Tag 情報整理

新生活で使える 3 つの情報整理術

人事異動があったり、新社会人がデビューしたり、なにかと慌ただしくなるのが 4 月。もともと職場にいた人、新しく来た人、どんな立場でも新たに仕事が増えるでしょう。 新しい仕事を一日でも早くキャッチアップするために、Evernote を使った「新生活で使える情報整理術」をご紹介します。 重要なメールをノートブックに保存 Evernote に登録すると、「送信用メールアドレス」が手に入ることを知らない方も多いのではないでしょうか。Evernote プレミアムは一日 200 通まで、Evernote へメールを転送して「ノート」として保存できるようになります(Evernote ベーシックなら 5 通までこの機能を試せます)。 クライアントからの仕事の指示や、締め切り間近の資料など重要なメールは、メールボックスの中ではなく、 Evernote のノートブックで保存するのもひとつの手。日々、膨大なメールが溜まりがちなメールボックスからは、必要な情報だけを探し出すことさえも手間がかかります。 そんなときにメールをひとつずつ確認するのではなく、プロジェクトに必要な資料をまとめてメールに添付して Evernote に送れば、探す手間が省ける上に、整理された情報にも簡単にアクセスできます。 より使いやすくするテクニックとして、「@」や「#」などの記号をメールの「件名」の最後に追加することで、保存先のノートブックやタグを指定することができます。「@」はノートブック、「#」はタグ、「!」はリマインダーです。なお、メールの件名に複数の記号をつけることも可能です。 たとえば、件名を「○月○日の日報 @振り返り #日報 !2018/03/10」と設定すれば、「振り返り」のノートブックに「日報」のタグが付いて保存され、2018 年 3 月 10 日にリマインドされるようになります。 デスクトップで Gmail を利用している方には、「Web クリッパー」との併用もおすすめです。Web クリッパーは、閲覧中の Web ページを Evernote にノートとして保存できる、ブラウザ拡張機能。ワンクリックで閲覧中のメールを保存できるので、先輩のビジネス名言や、励まされる得意先からの言葉に出合ったら、忘れないように Evernote へストックしておくのはいかがでしょう。「2 年前、こんなこと言ってくれましたよね」と伝えたら、あなたの勤勉さに相手は感心してくれるかもしれません。 なお、Outlook をお使いの方はアドインの「Evernote for Outlook」を利用すれば、Outlook 上で受信したメールと添付ファイルを、モバイル・PC 両方で Evernote のノートとして保存できます。 タスク管理は Evernote で 新しい職場では、覚えなければいけないことも多くなります。ファイルの保存場所、パソコンの使い方、会議の予約システム…。膨大な量のインプットに追われる中でも着実に物事を進めるために、Evernote でタスク管理をして「最も重要なこと」から取り掛かる準備をしましょう。 チェックボックスを作るには、文章入力画面で四角にチェックマークがついたボタンを押すだけです。電車移動で時間がないときでも、スマートフォンを片手にシンプルな ToDo リストをつくれば、出社してすぐに仕事に取り掛かれます ToDo をメモするだけでなく、よりスケジュールを意識するのであれば、タスクの締切も一緒に設定してみましょう。 Evernote で「タスク管理」のノートブックをつくり、タイトルに「日付」を入れて、並びを「作成日順」にすれば、毎日の ToDo を振り返ることも容易くなります。 さらに、1 日ごと、1 週間ごと、1 月ごとでそれぞれのタスクをまとめたノートブックをつくると、短期的あるいは中長期的に取り組むことも一目瞭然です。夕方や夜にリマインドが出るように設定すれば、毎日の進捗が測りやすくなります。 名刺をスキャンして、いつでも取り出せるように

