Evernote の 2 段階認証について

2013年6月7日 20:00更新

はじめに:Evernote の 2 段階認証について

Evernote の 2 段階認証は、これまで自分の Evernote にサインインする際に使用していたパスワード(1 段階目)に加えて、6 桁の確認コード(2 段階目)を入力して Evernote アカウントにサインインする仕組みです。

6 桁の確認コードは認証された携帯電話やスマートフォンを通じて取得し、その確認コードは 1 回しか使用することができません。自分の Evernote アカウントにアクセスするためには通常のパスワードに加えてこの 6 桁の確認コードが必要となるため、万が一の場合でもアカウントの不正利用を防止することができます。

このように自分のアカウントにアクセスするための手順が一つ増えるために、2 段階認証は不便に感じる場合がありますが、それと引き替えに、より強固なセキュリティで自分のアカウントを守ることが可能になります。


設定方法については、以降の手順と内容をよくお読みいただいた上で実施くださるようお願いいたします。

1. 2 段階認証を設定するために必要な条件

Evernote の 2 段階認証を有効にして使用するためには、以下の条件を満たす必要があります。

  • テキストメッセージ (SMS) を受信可能な携帯電話やスマートフォン・タブレットなどのモバイル端末
  • 国際 SMS が受信可能な状態(各携帯キャリア毎の設定を確認してください)
  • Evernote Web 版から 2 段階認証を設定するためのインターネット接続
  • Evernote が提供するアプリケーションの最新バージョンへのアップデート

重要: モバイル端末の時計が正しく設定されていることを確認してください。確認コードは時間に制限があるため、Evernote サービスに確認コードを承認させるにはモバイル端末上の時間が正確に設定されている必要があります。

2. 2 段階認証を有効にする

Evernote の 2 段階認証は、下記の手順に従って設定してください。

設定時の注意点:
2 段階認証の設定途中で一定時間入力が無い場合、設定を継続できない場合があります(各ボタンが反応しない場合など)。この場合、表示されたパスワード入力ダイアログにしたがって通常のパスワード(1段階目)を入力して操作を継続してください(本項最後部の「補足1:パスワードの確認」参照)。

手順



1. Evernote に Web ブラウザ からサインインします。

2. 画面右上にあるユーザ名をクリックします。アカウント情報メニューが表示されます。

3. 設定をクリックします。自分のアカウント設定画面が表示されます。

4. サイドバーの「セキュリティ」をクリックします。アカウントのセキュリティ設定画面が表示されます。

5. 「2 段階認証」の横にある「有効化」のリンクをクリックします。

6. 2 段階認証の説明、およびアプリケーションのアップデートに関するダイアログが表示されるので、「続ける」をクリックします。ご利用の全てのアプリケーションは、2 段階認証を設定する前に最新バージョンへアップデートすることを強くおすすめいたします。
アプリケーションが 2 段階認証に未対応の場合でも、そのアプリケーションを 2 段階認証で使用することは可能ですが、別途「アプリケーション用パスワード」を生成して使う必要があります。

7. 重要事項の説明をご確認いただき、「続ける」をクリックします。

8. 「メールアドレスを確認」では、Evernote に既にご登録されているメールアドレスが正しいかを確認します。「確認用Eメールを送信する」ボタンをクリックします。

9. 確認用メールアドレス宛に Evernote から「メールアドレスを確認」という件名のメールが届きます。また、メール本文にはメールがお客様へ届いたことを確認するための確認コードが記載されています。

※ 確認メールが届かない場合は、正しいメールアドレスが設定されているかどうか、また迷惑メールフィルタに振り分けられていないかなどをご確認ください。

10. メールアドレス確認のメール送信後、受信したメールに含まれる確認コードを入力し、「続ける」をクリックします。

11. 続いてテキストメッセージ (SMS) を受信可能な電話番号を設定します。先頭に「0」を付けたままで入力してください (例: 090-1234-5678)。入力が終わったら「続ける」をクリックします。

12. 確認コードを記載したテキストメッセージ (SMS) が設定した電話番号に送信されますので、受信したテキストメッセージ (SMS) に記載されている 6 桁の確認コードを入力して「続ける」ボタンをクリックしてください。

※ テキストメッセージ (SMS) が受信できない場合、設定した電話番号に間違いが無いか、また、入力した電話番号が国際 SMS が受信可能な設定になっているかご確認ください。

確認コードを入力した後に「無効なコードです」と表示される場合は、「テキストメッセージが届きませんか?」をクリックして電話番号を再入力し、新たに受信した確認コードを入力してください。

13. 次にバックアップコードが表示されます。バックアップコードは印刷するか、Evernote アカウント以外の場所に保管してください。この手順は非常に重要です。もしも自分の Evernote アカウントで 2 段階認証が有効な状態で携帯電話を無くしてしまった場合、これらのバックアップコードを保管していない場合はアカウントにアクセスすることが一切出来なくなります。

