Evernote Business は Evernote をチーム・企業で使うみなさまにおすすめですが、その一つの理由は使いやすい管理機能です。
Evernote Business のアカウント管理者は、管理コンソールからは以下のような確認・管理が可能です。
- ユーザの追加・管理
- アクセス履歴の確認
- ビジネスアカウント内すべてのビジネスノートブックへのアクセス
- ビジネスアカウント内のノートブック・ノートの共有範囲変更、所有者の管理、ノートブックの削除
- ビジネスアカウント内のタグ編集、削除
- ビジネスアカウント内のごみ箱管理
- アカウントに対する請求情報の確認・管理
- シングルサインオン (SSO) 認証の設定や Salesforce 連携
(ヒント)アカウント内で、誰がいつ Evernote Business にアクセスしているかを確認できます。IP アドレスも記録されます。
(参考)アクセス履歴(下の画像)
(ヒント)Evernote Business 管理者はビジネスアカウント内のデータについて、どのユーザーにどのような権限があるのかを確認でき、また、どの権限を付与するのかを設定することができます。
(ヒント)Evernote Business では、ノートの完全削除が可能なのは管理者のみです。このため、意図しない会社のデータ削除を防止できます。もちろん、個人領域のノートについては、データの所有者であるユーザご自身でノートを完全削除できます。
(参考)Evernote Business 管理コンソールメニュー(下の画像)
個人のノートブック・ノートには影響ありません
すでに Evernote をお使いいただいていたユーザの方が、会社の Evernote Business アカウントに参加しても、これまで使ってきた個人領域のノートブックとノートの権限および所有権には何ら変更はありません。
ユーザ自身が特定の個人ノートブックやノートを共有する操作を行わない限り、 社内の他のユーザやアカウント管理者からは一切アクセスできませんのでご安心ください。
ただし、アカウント設定画面でビジネス用メールアドレスの変更を行っていない場合、個人メールアドレスがビジネス用メールアドレスとして自動的に登録されています。この際、1)ビジネスノートブックにあるノートを共有・編集した時、2)アカウント管理者が社内のユーザ一覧を表示するために管理コンソールを使用している時、個人のメールアドレスが他者に見える可能性があります。
この問題を避けるためにも、アカウント設定画面で個人メールアドレスとは別のビジネス用メールアドレスを設定してください。この設定は、Evernote Web 版の設定>セキュリティ概要で変更できます。