Evernote はデジタルなメモの作成、保管、活用ができるツールです。Evernote にメモを保存するとたくさんのメリットがあります。
- どこからでもアクセスできる
- 簡単に共有できる
- メモをなくさなくなる
- 書いた文字が検索できる
一方、メモの取り方は TPO やこだわりによって千差万別。周りを見渡してみると、メモの取り方には大きく 3 種類に分けられると思います。
- 紙や手帳に手書き
- デジタルなデバイスに手書き
- デジタルなデバイスにタイプで入力
それでは 3 つの使い方で具体的にどのように Evernote を活用すればいいのか見ていきましょう。
アナログ手書き派の Evernote 活用術
用意するもの
- いつも使っている筆記用具
- スマートフォン
- スマートフォン用の Evernote(iPhone・iPad | Android)
下ごしらえ
- スマートフォンに Evernote アプリをインストールし、あなたのアカウントでログイン。初めての方はアプリ起動画面からアカウント作成できます。
紙の手帳でも、ノートでも、メモパッド、ホワイトボード、裏紙、紙ナプキンなど、何でも構いません。いつもと同じように思いついたことや覚えておきたいことを書き留めましょう。
書き終えたら、Evernote アプリからカメラを起動します。左右にスワイプするとモードが選べるので、「ドキュメント」に合わせて撮影。自動的に角度や色味を読みやすく調整してくれます。
Evernote ノートブック by Moleskine を使えば、便利な専用機能も活用いただけます。
iPhone / iPad / iPod touch
Android
これだけでもうおしまい。パソコンやタブレットをお持ちなら、それぞれの端末の Evernote でも今撮ったメモを見ることができます。
デジタル手書き派の Evernote 活用術
「持ち物は普段からできるだけ少なくしたい。でもメモは手で書きたい」という方には、iPad 用アプリ Penultimate(ペンアルティメット)と、Jot Script Evernote Edition スタイラスペンがおすすめ!
用意するもの
- iPad または iPad mini
- Penultimate
- Jot Script Evernote Edition スタイラスペン
下ごしらえ
- Penultimate アプリをインストールし、お使いの Evernote アカウントでログイン。Evernote を初めてお使いの方は起動画面からアカウント作成できます。
- Penultimate で Jot Script Evernote Edition スタイラスペンをペアリング(ペアリングの方法)
Penultimate は、アプリの中に紙のノートがあるような見た目になっています。新規ノートを作成して、メモを取り始めましょう。インクの色や線の太さも選べるので、重要な所に色をつけたり、ちょっとした絵を描くこともできます。
指でピンチすれば、ズームで拡大表示することができますので、ノートにぎっしり書くこともできます。
メモを書き終わると、自動的に Evernote に保存されるので、スマホやパソコンなどですぐにノートを確認できます。
タイピング派の Evernote 活用術
「字を書くのは手書きよりキーボードでタイピングした方が早いし綺麗」という方はこちら。タイピングに慣れている方なら、何も学習することなくすぐに使い始められます。
用意するもの
下ごしらえ
- Evernote をお使いのパソコン、タブレット、スマホなどにインストール
- お使いの Evernote アカウントでログイン。初めての方は起動画面からアカウントを作成できます。
Evernote を開いたら、新規ノートを作成し、メモを取りましょう。Evernote のメモはタイトルと本文からなり、タイトルは何もつけなくても位置情報やカレンダー情報から自動的にタイトルを挿入してくれます。
プレーンなテキストだけでなく、文字を装飾したり、画像やファイルを挿入することができます。
パソコン用の Evernote では、一般的に使われている様々なキーボードショートカットが使えます。(カッコ内は、Evernote for Mac OS での操作)
- Ctrl + B (Command + B) で太字
- Ctrl + I (Command + I) で斜体
- Ctrl + “+” (Command + “+”) で文字を大きく
- Ctrl + “-” (Command + “-“) で文字を小さく
さらに、下記のキーボードショートカットを覚えておくと、より効率的に入力できます。
- Ctrl + Shift + B (Command + Shift + U) で箇条書きリスト
- Ctrl + Shift + O (Command + Shift + O) で番号付きリスト
- Tab、Shift + Tab でリストのインデント、インデント解除
- Ctrl + Shift + C (Command + Shift + T)でチェックボックスを作成
その他のショートカットは、以下のページをそれぞれご確認ください。
どれか 1 つに絞る必要はありません
いかがでしたでしょうか。今回は 3 種類に分けてそれぞれの活用法をご紹介しました。実際には、「打ち合わせでは手帳、アイデアはスマホ」「ブレストではホワイトボード、議事録はノートパソコン」のように様々な使い方が考えられます。Evernote なら、どんなメモの取り方をしても、すべてを一ヶ所に保存しておくことができ、すぐに活用できます。