バックアップコードを保管して「続ける」ボタンをクリックしてください。 なお、Evernote へサインインするためのバックアップコードですので、Evernote には保存しないでください。

14. 「バックアップコードを入力」ダイアログでは、1 つ前の手順で印刷または保存したバックアップコードの中から任意のバックアップコードを入力して、「セットアップを完了」をクリックし、2 段階認証を有効にします。
(ここで入力したバックアップコードは、引き続きバックアップコードとして利用可能です。)

15. これでセットアップは完了です。「完了ボタン」をクリックしてください。

また、アカウントで 2 段階認証が有効化されたことを通知するメールが登録メールアドレス宛に送信されます。


補足 1 :パスワードの確認

Web ブラウザ上でセキュリティ設定では一定時間経過後に操作しようとすると、下記のダイアログが表示されてパスワードの入力を求められる場合がありますが、通常のパスワード(1 段階目)を入力いただくことで操作を継続することができます。


補足 2 :バックアップ用の電話番号

メインの電話番号以外にテキストメッセージ (SMS) を受信可能な電話番号をお持ちの場合、ご家族の電話番号をバックアップ用の電話番号として登録しておくことを強くお勧めいたします。メインに使用しているモバイル端末やバックアップコードを紛失した場合、バックアップ用の電話番号で 6 桁の確認コードを受信することが可能です。

1. バックアップ用の電話番号の「追加」ボタンをクリックします。

2. 電話番号の設定ダイアログが表示されるので、バックアップ用の電話番号を入力し「続ける」をクリックします。

3. 設定した電話番号に 6 桁の確認コードがテキストメッセージ (SMS) で送信されるので、受信した確認コードを入力し、「続ける」をクリックします。

また、確認コード入力後「無効なコードです」と表示される場合は、「キャンセル」ボタンをクリックして電話番号を再入力し、新たに受信した確認コードを入力してください。

4. これでバックアップ用の電話番号の設定は完了です。

3. 2 段階認証が有効となっている場合のアプリケーションサインイン方法

2 段階認証が有効となっていると、これまでの「ユーザ名」または「メールアドレス」と「パスワード」情報に加えて、「6 桁の確認コード」を入力する必要があります。

「6 桁の確認コード」はテキストメッセージ (SMS) 、もしくは Google 認証システム(テキストメッセージ (SMS) の代わりに Google 認証システムを使う方法)から取得することができます。

以下は Evernote の Android 版での 2 段階認証を用いたサインイン方法となります。Windows 版や Mac 版、iOS 版、Skitch や Evernote Food などの他のアプリケーションでも同様の手順にてサインインを行ってください。

手順



1. Evernote を起動して「サインイン」をタップすると下記の画面が表示されますので、自分の「ユーザ名」または「メールアドレス」、および「パスワード」を入力して「サインイン」をタップします。

2. 2 段階認証が有効となっている場合、続けて「コードを入力」という画面が表示されます。2 段階認証を有効化した際に指定した電話番号宛てに 6 桁の確認コードがテキストメッセージ (SMS) で送信されるので、受信した 6 桁の確認コードを入力して「続ける」をタップします (下左画面)。これでサインインは完了です。

Google 認証システムを設定している場合は「Google 認証システムアプリに表示された...」と表示されるので、Google 認証システムに表示されている 6 桁の確認コードを入力します (下左画面)。

※ 通常、テキストメッセージ (SMS) はすぐに登録された電話番号に送信されますが、数分待っても届かない場合は画面上の「確認コードが取得できません」をタップしてください。

もし、確認コードを入力して、下記の「セキュリティーコードが正しくありません」が表示される場合も画面上の「確認コードが取得できません」をタップします。

3. 「確認コードが取得できません」をタップすると、メインとバックアップ用の電話番号に確認コードを再送信するか、保存しておいたバックアップコードを入力する方法を選択することができます。 「コードを送信」をタップすると再度、該当の電話番号へテキストメッセージ (SMS) が送信されます。「バックアップコードを使用」をタップすると、バックアップコードの入力画面が表示されるので、どちらかを選択し、確認コードまたはバックアップコードを入力してください。

4. 再送信された 6 桁の確認コードまたはバックアップコードを入力して、「続ける」をタップします。

5. 以上でアプリケーションへのサインインは完了です。



※ 補足:Webブラウザでのサインインの場合

Web ブラウザでのサインインでも同様に、 2 段階認証を有効にしたのち、自分の「ユーザ名」または「メールアドレス」、および「パスワード」を入力して「サインイン」をクリックすると、続けて「コードを入力」という画面が表示されます。

こちらでも同様に 2 段階認証を有効化した際に指定した電話番号宛てに 6 桁の確認コードがテキストメッセージ (SMS) で送信されるので、受信した 6 桁の確認コードを入力して「続ける」をクリックします。これでサインインが完了です。

Google 認証システムを設定している場合は「Google 認証システムアプリに表示されたコードを入力します。」と表示されるので、Google 認証システムに表示されている 6 桁の確認コードを入力します。