Continue reading…

Evernote Business による働き方改革セミナーを開催中

3 月 13 日、「経営に効く! Evernote Business による働き方改革」と題したビジネスセミナーを株式会社ニックス様と共同で開催しました。Evernote からはシニアアカウントマネージャー・増田良平が登壇し、Evernote Business を活用した働き方改革について講演を行いました。当日の模様をレポートします。 ニックス・中島様による Evernote Business の効果と活用方法 最初に登壇されたのは、Evernote Business の導入をご支援いただいている株式会社ニックスの中島恵梨子様です。 中島様は Evernote について「ネット上で利用できる電子ノート」と解説。個人版とビジネス版の違いや、Evernote Business が今、ビジネスで注目されている理由などについてご説明されました。 中島様ご自身の具体的な使い方もご紹介いただき、たとえば出張の情報管理の方法や、目次ノートを活用した業務マニュアルの管理術、会社で文書を郵送する際や営業日報の共有といった具体的なシチュエーションにおける Evernote の活用テクニックをお話いただきました。 また、Evernote Business を導入した際、社内で定着させるためのポイントとして、「使う目的をはっきりさせる」ことや、「操作方法をスタッフにしっかり伝える」などの方法論をご紹介いただき、実際にニックス様が導入を支援されたとある企業での事例も公開されました。 Evernote シニアアカウントマネージャー・増田によるデモンストレーション ニックスの中島様に続いて、Evernote からシニアアカウントマネージャーの増田良平が登壇しました。 入社以前から Evernote のヘビーユーザーだったという増田は、今では「効率的に働くために Evernote が欠かせなくなった」といいます。 では具体的にどれだけ効率化が図れるのか。増田自身は、Evernote を仕事に使うことで生産性が 2 割は向上したと実感しているとのことで、ここからは実際に増田自身による Evernote Business 活用のデモンストレーションを行いました。 たとえば、この日のような講演を聞く場合でも、Evernote を活用することで情報の整理がはかどり、後からまとめ直す手間が省けます。 Evernote には情報をまとめるための様々な機能があり、それらを一つのノートで一元管理することができます。増田のデモンストレーションでは、カメラや画像処理、音声録音などを活用した情報整理術が紹介されました。 Evernote Business の具体的な導入効果をご紹介 Evernote Business による働き方改革セミナーでは、この他、Evernote Business を導入されている企業様の具体的な活用法をご紹介しています。こちらは、ぜひ実際のセミナーでお確かめください。 皆様のご参加をお待ちしております。 セミナーの開催場所・日時はこちら »

千葉大学医学部が Evernote を e ポートフォリオに採用、その成果は?

日本の医療の未来を担う医大生。彼らが学ぶ医学部で Evernote が活用されています。訪れたのは千葉大学医学部附属病院 総合診療科。こちらで教鞭を執る鋪野 紀好(しきの きよし)先生は、1 年ほど前から e ポートフォリオに Evernote を導入されたといいます。 現在にいたるまで 100 人以上の学生が Evernote を活用して学習してきたそうですが、その教育支援効果のほどはいかがだったのでしょうか。鋪野先生にお話を伺いました。 119 名の学生が Evernote を e ポートフォリオとして活用 ――Evernote を e ポートフォリオとして導入いただいています。e ポートフォリオとは何でしょうか。 鋪野:実習や学習のログを残して、振り返ることができるようにするためのものです。学生と教員がやりとりするために使うのですが、ここ数年でデジタル化が一般的になってきました。これまでは別のソフトを使っていましたが、2 年前から実験的に Evernote を取り入れてきました。 ここ 1 年ほどの活用の成果については、資料としてまとめて日本医学教育学会で発表しております。 ――これまでに、どれくらいの学生さんがお使いになったのでしょう。 鋪野:実習では学生がグループを組んで様々な診療科をまわります。私の総合診療科では 2 週間ほどの実習期間を設けています。5 ~ 6 名の学生グループが 2 週間継続して Evernote を使い、その後、次のグループがやってきて、また Evernote を使うという流れです。2015 年度は、合計 119 名の学生が Evernote を e ポートフォリオとして活用しました。 ――Evernote 以前のソフトには何か課題があったのでしょうか。 鋪野:医学会のスタンダードな e ポートフォリオのソフトとしては、別の教育支援ソフトが使われています。それらに情報を保存して、検索するといったことは可能なのですが、PC でしか閲覧できないという不便さがあったほか、共有の設定も煩雑で使いにくいと感じていました。 7 割以上の学生が実習後も Evernote を継続して利用 ――Evernote を具体的にどのように使われているのでしょう。 鋪野:学生には最初に Evernote の使い方を簡単にオリエンテーションします。実習でメインになるのはディスカッションです。チーム全体で患者さんに対する問診をどう行うかや、その理由などについて話し合いを進めます。ディスカッションが終わったら、そのときのホワイトボードを撮影して保存しているようです。 また、私から単語や症例について調べてくるようにと宿題を出すこともあるのですが、学生は、それに関する資料(テキストや画像、PDF

