使い方と事例

たまのイベントも普段の生活も Evernote でもっと楽に準備しよう

キャンプがブームを迎えています。皆さんの中にも、家族や友人とキャンプを楽しんでいる人もいらっしゃるのではないでしょうか。

一方で、キャンプの課題は準備が大変なところ。一般的な旅行に比べて持っていくものが多く、忘れ物をすることも少なくありません。

そんなキャンプの課題を解決したのが、Evernote ユーザーのハコさんです。いつも家族 4 人でキャンプを楽しんでいるというハコさんは、3 年前から Evernote をキャンプの準備に活用。その結果、忘れ物がなくなり、キャンプを 120% 楽しめるようになったといいます。

キャンプにおける Evernote の活用法について、ハコさんに伺いました。

<プロフィール>

関東在住。主婦として 2 人の子育てを行っている。キャンプブームをきっかけに、5 年前からキャンプを始め、家族で定期的に楽しんでいる。時には友人家族と一緒にキャンプをすることも。インスタグラムはこちら

■夫婦と子ども 2 人の 4 人暮らし

――まず、ハコさんの簡単なプロフィールを教えていただけますか。

ハコ:関東在住で主婦をしています。夫と子ども 2 人の 4 人暮らしで、子どもは現在、小学4年生と幼稚園の年長です。

――Evernote のようなデジタルツールはもともとお好きだったのでしょうか。

ハコ:いえ、どちらかといえばデジタルには疎い方でした。普段は Instagram や Amazon Music を使うくらいです。Evernote を知ったのは 2016 年頃で、夫に「良いアプリがあるよ」と教えてもらったのがきっかけです。正直、Evernote は、それまであまり使うことのないタイプのアプリでした。

――何か違うメモアプリを使われていたのでしょうか。

ハコ:アナログな人間なので、メモは手書きでしたね。メモをデジタル化したのは Evernote が初めてです。

■40 種類以上あるキャンプの準備物を Evernote で管理

――ハコさんは Evernote をキャンプの準備にご活用いただいているとお聞きしました。Evernote をキャンプの準備に使おうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。

ハコ:Evernote をキャンプに使い始めたのは、3 年前くらいからです。キャンプに持っていくものって、普通の旅行よりもとても多いんです。どんなに注意していても忘れ物をすることはありますし、たいていの場合、キャンプ場に着いてから気づいてしまうんです。これは準備の段階から、しっかりとメモをとってチェックしないといけないなと思いました。そこで、Evernote を使うことを思いついたのです。

――キャンプに持っていくものというのは、そんなに多いのですね。

ハコ:そうですね。テントはもちろん、テーブルや椅子、焚き火台、テント内に敷くシート、ランタン、布団、蚊取り線香、軍手、着替え、カセットコンロ、調理道具など様々です。数にすれば 40 種類以上あると思います。

――たしかに普通の旅行では持っていかないものばかりです。

ハコ:特に細々したものは忘れがちです。たとえば、調理する際に使うアルミホイルやキッチンペーパー、鍋敷きなどは、Evernote を使うようになるまで、つい荷物に入れ忘れることが多かったです。

――40種類もあれば、細かいものは漏れてしまいそうですね。もし忘れ物をした場合はどうされるのでしょう。

ハコ:あきらめるか、現地調達するかですね。ただ、キャンプ場で買えたとしても割高になるんですよ。かといって車で引き換えしてコンビニやスーパーで調達するのも手間です。

――キャンプに持っていくものは、Evernote でどんなふうに管理されているのですか。

ハコ:キャンプに持っていくものリストを作り、チェックボックス機能を使って管理しています。まず、私が Evernote のチェックリストにチェックしながら準備物を一通り用意して、夫が車に荷物を積み込みながら最終確認するという流れです。

