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新学期は Evernote プレミアムでより効率的に学習

学生のみなさん、新学期への準備は万端ですか? Evernote では、新規登録またはベーシック版をご利用中の学生のみなさん*を対象に、Evernote プレミアム 1 年分を 50% オフでご提供しています。 Evernote プレミアムの便利さは学生のみなさんにもすぐに実感していただけるはずです。これまでも学生のみなさん向けの活用法、インタビュー記事をご紹介してきました。以下の記事もぜひご一読ください。 Evernote 活用ガイド(大学生編)(PDF ファイル) iPad と Evernote をフル活用する現代の大学生 – 鳥取大学医学部生の使い方 「ログを残すことで日々が計画的に」 – 理系大学生の Evernote 活用法 研究者を目指す大学生が、論文や授業のまとめに Evernote を使う理由 成績に差がつく!学生の方にオススメの Evernote の 4 つの使い方 授業ノートをとる 学生向け活用法: Evernote で論文を書く * 本キャンペーンは、Evernote に新規登録またはベーシック版をご利用中の学生の方が対象です。ドメインが「ac.jp」で終わる有効なメールアドレスが次の画面で必要になります。(その他の大学・専門学校のメールアドレスにも適用可能な場合があります。詳しくは弊社サポートまでお問い合わせください。)

夏休みの自由研究

「ポートフォリオ」と聞くと、資産運用や、デザイナーの作品集を思い浮かべる方もいるかもしれませんが、教育の現場でポートフォリオが注目されています。 教育界での「ポートフォリオ」は、学習の過程で作成したレポートや作文、答案用紙のほか、活動の様子を収めた動画や写真などを保存する方法のことです。こうして残した記録により、後で振り返ることができ、そこから良い点、改善できる点を自ら発見する、客観的に自分を捉えることができるのが利点とされます。 Evernote Business を活用して eポートフォリオに取り組む学校もありますが、個人でもすぐに始められます。今年の夏の自由研究は、Evernote を活用してすべてを記録してみてはいかがでしょう。 観察日記に 例えば朝顔、カブトムシ、金魚などの観察日記を Evernote につけてみましょう。スマートフォンやタブレットで Evernote カメラを使って写真を撮るとともに、気づいた変化をメモしていきます。 植物・動物の生態を図鑑などで調べたり、仲間の品種について調べたり、関連情報もEvernote にどんどんまとめていきます。 音を記録することもできますから、虫の鳴き声などを残すことも可能。また、手書きノートもカメラで撮影すればすぐに取り込めますから、タイプをするのが苦手でも記録に残しやすいと思います。 資料を集めてまとめる 住んでいる地域の歴史を調べたり、博物館や美術館に行った報告をしたりするときは、たくさんの情報を元に作成することになると思います。 文字、写真・画像、音声、ファイルなど様々なデータをまとめられる Evernote を駆使していきましょう。 スマホ・タブレットなどのカメラを使うのはもちろんですが、大量の資料をデジタル化するには、Evernote と連携するスキャナを使うのもよいでしょう。 情報をクリップする スマートフォン・タブレットのブラウザで見た Web ページを Evernote に保存するのは簡単です。 iPhone・iPad の場合 ウェブページをクリップするには、ブラウザで共有アイコンをタップし、共有先として Evernote を選択します。メモを加えられるほか、保存するノートブックも選べますし、タグも追加できます。 まずは、共有アイコンをタップしてみてください。ブラウザによって表示される位置が違いますが、以下のようなアイコンが共有アイコンです。 共有アイコンをタップすると、以下のように表示されます。 アプリのアイコンが並んでいる部分をスクロールさせて、Evernote のアイコンを探してみてください。もし Evernote のアイコンが現れない場合は、以下のように設定してください。また、Evernote を頻繁に使う場合は、アイコンの並び順を変更することもできます。Evernote アイコンが表示される場合は、以下のクリップ方法にお進みください。 設定方法 1. 共有アイコンをタップして、並んだアプリのアイコンの一番右側までスワイプすると、「その他」のアイコンが表示されますので、それをタップします。 2. Evernote をオンにします。これにより、共有アイコンをタップしたときのアプリアイコンに Evernote を追加できます。並び順を変更できますので、Evernote を頻繁に使う場合は上のほうに移動させてください。 3. 右上の「完了」をタップします。ブラウザから、再度共有アイコンをタップして、Evernote のアイコンが表示されるか確認してみてください。 クリップ方法 クリップしたい Web ページがあったら、ブラウザの共有アイコンをタップし、Evernote を選択(タップ)してください。すると、メモを加えたり、ノートブックやタグを選択できる画面が表示されます。必要な変更を加え、保存してください。もちろん、なにもせず、そのまま「保存」をタップしてすぐにクリップすることもできます。あとはバックグランドで Evernote へ保存されます。 Android の場合 特別な設定は必要ありません。Chrome でウェブページをクリップするには、保存したいウェブページを開いた状態で、ブラウザのオプションメニューをタップし、ページの共有に表示された Evernote アイコンをタップするだけです。なお、ブラウザによって表記方法や共有方法が若干異なります。「ページを共有」をタップしてから「Evernote に追加」をタップする、といったブラウザもあります。 なお、Evernote に保存する際に、保存するノートブックを選択したい、タグを追加したいといった場合は、保存が完了する前に、象アイコンの丸い緑色ボタンをタップしてください。ここで、ノートブックやタグを選択できます。

