創業 100 年の老舗企業が Evernote Business を導入した理由

一説によると、国内の企業の寿命はおよそ 30 年だといいます。せっかく起業しても、半数の企業は 30 周年を迎えずになくなってしまうのだとか。ビジネスの世界で存続するというのは、それほど厳しい世界なのですね。 そんな中、来年でなんと創業 100 周年を迎える企業があります。1917 年 10 月 1 日、港区白金の地からスタートした土井電機。戦前、戦中、そして戦後という激動の時代を生き抜いてきた同社は、100 周年を目の前に新たなチャレンジをスタートしています。 その一つが、クラウドサービスの導入による業務効率化。4 代目となる代表取締役社長 土井信幸氏の号令のもと、最先端のツールを取り入れているそうです。 中でも欠かせないのが Evernote Business。いったい、どのように活用されているのでしょうか。 オフィスをペーパーレス化するために Evernote Business を導入 ——本日はよろしくお願いします。来年でいよいよ 100 周年ですね。 土井:ありがとうございます。 ——Evernote はまだサービス提供開始から 8 年ですが、皆様の大切なデータをお預かりする企業として、この事業を 100 年続けていくビジョンを持っています。その意味で土井電機様は Evernote にとっての目標ともいえます。ぜひ 100 年続けるためのアドバイスなどもいただきたいのですが、まずは Evernote Business 導入についてのお話から聞かせてください。 土井:私は土井電機の 4 代目なのですが、もともとリコーで働いていまして、その後、土井電機に就職しました。私が代表取締役社長になってからクラウドサービスの導入を本格的に始めたのですが、そのときオフィスをペーパーレス化しようとして出会ったのが、Evernote Business だったんです。 ——なぜペーパーレス化しようと考えたのですか? 土井:とにかく紙が多かったんです。会議になると書類があふれますし、印刷代や紙代もばかになりません。また、会議の議事録なども紙で保管していたので、ファイルが分厚くなってしまい、後から見返そうとしても探すのに手間がかかってしまっていたんです。また、事業推進のため、ISO を取得しようとしていまして、その際に「情報がどこにあるのか」をきちんと把握する必要があったんですね。紙では管理が大変ですから、早急なペーパーレス化の必要性を感じたというわけです。 ——ペーパーレス化ですと、他にもソフトやサービスがあるかと思いますが、Evernote Business を選んでいただいたのはなぜでしょうか。 土井:たしかに他にも候補はありました。Evernote Business を選んだ一番の理由は、「自分たちのところにデータが置いておける」ということですね。Evernote って理念に「データの所有権はユーザにある」ということをはっきりうたっているでしょう。それはすごく大切なことで、決め手になりました。 電子化を進める中で「紙で残しておくべきもの」がわかった ——共感していただいてありがとうございます。Evernote Business の導入にあたり、社員の方からはどんな反応がありましたか? 土井:導入してから書類の電子化の作業は順調に進んだのですが、社員が使い方に慣れるのには正直、一ヶ月くらいかかりましたね。ただ、慣れれば問題ありませんでした。 ——具体的にはどのようにして電子化を進めていかれたのでしょうか。 土井:最初は ScanSnap を使って大量に電子化し、Evernote Business に入れていきました。実は今年、会社が白金から渋谷に移転したのですが、それもあって紙の資料はすべて電子化してしまいたかったんです。ただ、一部、電子化しなかったものもあります。 ——それはなぜでしょう? 土井:あれもこれもと電子化していく中で、貴重な品々も見つかったのです。たとえば創業者が直筆で書いた会社の歴史を物語るような資料などは、むしろ紙としてそのままとっておくべきだと思いました。面白いことに、電子化を進める中で、今度は「紙で残しておくべきもの」がはっきりとわかったのです。これも Evernote

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