました。以前は論文を整理するための専用ソフトを使っていたのですが、その場合は論文整理しかできないんです。Evernoteだと論文もウェブからの資料もまとめて一元管理できてとても便利です」 ――Evernoteを使う前は、論文以外の情報はどのように管理していたのでしょうか。 大砂「管理は……していませんでしたね。メモしておく程度でした。今までこういうソフトがなかったので、重宝しています」 ――Evernote内の情報はタグづけして管理されているのですね。 大砂「そうですね。ノートブックは自分で使っているものがひとつだけで、タグを振り分けて管理しています。もう一つノートブックがあるのですが、これは石川さんとの共有ノートブックです」   「共有ノートブックを”交換日記”のように使っています」 ――共有ノートブックにはどんな情報を入れていますか。 大砂「石川さんはネットの面白い記事をよく見ているんです。その内容を私も知りたかったし、逆に私が知った情報も石川さんに伝えたいと思っていました。情報を共有できる方法はないのかなと思って調べたら、Evernoteに共有機能があることに気づいて」 石川「ウェブの記事以外にも、二人で『交換日記』のようにして使ってもいます」 ――交換日記? 石川「たとえば『今日の取材でどんなことを話そうか』といった相談ですね。あらかじめEvernoteを使ってやりとりしておくんです」 大砂「私が黒字で、彼が赤字でそれぞれノートに書き込んでいきます。お互い好きな時間に書いておけるのがいいですね」 ――共有ノートブックを連絡手段として使っているわけですか。 大砂「交換日記もそうですが、Evernoteの便利なところは時間を後ろにずらせるということですね。クリップしたものや保存したものを、どこにいても後からアクセスして見られるので便利です。スマホやタブレットも研究用も含めると4台くらいあるので、USBメモリを持ち歩かなくていいのは助かります」 ――他には……ポストイットの写真が入っていますね。 大砂「これはポストイットを使って論文構成を考えている過程です。論文に入れるエッセンスをポストイットに書き込んだ後、並べ替えて流れを考えていくんです。でもこのままずっと置いておくわけにはいかないので(笑)、要所要所で写真を撮って残しておきます」 石川「ポストイットを使うと二人で相談しやすいんですよ。相談しながら論文の流れを簡単に入れ替えられますし」 ――たしかにこの方法だと情報の流れが整理しやすいですね。   「Evernote は小さなコミュニティで情報をシェアするのに適しています」 大砂「実はここにくるまでの間、二人で話していたことがあって、それは『EvernoteとFacebookは何が違うんだろう』ということなんですが」 石川「EvernoteはFacebookよりもさらにクローズドなんですよね。たとえばウェブの面白いページをシェアするとき、Facebookだとフレンド全員に公開になりますが、Evernoteだと彼女だけに確実にシェアできる。もちろんFacebookでメッセージを使って伝えるという手もありますが、そこまでやるほどでもないんです(笑)。そういうとき、Evernoteの共有ノートブックに入れておくという距離感がちょうどいいと感じます」 大砂「研究室とかサークルとか、同じ情報を必要としている小さなコミュニティでシェアするなら Evernoteの方が適しているのかなと思います」 ――情報をシェアするという視点でEvernoteを捉えているわけですね。お二人は今後、Evernoteをどのように活用していきたいですか? 石川「本好きの友人に今読んでいる本をよく聞くので、それをAmazonページか何かでクリップし、共有してもらうと面白いかなと思っています」 大砂「もうすぐ就職なので、そうするとまた使い方が変わるかと思います。どう変わるかが自分でも楽しみです」