授業ノートをとる

今は夏休み真っ最中の学生の皆さんも、まだ少し先の話にはなりますが、新学期に向けて授業ノートの取り方を見直してみてはいかがでしょう。 「ノートをとる」という行為は社会人になっても頻繁に行いますが、その基礎を作るのは学生時代の「授業ノート」です。学生のうちから効率的なノートのとりかたを身につけておくと、社会人になってからも役立ちます。 すでに社会人のみなさんも、会社生活や習い事の中などで応用してみてください。 なぜノートをとるのか? 綺麗で読みやすい文字にこだわる人、先生の言ったことをすべて書き留める人、図や色を多用して分かりやすいノートを作り上げる人などなど、ノートへのこだわりは人それぞれです。 しかし、なぜノートをとるのでしょうか?それは「後で書き留めた内容を活用したい」からではないでしょうか。 目的がはっきりすれば、何をノートにとるべきかがより明確になります。 予習 授業中に書き留めたい内容を判別するには、予習が必要です。教科書や参考資料を読んでおけば、そこに書いてあることをノートにとる必要がない、ということが瞬時に判別できるからです。ノートに書き残さなくても、後で教科書を確認すればいいのですから。 せっかくの授業は集中して聞こう 先生の話をすべて書き留めることは、現実的ではありません。話すスピードが速い場合、書く作業だけで他のことを考える余裕もなくなります。 授業の内容は音声で録音しておくことも可能です。IC レコーダなどで録音することもできますし、Evernote の録音機能を使えば簡単に授業の様子を録音できます。 また板書内容も同様。すべてを書き留めなくても、スマートフォンのカメラを活用することもできます。学校によってはスマートフォンの利用ができないと思いますが、その場合は、教科書や他の資料にはない重要な情報だけを書き留めておけばいい、とも考えられます。 そのまま記録したい部分はテクノロジーの力を活用して、先生が強調したポイントをメモすること、そして、その場で疑問に思ったことや後で調べたいことなどをメモすることにフォーカスしましょう。授業中に感じたことは、後で思い出そうと思ってもなかなか思い出せないものです。このとき、先生の話した内容と自分の考えた内容は、後ではっきりと区別できるようにしておくことも大切です。 例えば、 ノートに線を引いて、板書と先生のコメントは左側に、授業中に自分が思ったことは右側にまとめる 先生のコメントは赤、自分が思ったことは青で書く など、自分なりのルールを作るとよいでしょう。 復習 授業でとった紙のノートや授業で配布されたレジュメなどの紙類は、デジタル化して1ヶ所にまとめておくと便利です。ScanSnap Evernote Edition のようなスキャナを活用するもよし、Evernote カメラや Scannable (iPhone・iPad に対応)などスマホのアプリを活用するもよし。 Evernote のような自由度の高いアプリを使えば、スキャンしたノートやレジュメなど紙の情報、授業を録音した音声ファイル、その他参考資料として共有された PDF ファイルなどの電子ファイル類、参考となる Web ページへのリンクなど、すべてを簡単に一つのノートにまとめられます。ノートパソコンを持ち込んで Evernote に直接書いていくことももちろん可能です。 強力な検索機能で過去のノートを探すのはさほど難しくないと思いますが、ノートのタイトルやタグ付けをルール化しておけば、さらに簡単にノート管理できます。例えば、タイトルに日付と講座名を必ず入れる、あるいは、日付と講座名をタグとして付けるといった方法でよいでしょう。 ノートのコピーを友達とやりとりするのも、共有という便利な方法があります。Evernote のノート共有を活用すれば、コピー料金も節約できます。 あなたに一番合ったノートを ノートをとる目的がはっきりすれば、その目的がきちんと達成されたかを後で確認することもできます。達成度を元に、今後のノートのとり方をさらに自分なりに改善していくことが大切です。 紙のノートと Evernote のようなデジタルなワークスペース、その他のツールを使いこなして、学習効果をさらに高めていきましょう! 今年の頭に公開したメモの取り方についての記事も参考にどうぞ。