Continue reading…

デジタルレシピ研究家・花岡貴子さんに聞く情報整理法

デジタルレシピ研究家として活動しながら、競馬評論家やライター、ファイナンシャルプランナーとしてもマルチに活躍する花岡貴子さん。これまでに Evernote に関する書籍を多数執筆されているヘビーユーザーでもある花岡さんに、情報を整理する方法について伺いました。 氏名:花岡 貴子(はなおか たかこ) ブログ:ねぇブロ Twitter:@hanaco1231 「Evernote は第二の脳であり優秀な備忘録として使っています」 ――Evernote との出会いは覚えていますか? 花岡:もう随分前のことなので忘れてしまいました。私は新しいウェブサービスが出てくると必ず試すのですが、そのほとんどはすぐに使わなくなってしまいます。ですから、あまり大切なデータなどは入れずに放置すること前提で使い始めることが多いのです。でも Evernote は最初からわりとしっかり使っていましたね。 ――それはなぜでしょう? 花岡:検索機能が充実していること、マルチデバイスで使えること。この2点が気に入って、長く使えると思ったからです。ドコモの携帯電話についてきた、無料でプレミアムを使えるキャンペーンのこともあって、すぐアップグレードして使い始めました。 ――Evernote のどういったところが優れていると感じていますか? 花岡:プレミアム会員だと月間のアップロード容量が 1GB とかなり大きく、データを一元化できることですね。特に便利だと思う機能はインポートフォルダ。こんなに便利なものは他にありません。人とファイルを共有するのに Dropbox を使うのですが、Dropbox の中にインポートフォルダを作ってそこに入れると一気に両方に保存することができて便利なんです。ただ、Evernote と Dropbox は明確に使い方が異なります。Dropbox はあくまでもファイルを保存するため。Evernote は第二の脳であり優秀な備忘録として使っています。 「Evernote は”思い出す”ということに特化したスペシャリスト」 ――Evernote にどんなものを入れるのでしょうか? 花岡:たとえば年賀状や贈答の記録です。誰に何をあげたのかという情報は管理しきれなくて、結局記念写真を撮って終わりということもありますよね。Evernote に情報を入れておけば、名前を入れて検索するだけで全部引っぱり出すことができます。年賀状は専用ソフトも使いますが、こちらは印刷のためだけに割り切って使っています。よくEvernote は使い道が色々あってジェネラリストだと思われがちですが、私はそうではなく、Evernote は”思い出す”ということに特化したスペシャリストだと考えています。 ――Evernote がスペシャリストだという考え方は面白いですね。 花岡:そう考えると、Evernote に何を入れればいいかは自ずと決まります。「後から思い出したいもの」を入れればいいのです。特に使い始めが重要で、今までにたまっているデータを全部入れてしまう作業をしておくと、後から楽になります。 ――実際にそうした経験はありますか? 花岡:先日、8 年ぶりに競馬の仕事でフランスに行ったのですが、そのときに役立ったのが、Evernote に入れておいた昔の資料でした。地下鉄の地図や馬券の買い方など、8 年前に作った資料を PDF で保存しておいたのです。もちろん、8 年前に Evernote はありませんから、それ以前の資料とまとめて Evernote を使い始めたときに入れておいたのです。最初にがんばって入れておいてよかった! と思いました。 「一つのノートは短期間に完成させるべきで、熟成させるものではない」 ――8 年前の資料なんてどこに保存したかも忘れてしまいそうですよね。他にもお仕事で活用されていますか? 花岡:仕事で使う決め事などを入れていますね。ファイナンシャルプランナーをやっているのですが、細かい数字はすぐに変わってしまいます。覚えていても仕方ないので、Evernote に入れておいて、しょっちゅう参照しています。他にもインタビューしたときなどは音声を MP3 で録っておいて入れたり。その場合はテキストも一緒に付けておけるのが Evernote の優れたところですね。 ――同じ仕事に関連する情報は、一つのノートにまとめておくとわかりやすいですね。 花岡:逆にノートを分けておいた方がいいものもありますね。たとえば資格の勉強で過去問などを保存するのにも Evernote は便利なのですが、その場合は過去問すべてを一つのノートにまとめるのではなく、なるべく細かくノートを分けるべきです。そうしないと一つのノート内のページが膨大な量になり、いくら検索で引っかかるとはいえ、 読む気がなくなってしまいます。基本的に一つのノートを肥大化させないことが大事なんです。 ――なるほど。他にノートを作る際に意識した方がいいことはありますか? 花岡:一つのノートは短期間に完成させるべきで、熟成させるものではない、と私は考えています。ノートをいじっているうちに、間違って消してしまうリスクもありますからね。そこで私は、ノートの内容を変更したい場合でも、一度作ったノートを書き換えるのではなく、コピーして新しいノートを作ることにしています。こうすると、過去のバージョンも残っているので、変更の履歴を細かく残せるのです。

