Evernote はあなた自身が集めた情報を、いつでも引き出すことができるワークスペースです。スマートフォンを使って外出先から作ったノート、ポスト・イット® ノートに残した手書きメモを撮影した写真、ミーティングで撮影したホワイトボードの写真、添付ファイル、などなど、様々な情報を集めておくことができます。
あとは、必要な時に簡単に見つけることができるのが、Evernote の得意分野です。Evernote では、ノートに添付された写真に含まれた文字も検索できますし、Evernote プレミアム・Evernote Business をお使いのみなさまは、添付された PDF やオフィス書類の中身まで検索することができます。
ノートを見つける基本については、「はじめての Evernote:ノートを見つける」をご覧ください。今回は、さらに高度な検索オプションをご説明します。
探しているものが何となくわかる場合
例えば先月の出張でクライアントとしたミーティングでホワイトボードの写真を撮り、Evernote に保存したことを覚えていたとします。しかし、なんというタイトルを付けたか覚えていません。そんなときは、ノートの作成日と属性(属性メニューから「次を含む > 画像」を選択)で検索します。「地図」または「場所」メニューからノートを作成した場所をもとにノートを見つけることもできます。
さらに高度な方法
以下のような検索構文を検索ボックスに入力する方法も試してみましょう:
- intitle:単語 – ノートのタイトル内を検索(例: intitle:会議 は タイトルに「会議」が含まれているノートを検索します)。
- notebook:ノートブック名 – 特定のノートブックに保存されたノートを検索(例:notebook:週報)。コロンの後にはスペースを入れないようご注意下さい。
- any: – 検索語彙を複数入力し、そのうちいずれか1つを含むノートを表示(例:単に「New York」と検索ボックスに入れると、New と York 両方の単語が入っているノートが該当しますが、「any:New York」と入れれば New か York どちらかが入っているノートが表示されます)。 なお、any: という単語は検索の始めにこなければいけません。
- tag:タグ名で検索(例:tag:出張)。
- created:日付 – 日付は YYYYMMDD のフォーマット(4桁の西暦で年、2桁で月、2桁で日)を利用して、その日付以降に作成されたノートを検索。現在を起点に、期間を指定して検索することもできます(例えばcreated:day-30 なら30日間以内のノートすべてを引き出します)。また、同様に更新された日でも検索できます。(例updated:日付)
- resource:image/* – 画像付きノートのみを検索します。JPEG イメージのみが検索したい場合は、resource:image/jpegとします。このほか、オーディオファイルの検索なども可能(resource:audio/*)
- todo:* – チェックボックスを含むノートがすべて見つかります。
Evernote for Windows Desktop や Evernote for Mac では、ホットキーで検索ボックスにいつでも移動できます。Mac なら初期設定のホットキーは Option+Command+F。Windows なら初期設定のホットキーは Win+Shift+F です。
もっと知りたい
Evernote の高度な検索機能の利用法に関するヒントをさらにご覧になりたい方は、 Evernote の高度な検索構文 や、Evernote での検索の全てをご参照下さい。