学生向け活用法: Evernote で論文を書く

この記事は学生アンバサダー 佐藤 大地さんによる寄稿です。   はじめに ぼくは学部生時代と院生(修士)時代に二回論文を書きましたが、二回とも Evernote を使っています。もはや Evernote がなくては論文を書くことはできませんでした。 今回はぼくが論文を作る中で、どのように Evernote が使ったのかをできるだけ詳細に書きたいと思います。Evernote の使い方だけではなくて、論文一つを構想から完成させるまでどんな山あり谷ありがあって、どうクリアしたのかも参考になれば幸いです。 論文を書く上で大切なことは、論文という「木」を作り出す上で、どのように「幹」を作り、「枝」を作るのか。そして Evernote の中にそれら「幹」「枝」をどう形としてつくるかを考え、実行することでした。 論文の全体像は「木」 ぼくが論文の全体像として考えているのは、木の姿です。自分なりに「言いたいこと」が「幹」として中心としてあり、まずははっきりしなくても、これを頭の中から出すことが必要です。これがオリジナリティになります。 その言いたいことという幹の部分を助けるために「枝」があります。ここには、自分の主張が正しいことを示すために、具体例や統計データ、自分と同じ立場の意見、それから比較するために反対意見を持ってきたりします。この枝がどこにあるのかを探すために先生に相談したり議論し、書籍で読んだりウェブで調べて、さらにこの枝をどんどん幹にくっつけていきます。 これがぼくの論文イメージです。この木を完成させるために、これから多くのことを振り返っていきます。 論文プロジェクトノートブックを作る 春、論文というプロジェクトが始まりました。論文を始めようと思ったら、論文プロジェクトノートブックを作ります。なぜか。「論文に関するものがそこにある」と分かる状態がベストだからです。春に授業が始まったらノートを買うのと同じ。 Evernote を使っていると困ってくるのが、いろんなノートがたまりすぎて、お目当のノートに到達するのに時間がかかるということです。最初はこれも「検索すればいいじゃん」と思って検索して探し当てていたんですが、だんだんと、この探し当てる作業にも結構集中力を使っていたことに気づきました。探している最中に他のノートのことが気になっちゃって意識がそっちに向いて「あれ、結局自分なにしようと思っていたんだっけ?」と思ってしまうこともしばしば。 そこで、やっぱり欲しいノート、つまり幹になるノートはいつもトップに来て欲しいなと思うようになりました。 そして論文に関するノートは幹であろうが枝だろうが、「論文」ノートを開けばそこにあると状態にすることも大事です。そしてもっと大事なのは、そこには論文以外に関するもの、たとえば趣味の料理やカフェのノートは出てこないことです。これは、一度プロジェクト化して、そこに意識を集中すべきことに関しては、意識をあっちこっちいかせないために大事なことです。 ぼくは Evernote を整理することが得意ではなかったので、論文序盤はとにかくデフォルトのノートブックにぼんぼん入れて、カフェやら読んだニュースやら他のノートと一緒に入れていたのですが、そうすると、だんだんと論文を書き始めることが難しくなってきました。「よし、今は書くぞ」「他のことはしない、気にしない」というモードになれなくなってしまったんです。この「モードを作り出す」ということが、論文に取り組む際に集中を持続させるために大事だったように思います。 ですから、自分が本腰で何かを取り組もうと思った時は、まずはプロジェクトノートブックを作ります。そしてそのノートブックを開いているときは、そのプロジェクトをする自分モードを自動的に作り出せるようにします。 そして論文の場合は論文プロジェクトのノートブックです。ノートブックは、今では PC からでもアプリからでもつくることができますので、まずは宣言がてら、論文ノートブックをつくります。 まず書くかしゃべる ある程度のテーマが固まってはいるものの、具体的に何から手をつければいいのかわからない。学部 2 年生から論文を書く経験させてもらったぼく。まずは、先生と話すことから始めました。 そもそも、論文のゴールは「?」を出して、それに解決策を出すこと。ですから、まずは自分の中にある、「?」をしっかりと見つけ出す必要があります。