Continue reading…

ユニークなアイデアはどのように生まれるのか。リブセンス村上さんの情報整理法

「あたりまえを、発明しよう。」というビジョンのもと、アルバイト求人サイト「ジョブセンス」や賃貸情報サイト「door 賃貸」、クチコミ情報サイト「転職会議」など多数のメディアを運営する株式会社リブセンス。最近ではスタートアップを支援するプログラム「STARTUP50」をクックパッドと一緒に始めたりと、ユニークなプロジェクトにも積極的に取り組まれています。 同社のビジネスアイデアはどのようにして生まれてくるのか。Evernote のヘビーユーザでもあるという代表取締役社長である村上太一さんに、情報の整理術を伺いました。 氏名:村上太一(むらかみ たいち) サイト:株式会社リブセンス Twitter: @m_tai1 自宅の住所も電話番号も、すべてを Evernote に集約。 ——村上さんは Evernote を昔からお使いいただいているとか。 村上:使い始めたのは2009年くらいからでしょうか。今はもう生活になじみすぎていて、Evernote がなかった頃にどうやって情報を整理していたのか思い出せないほどです。実際、どうしてたかな……新規事業案はワードファイルにまとめていたんですが、よくどこに保存したか忘れてしまってましたね。考えたことなんかは非公開のブログを作ってメール投稿でメモしていました。今思うと保存性は弱かったですね。 ——そのあたりの役割を現在は Evernote が担っている感じでしょうか。 村上:そうですね。とにかくすべてを Evernote に集約しています。私はもう、自宅の住所や携帯電話の番号も憶えていないんですよ。それもぜんぶ Evernote に入れてしまっています。 ——それは徹底していますね! 村上:我ながら興味深いなって思います(笑)。それくらい Evernote を使っているんですね。一番使うのはメモ。たとえば飲み会なんかでも何か思いついたら iPhone で入力しますし、変換が面倒だからひらがなでバババッと書いて送ってしまいます。また、町を歩いていておいしそうなお店を見つけたら写真を撮って送ります。そうやって入力したノートを毎週土曜日に整理することにしています。 不要な情報は削除し、ノートは約700に厳選。 ——整理というと? 村上:Evernote に送った情報は、そのままだと綺麗に整理されているわけではないんですね。それを土曜に整えるわけです。たとえば文章をリライトしたり、タグの付け直しをしたり。Evernote にはノートブック機能もありますけど、私は基本的にタグで管理することにしています。ノートブックを分けるのは会社の議事録くらいですね。タグには000とか001とかを頭につけて、並び順を整理するやり方をとっています。 ——各情報を週末にもう一度見返して整理するということですね。 村上:ええ。私は Evernote に著名人の名言などの言葉をメモすることが特に多いんですよ。