使い方と事例

グローバルで活躍するウェブデザイナーが Evernote を使う理由

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Evernote をはじめとするクラウドサービスのメリットの一つが、どこにいても誰とでも仕事ができること。クラウドの登場により、ナレッジワーカーの働き方は大きく変わりました。オーストラリア在住のウェブデザイナー・シンクレア樹理さんも、そんなナレッジワーカーの一人。Evernote を活用することで、日本のクライアントともスムーズに仕事ができているといいます。日本とオーストラリアをつなぐ Evernote の活用法を伺いました。

Evernote がオーストラリアと日本をつなぐ

――シンクレアさんは現在、オーストラリアでウェブデザイナーとしてご活躍されています。ご経歴を教えていただけますか。

シンクレア:もとは東京と千葉でウェブデザイナーとして 5 年ほど勤務していました。2012 年に家族でオーストラリアに移住し、Sinclair Web Design を設立しました。今もウェブデザイナーとして仕事をしていますが、他にもウェブアナリストの業務も行っています。

――ウェブアナリストというと?

シンクレア:SEO 対策に関するアドバイスをしたり、毎月アクセスレポートを作ったり、ウェブショップ運営のセミナー動画をお客様に配信したりといった仕事です。ウェブデザイナーとしては主に EC サイトの作成とサポートを行っているので、その延長線上の仕事ですね。

――ウェブサイトの作成だけでなく、その後のコンサルまでお願いできるというのはお店からすると助かりますね。お客様は日本とオーストラリアに?

シンクレア:現在のところは日本のお客様が多いですね。そうなるとクラウドサービスは必須ですし、その中でも Evernote は仕事に欠かせないツールになっています。

紙の資料を持ち運ぶ必要がなくなり、どこでも仕事ができるようになった

―― Evernote を使い始めたのはいつごろからでしょう。

シンクレア:登録自体はかなり前なのですが、本格的に使い始めたのは 1 年ほど前からです。

――なぜ Evernote を本格的に使おうと?

シンクレア:それまでは仕事の資料を紙と PC の中のファイルで管理していたのですが、仕事の効率が悪くなってきたと感じたのです。私は年に 1 回は日本に帰りますし、夫がニュージランド人なので、そちらに行くこともあります。フリーランスなので、その期間も仕事をするため紙の資料を持っていく必要があるのですが、とにかく重いしかさばるしで大変で……。Evernote を使うようになってから紙はずいぶん減って助かっています。

タスク管理や議事録に活用。タイトルの付け方を工夫して利便性をアップ

――なるほど。実際にどんな使い方をされているのか、教えていただけますか。

シンクレア:はい。まずはタスク管理です。打ち合わせなどをする前に、事前にやるべきこと、話すこと、確認することなどをチェックボックスをつけて入れておき、打ち合わせ中にチェックしていくんです。言い忘れがなくなるので、言った言わないの水掛け論になりません。また、打ち合わせした内容も議事録として記録していきます。家に戻ったら打ち合わせ内容のノートをもう一度見直しますし、後日クライアントから打ち合わせ内容について問い合わせがくることもあるので、まとめておくと便利なんです。

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――打ち合わせノートのタイトルには日付が最初に入っていますね。

シンクレア:後から確認するときに便利なので、必ず日付を入れるようにしていますね。

――他にはどんなノートがありますか?

シンクレア:ウェブ制作はホスティングやドメイン、FTP 情報、その他のシステム情報など色々なサービスを沢山使用して作成する場合が多く、お客様ごとに情報をノートにまとめているのですが、これは「★」をタイトルの頭につけています。こうすると、名前でノートを並び替えたときに「★」が最初に出てくるんです。お客様情報は「★」をつけるとルールを決めることで、すぐに見つけられるようにしています。

タイトルの頭に<第○回>とあるのはセミナー動画のメルマガの内容を保存したノートですね。動画自体は Vimeo を使っていますが、そこへのリンクを入れています。他にも【決定事項】を頭につけたりと、タイトルはしっかりつけるようにしています。逆にタグなどはあまり使っていません。タイトルでの並び替えと検索でスピーディーに情報を呼び出せるんです。

それから、メールをテンプレート化して Evernote に入れています。私の仕事は流れがある程度決まっていて、送るメールの内容も似ているんです。なら、毎回いちいちゼロから書くよりも、テンプレート化しておいた方が効率が上がります。また、ソースコードのバックアップも入れています。

――ソースコードというのはウェブデザイナーならではですね。

シンクレア:ええ。仕事柄、ソースコードは更新のたびにバックアップをとっておく必要があるのですが、普通にテキストファイルで保存しておくとものすごい数になってしまって大変です。Evernote でノートにしておくと、後から探しやすいんですよ。

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プライベートでも活躍する Evernote

――特に、Evernote のどんなところを気に入っていただいているのでしょうか。

シンクレア:一つのノートにテキストや画像、PDF など異なる形式のファイルをまとめて入れておけることですね。プライベートでも Evernote を使っていますが、旅行の際に地図や乗換案内アプリのスクリーンショットなどを入れておくと便利です。

――プライベートではどんな使い方を?

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シンクレア:週末に家族で出かけるときは、「イベント&お出かけ」ノートブックに情報を入れて遠足のしおりのように使っています。パソコンで調べた情報をノートに入れて、お出かけのときにはスマートフォンで見ています。あとは、子ども向けのイベント情報なども入れているのですが、リマインダー機能を活用して、忘れないように管理していますね。私はスケジュール管理アプリも使っていなくて、このリマインダー機能とタスク管理で十分です。

子どもが描いた絵や、自分の日記なども入れています。後から見直すと、成長記録にもなるのがいいですね。

――ありがとうございました!

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