そのためには、周りの人に興味のあるニュースやテーマをなんとなく話します。 話さねば始まりません。話せばはっきりしてくるので何となく前に進みます。とにかく話すことです。 ぼくが学部生の頃もそうだったのですが、最初は「戦争のない平和な世界を作る」だったのですが、話しているうちに「民主主義のシステムを見直す」というところにたどり着きました。話してみないと逆に何もわからない可能性があります。 ぼくの場合は尊敬する教授がいて、学部 2 年の頃に論文っぽいものを書くゼミに入ったのでこの機会が自然と訪れました。なければ、好きな先生にアポを取って話にいきます。意外と多くの先生が親切に対応してくれます。 自分の頭を整理して、「?」を出せばいいので必ずしも教授である必要はありません。友達でも良いと思います。ただ、この後の「参考にすべき情報やヒントを教えてもらう」ことを考えれば結局のところ先生にも行ったほうが良いと思います。 教授と話しヒントを得る 1 時間ほど、今頭の中にあるキーワードについて考えが出したら、それを Evernote 内にノートをつくってまとめます。「あるテーマに対して、自分はこんなことを考えている。それはこんな体験や話を聞いたからだ」 そうしたら、知恵を借りに行くために、お世話になっている教員に連絡をとって、知恵を借りましょう。そのテーマの先を行く人に話を聞いてもらうことで、必ず見ておくべき主張や、その反対の意見や、注目すべき意見、自分に似た意見をもらうことができます。ちょうど、何か映画は見たいけど、何を見れば良いか分からないときに、映画に詳しい友人や店員さんに「こういう感じのオススメの作品ある?」と聞くのと似ています。自分で探すのは、それだけで時間がかかってしまいます。 ぼくの思うところを先生に話したところ、先生は「佐藤さんはこの人の意見を読んでもらいたいですね」とオススメの論者を紹介してくれ、さらには、そのときにはダウンロードできなくなっていた論文を読ませてくれました。このときに紹介していただいた論者の意見や書籍が、修士論文の中でも重要な位置を占めることになります。 話した内容を紙に書いたなら、Evernote 内のカメラで撮影します。Evernote 内のカメラはスキャン効果があり、標準カメラで撮影するよりも綺麗ですし、何よりも紙のサイズを認識するのでとても便利です。そして最近だとスキャナブルというアプリもリリースしています。これはつまるところ、Evernote 内のスキャン効果を持つカメラの機能だけを取り出したようなアプリで、これもまた便利です。 『Scannable(スキャナブル)』↓ https://evernote.com/intl/jp/products/scannable/ そして 1 分ほどで話した後、忘れないうちに自分の考えたことを文章の形で書き出すことはとても意味がありました。こうやって文章というかたちにすることで、ふんわりと頭の中にあることが形として残るからです。ふんわりしたままだと、そのまま消えてなくなり、また同じことを考えたりして時間が無駄になってしまいます。紹介していただいた学者や書籍はその場でメモをして、Evernote に入れます。そうすることで次で紹介するように、図書館での検索がスムーズになります。 数年勉強した自分だけの力では、まだまだ見渡せる範囲は広すぎて、時間が足りません。大学には、偉大な先輩がすでに何百時間をその研究や議論に費やしているので、その知恵という巨大なデータベースを使わない手はありません。 幹ノートを作る そうやって書き出したり話した内容を Evernote 内に記録します。これが序盤戦で最も大事です。箇条書きでも構いません。まずはキーワードからガシガシ書いていく。自分なりの考えた事が出てきたら書いておきます。そしてタグは「幹」「枝」とふります。あとで何が幹で枝なのかをわかりやすくするためです。 さらにリマインダーを付けます。明日の昼休みに。これは論文について忘れないで継続して取り組み続けるためにとても大事なことです。 リマインダーがなったらサラッとでもいいので、ノートに目を通します。そうすると、今日は今日で気になったことが出てくるのでそのときにはノートに一言書き込んでおきます。「これってどうなってるんだろう? あとで調べておく」とか独り言でも立派な気づきだと思います。まずは記録し、それを見返すこと。この小さな始まりと継続こそが、やっていない人に比べて後々に大きな前進になります。