たとえば先日、「人生は螺旋階段状になっている」という言葉を聞いて、その場でメモしました。あくまでも外出先からのメモなので、変換も適当だったり、タグも付いていない状態です。このようなメモを後から見返し、その言葉が引用されているホームページを調べたりして整理するわけです。「考え」「知識」「新規事業」「メモ」「連絡先」などがよく使うタグですね。「連絡先」タグには食べログに載っていない飲食店の連絡先なんかを入れています(笑)。 ——そうなると、不要な情報も出てきますよね。 村上:不要な情報はどんどん消していきますね。Evernote のゴミ箱には今、ファイルが18,000件入っています。生きているノート数が700くらいですから、大量に入れたメモを後からかなり消しているってことですね。 ——700のノートは生き残った精鋭というわけですね(笑)。 村上:そうですね(笑)。それをさらに一年に一度か二度、すべて見直すことにしています。そうすることで知識を定着させていくんですよ。かなり昔に入れた内容の場合、今見ると「当たり前すぎるじゃん」って思う情報も出てきます。そういうものは自分の中に記憶として定着しているということなので、Evernote からは消していきますね。ノート数がそれほど多くないので、見返すタイミングで何度も同じノートを参照できますから、定着させやすいのかもしれません。 ——まずは情報を入れて、後で整理し、定期的に見返すことで自分のものにしていくというわけですね。 村上:その情報を保存する最後の場所が Evernote なんです。情報収集には Feedly と Pocket を使っているのですが、最終的には Evernote に入ります。 「新規事業」タグからアイデアを掘り起こす。 ——日々の ToDo などはどのように管理されていますか? 村上:Evernote でなくて申し訳ないのですが、ToDo に関しては Dropbox を使っています。ToDo.txt というテキストファイルを入れて、どんどん上書きして管理しているんです。もう上書き回数は3,000回くらいにはなっていますね。履歴を見返すと日記みたいになっているのかも?(笑) ——シンプルな方法ですね。ところで最近は「STARTUP50」などユニークなプロジェクトにも取り組まれていますが、そうした事業案やアイデアはどのようにして生まれてくるのでしょうか。 村上:Evernote に「新規事業」というタグがあって、そこにアイデアを入れてあるんですよ。いろいろな視点をメモしておいて、それを見てアイデアを出していきます。たとえば、「顔認識×レジ」とか「タクシー×ビッグデータ」みたいに、思いついたものをメモして入れています。ちょっと前に新規事業提案会があったのですが、そういうときに「新規事業」タグからノートを掘り起こしていますね。他にもリブセンスでのノウハウをドキュメント化して共有できる仕組みを作ろうということがあったのですが、このときも Evernote