チェックリストは季節に合わせて 2 つ用意しています。布団や蚊取り線香など、暑い季節と寒い季節では持っていくものも変わるからです。

■食材リストやノウハウのメモ、現地でのメモなどにも活用

――持っていくものリスト以外での活用法はありますか。

ハコ:持っていくものとは別に、食材チェックリストも作っています。持っていく食材は 20 種類くらいあって、意外と多いんですよ。それに、食材は持っていく直前まで冷蔵庫に入れておかないといけないので、事前に梱包などできない分、準備の忙しさで忘れ物をすることも少なくありません。

――たしかに、それは 1 つずつチェックしながら積み込まないと忘れてしまいそうです。

ハコ:他には、テントの立て方なども Evernote にメモしています。何度かやっていると慣れるのですが、テントを買い替えた直後などは立てるのに苦労することも多いんです。説明書や You Tube などであらかじめ立て方を調べて、手順を Evernote にメモしておくと現地で困ることがありません。

――キャンプ初心者の頃は、特にそういったノウハウ系をノートにまとめておくと役立ちますね。

ハコ:キャンプ場でも Evernote を使うことがあります。同じキャンプ場でキャンプをしている皆さんが使っているテントや道具類を見て、欲しくなることがあるんです。その場合は、メーカーなどを Evernote にメモしておいて、後から買うときの参考にしたりします。

持っていくものリスト、食材リスト、ノウハウ系、キャンプ場でのメモ――Evernote の使い方は、以上の 4 つです。

■リマインダーの活用で学校の忘れ物も削減、準備の時間も半分に

――ありがとうございます。ちなみに、Evernote 以外にもメモアプリは多数ありますが、なぜ Evernote をずっとお使いいただいているのでしょうか。

ハコ:Evernote はリマインダー機能もあることが強みだと思います。子どもが学校からもらってくるお知らせの紙をドキュメントカメラでスキャンして Evernote に入れており、書類を提出しなければならないような場合は、そのノートに提出期限のリマインダーをセットしています。

――Evernote をお使いになる前はキャンプの忘れ物が多かったとのことですが、Evernote を活用されるようになってからはいかがでしょうか。

ハコ:Evernote のおかげで忘れ物はなくなりましたね。また、キャンプから帰った後に、他のキャンパーさんが使っていた道具を調べて購入することもできるようになりました。何より、キャンプの準備の時間が少なくなったことが嬉しいです。以前なら頭をフル回転させて準備して、1 日がかりで車につめこんでいたのですが、Evernote を使い始めてからはチェックボックスにチェックを入れながら準備すればいいだけなので、精神的にも楽になりましたし、準備自体も半分くらいの時間で終わるようになりました。

――ハコさんにとってのキャンプの魅力についても教えていただけますか。

ハコ:もともと私も夫もキャンプやアウトドアとは無縁の人生を送っていたんです。ただ、キャンプブームが訪れたことや、子どもに自然と触れ合う時間を作ってあげたいという想いからキャンプを始めました。やってみると、子どもたちだけでなく、私たち夫婦もすっかり夢中になってしまいました(笑)。

川遊びをしたり、焚き火をしたり、テレビも何もない環境で家族の時間を過ごすのはとても楽しいです。焚き火や薪割りを通じて、子どもたちの成長も感じられます。

それに、キャンプで食べるごはんは最高です。同じ料理でも、自宅で食べるのとはぜんぜん違います。メスティン(アルミ製の飯ごう)で炊いたごはんは本当においしいし、朝起きて食べるホットサンドも大好きです。

――最後に、本記事をご覧になった方へメッセージをお願いします。

ハコ:毎日やることであれば、メモしなくても覚えているものですし、逆に二度とやらないことなら、忘れてしまっても問題ありません。困るのは、「たまにだけど、必ず繰り返しやること」をどう覚えておくかなんですよね。私たち家族にとってはキャンプがまさにそうなんです。

Evernote を使うようになってから、以前とは比べものにならないほど早く準備が終わるようになりました。最初は自分でも「え、もう終わり?」と不安になったくらいです(笑)。

Evernote を使うとキャンプはもっと便利に、楽しくなります。キャンパーの皆さんにもぜひおすすめしたいです。

――ありがとうございました。

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