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「二人で”交換日記”のように使っています」――大学院生、大砂さん・石川さんの活用法

人の記憶が十人十色であるように、どんなものでも記憶しておけるEvernoteの使い方も本当に人それぞれ。仕事にも学業にもプライベートにも使えるツールとして、多くの方がEvernoteを自分流に使いこなしています。今回お話を伺ったのは、明治大学大学院で生命科学を専攻する大砂まるみさんと石川晶雄さん。インタビュー時に就職を控えていたお二人は、Evernoteをどのように活用しているのでしょうか。 氏名:大砂まるみ/石川晶雄 所属:明治大学大学院 農学研究科   「論文を書くための資料を一元管理しています」 ――まずはお二人がEvernoteを使い始めたきっかけを教えてください。 大砂「1年前に海外インターンを広める活動をしていたのですが、そのとき知り合った人がインターン生に『Evernote面白いよ。世の中変わるよ』と話していたので、使ってみようと思いました」 石川「私はEvernoteのことは知らなくて、大砂さんから教えてもらいました。最初は何が便利なのかわからなかったんですが、ChromeにEvernoteのエクステンションを入れてウェブクリップするようになってから面白いなと感じました」 ――お二人ともクチコミということですね。大砂さんはEvernoteをどう活用されていますか? 大砂「Evernoteには色々入っていますが、たとえばレシピです。ネットで見つけたレシピ記事をクリップして『夜ご飯』というタグをつけて保存しています。それにもうすぐ教育系に就職するので、今の教育事情について書かれたニュース記事だとか使えそうな記事もクリップしています。」 ――ウェブクリップ以外は? 大砂「研究論文を書くため、資料を集めてEvernoteに入れています。最近、これまでの研究の集大成になる論文である学位論文を作ったのですが、これを書くためには他の論文を読んだり、整理しておく必要がありました。以前は論文を整理するための専用ソフトを使っていたのですが、その場合は論文整理しかできないんです。Evernoteだと論文もウェブからの資料もまとめて一元管理できてとても便利です」 ――Evernoteを使う前は、論文以外の情報はどのように管理していたのでしょうか。 大砂「管理は……していませんでしたね。メモしておく程度でした。今までこういうソフトがなかったので、重宝しています」 ――Evernote内の情報はタグづけして管理されているのですね。 大砂「そうですね。ノートブックは自分で使っているものがひとつだけで、タグを振り分けて管理しています。もう一つノートブックがあるのですが、これは石川さんとの共有ノートブックです」   「共有ノートブックを”交換日記”のように使っています」 ――共有ノートブックにはどんな情報を入れていますか。 大砂「石川さんはネットの面白い記事をよく見ているんです。その内容を私も知りたかったし、逆に私が知った情報も石川さんに伝えたいと思っていました。情報を共有できる方法はないのかなと思って調べたら、Evernoteに共有機能があることに気づいて」 石川「ウェブの記事以外にも、二人で『交換日記』のようにして使ってもいます」 ――交換日記? 石川「たとえば『今日の取材でどんなことを話そうか』といった相談ですね。あらかじめEvernoteを使ってやりとりしておくんです」 大砂「私が黒字で、彼が赤字でそれぞれノートに書き込んでいきます。お互い好きな時間に書いておけるのがいいですね」 ――共有ノートブックを連絡手段として使っているわけですか。 大砂「交換日記もそうですが、Evernoteの便利なところは時間を後ろにずらせるということですね。クリップしたものや保存したものを、どこにいても後からアクセスして見られるので便利です。スマホやタブレットも研究用も含めると4台くらいあるので、USBメモリを持ち歩かなくていいのは助かります」 ――他には……ポストイットの写真が入っていますね。 大砂「これはポストイットを使って論文構成を考えている過程です。論文に入れるエッセンスをポストイットに書き込んだ後、並べ替えて流れを考えていくんです。でもこのままずっと置いておくわけにはいかないので(笑)、要所要所で写真を撮って残しておきます」 石川「ポストイットを使うと二人で相談しやすいんですよ。相談しながら論文の流れを簡単に入れ替えられますし」 ――たしかにこの方法だと情報の流れが整理しやすいですね。   「Evernote は小さなコミュニティで情報をシェアするのに適しています」 大砂「実はここにくるまでの間、二人で話していたことがあって、それは『EvernoteとFacebookは何が違うんだろう』ということなんですが」 石川「EvernoteはFacebookよりもさらにクローズドなんですよね。たとえばウェブの面白いページをシェアするとき、Facebookだとフレンド全員に公開になりますが、Evernoteだと彼女だけに確実にシェアできる。もちろんFacebookでメッセージを使って伝えるという手もありますが、そこまでやるほどでもないんです(笑)。そういうとき、Evernoteの共有ノートブックに入れておくという距離感がちょうどいいと感じます」 大砂「研究室とかサークルとか、同じ情報を必要としている小さなコミュニティでシェアするなら Evernoteの方が適しているのかなと思います」 ――情報をシェアするという視点でEvernoteを捉えているわけですね。お二人は今後、Evernoteをどのように活用していきたいですか? 石川「本好きの友人に今読んでいる本をよく聞くので、それをAmazonページか何かでクリップし、共有してもらうと面白いかなと思っています」 大砂「もうすぐ就職なので、そうするとまた使い方が変わるかと思います。どう変わるかが自分でも楽しみです」