Continue reading…

「目録を作ることで知識の整理ができます」――北摂情報学研究所・亀田さんの活用術

初心者でも簡単にウェブサイトを作成することができるシステム「Quick Homepage Maker プロフェッショナル」の開発・販売を行う株式会社 北摂情報学研究所。その代表を務める亀田学広さんは、Evernote のヘビーユーザでもあります。 社外でも大学での講師など幅広く活動を続ける亀田さんに、Evernote での情報整理術を伺いました。 氏名:亀田 学広(かめだ たかひろ) Web サイト:株式会社 北摂情報学研究所     「Evernote には何度か挫折しています」 ――亀田さんが Evernote を使い始めたのはいつ頃だったのでしょう。 亀田「もう2、3年前でしょうか。私はもともとよくメモをとる方で、最初は Dropbox と同期できる iPhone アプリでやっていたんですね。ただファイルは増える一方だし、Dropbox だとファイルを開かないとすぐに中身も見えない。そんなときにブログか何かで Evernote を知ったんです」 ――そこからずっと使っていただいていると。 亀田「いえ、実は何度か挫折しているんですよ(笑)」 ――えっ、それは意外です。 亀田「最初の挫折は、ノートブックをどうやって分類しようか考えていたときでした。ウェブで調べてみたんですが、みんな違うことを言っているんですね。「001」とか「002」とか数字をつけなさいとか、さらにタグでも整理しなさいとか。それを見て、「あ、ダメだ」って(笑)。アンインストールしたわけではなくて、入れたままにしているんだけどそんなに使ってはいなくて……という状況になってしまったんです」 ――(笑) 亀田「2回目の挫折は会社内で使おうとしたときです。きっかけは社内ウェブを作っていたときにサーバが落ちたこと。保存してあったデータが見られなくなってしまい、やっぱりデータはオフラインで持ってないとダメだということになって、社内で使い始めたのです。ただ、ウェブが復旧したら結局データはそのままそこで見られるので、まぁいいやとなって誰も使わなくなってしまったんです」 ――なるほど。では逆に何がきっかけで Evernote を使われるように? 亀田「それはですね、社外の人たちと使ったことがきっかけなんですよ。今、学びのスペースを作っているのですが、一緒にやっている人が服飾デザイナーとかカンボジア支援をやっている人とかで、IT に詳しくないんですね。彼らと状況を共有するために Evernote の使い方をプレゼンしたら、みんなが情報を何でも放り込むようになって、今はすごく使っています」 ――たとえばどんな情報を共有されているのでしょう。 亀田「たとえばオシャレなカフェの写真を撮って、こんな感じのスペースにしたいってことで共有したり、模造紙に大きく書いた会議資料を写真に撮って保存したり。あとはマーケティングの教材とか、メモとか、各自自由に使っています。社内ではプロジェクト一つにつきノートを一つ作って、そこに開発に関するコンセプトやスケッチを入れたりしますね。私は写真をすごく使うので、ノートにはかなり画像が多めです」 ――たしかにノートを拝見すると、画像がたくさん入っていますね。 亀田「私は何でも手書きで絵にするのが好きなんですよ。文章にすると誰も読んでくれないので(笑)絵に描いて示します。そのときは Evernote アプリのカメラを使います。スキャナも持っているんですけど、使わなくなっちゃいましたね」 ――たしかに写真で十分なときは多いですね。   「Evernote に目録を作ることで知識の整理ができます」 亀田「あとはノートリンクをよく使っています。大量に溜め込んだノートにアクセスできるように、解説をつけてノートリンクで目録を作っておくんですよ」 ≫ノートリンクの使い方を見る ――後から見直すためですか? 亀田「いえ、目録は作るだけで、後から見ることはあまりないんです。重要なのは、目録を作ることで、Evernote の中に何が入っているかを把握した状態になれることなんです。ノートリンクで目録を作るという作業をすることで、知識を整理できるんですよ」 ――なるほど。「Evernote に入っている」という情報を整理して記憶するためにノートリンクを使われているんですね。 亀田「そうです。Evernote に情報を入れても、その内容やどこに何を入れたのかは記憶しきれないですよね。だから、「ここを見ればいい」という目録を Evernote に集約するんです。もちろん、あとから検索でも情報は取り出せます。ただ、ウェブクリップなどを大量にしていると、どうしても検索にノイズが増えますよね。そこで、まずは目録で絞り込むようにしているのです」   「Evernote がなかったらと思うと、頭が痛いです(笑)」 ――ノートブックやタグに似た使い方ですが、目録は作ること自体に意味がありますから一石二鳥ですね。ウェブクリップではどんな情報を入れていますか? 亀田「ウェブクリップでは分野を問わず、気になったものは何でも入れていますね。研究や仕事に関係がなくてもです。たとえば……「おかゆの作り方」とか、「ガムテープの歴史」とか、「肌のお手入れ法」とか(笑)。あとは Facebook のグループで話していた内容をコピーして貼り付けたり。よく有意義な話が展開されるんですよ」 ――なるほど。ところで亀田さんは

