使い方と事例

「目録を作ることで知識の整理ができます」――北摂情報学研究所・亀田さんの活用術

初心者でも簡単にウェブサイトを作成することができるシステム「Quick Homepage Maker プロフェッショナル」の開発・販売を行う株式会社 北摂情報学研究所。その代表を務める亀田学広さんは、Evernote のヘビーユーザでもあります。

社外でも大学での講師など幅広く活動を続ける亀田さんに、Evernote での情報整理術を伺いました。

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氏名:亀田 学広(かめだ たかひろ)

Web サイト:株式会社 北摂情報学研究所

 

 

「Evernote には何度か挫折しています」

――亀田さんが Evernote を使い始めたのはいつ頃だったのでしょう。

亀田「もう2、3年前でしょうか。私はもともとよくメモをとる方で、最初は Dropbox と同期できる iPhone アプリでやっていたんですね。ただファイルは増える一方だし、Dropbox だとファイルを開かないとすぐに中身も見えない。そんなときにブログか何かで Evernote を知ったんです」

――そこからずっと使っていただいていると。

DSC_5391-2_亀田「いえ、実は何度か挫折しているんですよ(笑)」

――えっ、それは意外です。

亀田「最初の挫折は、ノートブックをどうやって分類しようか考えていたときでした。ウェブで調べてみたんですが、みんな違うことを言っているんですね。「001」とか「002」とか数字をつけなさいとか、さらにタグでも整理しなさいとか。それを見て、「あ、ダメだ」って(笑)。アンインストールしたわけではなくて、入れたままにしているんだけどそんなに使ってはいなくて……という状況になってしまったんです」

――(笑)

亀田「2回目の挫折は会社内で使おうとしたときです。きっかけは社内ウェブを作っていたときにサーバが落ちたこと。保存してあったデータが見られなくなってしまい、やっぱりデータはオフラインで持ってないとダメだということになって、社内で使い始めたのです。ただ、ウェブが復旧したら結局データはそのままそこで見られるので、まぁいいやとなって誰も使わなくなってしまったんです」

――なるほど。では逆に何がきっかけで Evernote を使われるように?

DSC_5407-2_亀田「それはですね、社外の人たちと使ったことがきっかけなんですよ。今、学びのスペースを作っているのですが、一緒にやっている人が服飾デザイナーとかカンボジア支援をやっている人とかで、IT に詳しくないんですね。彼らと状況を共有するために Evernote の使い方をプレゼンしたら、みんなが情報を何でも放り込むようになって、今はすごく使っています」

――たとえばどんな情報を共有されているのでしょう。

亀田「たとえばオシャレなカフェの写真を撮って、こんな感じのスペースにしたいってことで共有したり、模造紙に大きく書いた会議資料を写真に撮って保存したり。あとはマーケティングの教材とか、メモとか、各自自由に使っています。社内ではプロジェクト一つにつきノートを一つ作って、そこに開発に関するコンセプトやスケッチを入れたりしますね。私は写真をすごく使うので、ノートにはかなり画像が多めです」

――たしかにノートを拝見すると、画像がたくさん入っていますね。

亀田「私は何でも手書きで絵にするのが好きなんですよ。文章にすると誰も読んでくれないので(笑)絵に描いて示します。そのときは Evernote アプリのカメラを使います。スキャナも持っているんですけど、使わなくなっちゃいましたね」

――たしかに写真で十分なときは多いですね。

 

「Evernote に目録を作ることで知識の整理ができます」

亀田「あとはノートリンクをよく使っています。大量に溜め込んだノートにアクセスできるように、解説をつけてノートリンクで目録を作っておくんですよ」

≫ノートリンクの使い方を見る

――後から見直すためですか?

DSC_5402-2_亀田「いえ、目録は作るだけで、後から見ることはあまりないんです。重要なのは、目録を作ることで、Evernote の中に何が入っているかを把握した状態になれることなんです。ノートリンクで目録を作るという作業をすることで、知識を整理できるんですよ」

――なるほど。「Evernote に入っている」という情報を整理して記憶するためにノートリンクを使われているんですね。

亀田「そうです。Evernote に情報を入れても、その内容やどこに何を入れたのかは記憶しきれないですよね。だから、「ここを見ればいい」という目録を Evernote に集約するんです。もちろん、あとから検索でも情報は取り出せます。ただ、ウェブクリップなどを大量にしていると、どうしても検索にノイズが増えますよね。そこで、まずは目録で絞り込むようにしているのです」

 

「Evernote がなかったらと思うと、頭が痛いです(笑)」

――ノートブックやタグに似た使い方ですが、目録は作ること自体に意味がありますから一石二鳥ですね。ウェブクリップではどんな情報を入れていますか?

亀田「ウェブクリップでは分野を問わず、気になったものは何でも入れていますね。研究や仕事に関係がなくてもです。たとえば……「おかゆの作り方」とか、「ガムテープの歴史」とか、「肌のお手入れ法」とか(笑)。あとは Facebook のグループで話していた内容をコピーして貼り付けたり。よく有意義な話が展開されるんですよ」

――なるほど。ところで亀田さんは Evernote Business もお使いいただいていますよね。

亀田「ええ。社内での状況共有に使っています。Evernote でひとりずつ共有するのは面倒ですが、Business でしたら興味のあるものに参加すればいいだけですからね。私自身も個人アカウントで使っているので、ノートブックが個人用か Business かどうかをパッと見て判断できるのが助かっています」

≫ Evernote Businessのウェブサイト

――個人のアカウントでは他にどんなものを入れていますか?

亀田「税務関係やプライベートな情報を入れていますよ。書類なども全部写真に撮って入れていますね。Evernote がなかったらと思うと、頭が痛いですよ(笑)」

――ありがとうございました!

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