また、「このコンピュータを 30 日間記憶する」にチェックを入れますと、Web 版 Evernote からサインアウトしましても、30 日間は、この「コードを入力」の画面で 6 桁の確認コードを入力すること無く、サインインが可能です。

または

4. テキストメッセージ (SMS) の代わりに Google 認証システムを使う方法

Google 認証システムの設定方法


Google 認証システムを使用することにより、6 桁の確認コードを Google 認証システムから取得することができます。

これにより、テキストメッセージ (SMS) でコードを受信する必要がなくなり、モバイル端末がオフラインの状態でも確認コードを取得することが可能になります。また、設定後はテキストメッセージ (SMS) は送信されなくなります(任意で送信させることは可能です)。

手順



1. 「設定」>「セキュリティ」>「設定を管理」をクリックします。

2. 「Google 認証システム」をクリックします(下図参照)。

3. 「Google 認証システム」を実行するプラットフォームを選択します。
事前に「Google 認証システム」アプリをモバイル端末にインストールしておく必要があります。インストールや使い方についてはこちらをご参照ください。

4. 次にダイアログ上に「バーコード」と「確認コード」の入力画面が表示されます。

  1. Google 認証システムを起動して、バーコードをスキャン(読み取り)します。
  2. スキャン完了後に Google 認証システム上に表示される、6 桁の番号を入力してください。

5. 以上で Google 認証システムの設定は完了です。



※ 補足

Google 認証システム上に表示される 6 桁の確認コードは約 30 秒ごとにコードが変更されます。画面上のタイマーが 1 周する度に確認コードが更新されるので、タイマーの残り時間を確認し、なるべく余裕を持って確認コードを入力してください。確認コード入力時に Google 認証システム側で確認コードが切り替わってしまった場合は、再度 Google 認証システムで新しい確認コードを取得してください。

5. 2 段階認証に未対応のアプリケーションの利用方法

Evernote が提供するアプリケーションの殆どは、最新バージョンへアップデートすることで 2 段階認証に対応します。ただし、それ以外の一部のアプリケーションでは最新版でも 2 段階認証に対応していない場合があります。

ご安心ください。2 段階認証に未対応のアプリケーションでも、アプリケーション用のパスワードを生成し、それを使用することで 2 段階認証が有効な状態でも利用可能になります。

手順



1. Evernote に Web ブラウザ からサインインします。

2. 画面右上にあるユーザ名をクリックします。アカウント情報メニューが表示されます。

3. 設定をクリックします。自分のアカウント設定画面が表示されます。

4. 画面下部の「アプリケーションのパスワードを管理」で、2 段階認証に未対応のアプリケーション固有のパスワードを生成します。

5. 「新しいアプリケーションパスワード」フィールドに、生成するパスワードを利用するアプリケーションやプラットフォームがわかるような任意の名前を入力します。

※ 名前には「数字」「記号」は使用できませんのでご注意ください(使用不可の文字が含まれる場合は「"XXX" は正しい Application Name ではありません。 」というメッセージが表示されます)。

 例: Evernote Hello の Android 版で使用するパスワードを生成する場合

6. 「新しいアプリケーションパスワードを生成」ボタンをクリックすると、ダイアログ上に 1 回のみ使用可能なパスワードが表示されます。

7. 次に、ご利用の Android 端末で Hello アプリを起動し、パスワード欄に手順 6 で生成したパスワードを入力します。

8. これで Hello アプリへのサインインが完了です。もしサインアウトしてしまった場合は、下記の設定から「アクセスを取り消す」を行った上で、再度パスワードを生成してサインインしてください。また、アップデート等によりアプリケーションが 2 段階認証に対応した場合は、「2 段階認証が有効となっている場合のアプリケーションサインイン方法」と同様の手順でサインインしてください。

6. サードパーティアプリケーションの再認証

2 段階認証を有効にした場合、現在ご利用のサードパーティアプリケーションの再認証が必要となる場合があります(サードパーティアプリ内で Evernote からサインアウトした場合など)。下記は再認証に関する設定例となりますが、うまく再認証が出来ない場合は「2 段階認証に未対応のアプリケーションの利用方法」をお試しいただくか、アプリケーションの開発元へお問い合わせください。

手順



1. サードパーティアプリケーションから自分の Evernote アカウントへサインインすると下記の画面が表示されるので、自分の「ユーザ名」または「メールアドレス」、および「パスワード」を入力して「サインイン」をタップします。

2. サインインすると、設定済みの携帯電話にテキストメッセージ (SMS) が送信されますので、受信した確認コードを入力するか、Google 認証システムをご利用の場合は Google 認証システムアプリに表示されているコードを入力します。

3. サードパーティアプリケーションからお客様のアカウントへのアクセス許可を求められるので「承認する」をタップします。

4. 以上でサードパーティアプリケーションの再認証は完了です。