Continue reading…

「移動中もスマホで情報を取り出せて就活生におすすめです」――伊澤諒太さんの活用法

今回、お話を伺ったのは Evernote キャリア教育アンバサダーの伊澤諒太さん。起業家であり、国際キャリアコンサルタントとして活躍されている伊澤さんは、モバイル会員10万人を超えるキャリア支援組織の役員として、スマートフォンを活用した就活を支援しています。伊澤さん自身の Evernote 活用法、そして就活生にオススメの活用法など幅広く教えていただきました。 氏名:伊澤 諒太(いざわ りょうた) 所属:株式会社ハタプロ、キャリアデザインハウス ブログ: みんなの就職活動日記 Twitter: SHUKATSU_witter   「アナログとデジタルの情報収集と整理が効率化できるツールです」 ――まずは伊澤さんが Evernote を知ったきっかけを教えていただけますか。 伊澤「2009年くらいの話なんですが、当時大学4年生で、ウェブサイトを立ち上げて起業しようとしていたんですね。それをいろんな人に言っていた際に、役立つツールがあるよと先輩に教えてもらったのが Evernote でした」 ――Evernote のどこが便利だと感じましたか? 伊澤「Evernote って、紙に書いた手書きの文字でも認識して検索できますよね。もちろんウェブクリップも簡単にできるし、自分でテキストを打ち込んでおくこともできる。つまり、アナログとデジタルの情報をまとめることができるから、情報収集と整理を効率化できるんです」 ――それが伊澤さんのお仕事にも役立っている? 伊澤「ええ。今やっているキャリアコンサルタントという仕事は、学生の支援だけでなく、採用担当者への企画提案や大学の就職課への指導なども行います。その際、海外の事例や学生の動向など、旬な情報を知っているということが大きなポイントになります。Evernote を使うと先ほど言ったように情報収集が効率化できるので、とても重宝しています」   ――具体的にはどんな情報をノートに入れているのでしょう。 伊澤「手書きで書いたアナログノートをスキャンして入れたり、ウェブから記事をクリップしたり、あとはアイデアメモなどを入れたりしています。他にはスタッフ管理や経営戦略、財務会計などについてのメモ、請求書、進行中の仕事の資料など、何でも入れていますね」 ――仕事の資料はどのように管理されていますか。 伊澤「プロジェクトごとにノートブックを作って管理しています。僕はあまりタグをつけないんですよ。基本的にはノートブックで管理して、必要なノートは検索で引き出すというやり方です。たとえば紙のノートを入れておく場合、スキャンする前にあらかじめ『キャリア』とか『経営戦略』とか、キーワードをノートの隅の方に書いておくのです。こうすることで Evernote での検索精度を上げることができます。自分のポートフォリオを入れておいて、お会いした方にiPadなどでサッと見せることで、仕事のお話に発展することもあります」 「国内外のスタッフとプロジェクトの資料などを共有しています」 ――共有機能も使われますか? 伊澤「財務会計はスタッフと共有しています。また、プロジェクトも担当スタッフと共有することがありますね。たとえば以前、日本と台湾でコラボした『TONARI GIRLS』というイベントをプロデュースしたのですが、そのときに台湾スタッフと情報をリアルタイムにシェアするために Evernote を共有して使いました。FacebookやLINEなどで連絡を取り合い、Evernote で情報を共有するという組み合わせです」   ――たしかにプロジェクトを円滑に進行するためには、離れていても簡単に情報を共有できる Evernote が役立ちそうですね。 伊澤「そうなんです。国外だけでなく、国内の学生との交流にも役立っています。たとえば全国の大学で講演させていただく機会があるのですが、一日だけの講演で関係を終わらせるのではなく、Facebookや Evernote を使うことで継続的にサポートすることができます。例えば「スマートフォン就活実用術」といった資料や情報は Evernote で共有して、共有したよというお知らせにFacebookやLINEを使っています」 「自主的にグループで共有ノートブックを作って、情報を交換している学生もいます。これは四ツ谷キャリアスクール発行の就活新聞『JOB STAR』というものなのですが、デジタルで作ったものをセブンイレブンのネットプリントで実際に印刷してもらうという配布方法をとっています。」 ――デジタルとアナログを自然に行き来しているのですね。 「就活生にとっては、デジタルとアナログの情報を一元化できるのが強み」 ――他に就活生にオススメの使い方はありますか? 伊澤「就活ノートとしての利用はオススメです。就活では一社だけ受けるということはありませんから、同じ業界でも何社も企業研究しなければいけません。その中で企業同士を比較するためには、情報を一つの場所に一元化しておく必要があります。また就活における情報収集は、情報源もアナログ・デジタル問わず様々です。説明会やOB・OG訪問などでは手帳に手書きしたメモになるでしょうし、ウェブから拾う場合はデジタルデータです。他にも新聞や雑誌の切り抜きなど、印刷物が情報源になることもあります。これらのデータを一元化して整理できるのは Evernote の大きな強みです。クラウドサービスなのでデバイスを問わずいつでも確認できますし、ノマドワーカーのように移動の多い就活生にはぴったりのツールだと思います」