世界を飛び回る研究生活に Evernote – 途上国支援を研究する狩野さんの場合

一度就職した後、もう一度大学に通って勉強するというケースが増えています。仕事でしか身につかないスキルもあれば、大学で専門的に学ぶ方が効率よく身につけられるスキルもあるからです。 JICA(独立行政法人 国際協力機構)に所属しながら、休職して渡米、ミシガン大学スクール・オブ・インフォメーションの学生兼研究員として「IT × 途上国」をテーマに研究を行う狩野 剛(かのう つよし)さんもその一人。いくつもの国をまたいで仕事と研究に没頭する狩野さんにとって、Evernote は欠かせないツールなのだといいます。 狩野さんの研究生活にとって Evernote はどんな役割を担っているのか。お話を伺いました。 氏名:狩野 剛(かのう つよし) ブログ:ICT for Development.JP IT 企業から JICA、そしてミシガン大学へ ――本日はよろしくお願いいたします。まずは狩野さんが JICA に入られた経緯を教えてください。 狩野:もともと途上国への支援については興味がありました。ただ、私は大学卒業後、一旦は SE として証券系の IT 企業に就職したのです。そこで頻繁に中国に行く機会があり、貧富の差を目の当たりにして、やはり途上国支援に携わりたいと考えました。 就職して 4 年目、IT 企業を退職し、JICA に入りました。最初に海外赴任したのはバングラデシュで、3 年間を過ごしました。 ――そこから JICA を休職され、ミシガン大学へ通うことにしたのはなぜですか? 狩野:私はこれまでずっと IT を使った途上国支援に実務の立場で関わってきたのですが、もう少し客観的な立場からの視点、つまり理論や分析手法などについて習得したいと思い始め、改めて勉強し直すことを決めました。 ちょうど、IT × 途上国のテーマで研究をされている外山健太郎さんという研究者がミシガン大学で教授になるというのを知って、外山先生のもとで学び・研究したいと考えたのです。 大学の授業や指導教官とのミーティングで Evernote を活用 ――研究生活に Evernote を使っていただいているとのことですが、以前から使われていたのでしょうか。 狩野:バングラデシュに行く前から Evernote は使っていました。もともとガジェットが好きで、「何でも保存できる」というキャッチコピーに惹かれたのです。ただ、職場ではすべてのクラウドサービスを使用することができないので、当時はプライベートでだけ使っていました。 本格的に使い始めたのは渡米してからですね。現在は Evernote プレミアムを登録して使っています。 ――具体的にどのような場面でお使いなのでしょう。 狩野:まず、大学での勉強です。授業といっても座学やディスカッション形式などがあるのですが、講義だけのときは、Mac で Evernote を開いてタイピングします。一方、ディスカッション形式や、図や絵などを書く必要のある授業では、iPad Pro と Apple Pencil を使い、手書きでノートをとっています。授業の形式やその時の気分によって使う端末が違うのですが、Evernote はほとんどのケースで使えるので気に入っています。 また、アドバイザー(指導教官:外山教授)とは定期的にミーティングを行うのですが、その際のメモに Evernote を使っています。ミーティングではあらかじめ議題を考えておかないといけないので、それをバスの中などからスマホを使って箇条書きで書いておき、必要に応じて Google

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