使い方と事例

読みやすいノートを作るために

1 つのノートに色々な情報をまとめて入れておけるのが Evernote の特長ですが、どんどん情報を追加するうちに内容が雑多になってしまうことがあります。自分でも読みづらいと感じるノートがある場合、まずはその見た目に変化をつけてみましょう。ノートの「見せ方」を少し工夫すれば読みやすさが向上するだけでなく、編集していくなかで自分の思考やアイデアも自然に整理できるのでオススメです。

書式を少し変えてみる

これは既に実践している人の方が多いと思いますが、重要箇所は太字で強調したり、取り消し線マーカーを引いたり、文字の色を変えたりするだけで効果があります。目立たせたいテキスト(文字列)を選択し、ノートエディタの書式バーからお好きなツールをクリック・タップしてください。
書式バーの太字・斜体・下線・色・マーカー

ヒント: 書式ツール以外にも、場所によっては絵文字を使うと内容が伝わりやすくなることもあります。

箇条書きにする

レポートなど長文の原稿を執筆する場合は別ですが、書き出したメモをリスト化した方が、項目を体系的に整理しやすくなることがあります。Evernote では箇条書きリスト、番号付きリスト、チェックリストの 3 種類が利用可能です。
書式バーの箇条書きリスト、番号付きリスト、チェックボックス
リスト化した場合との比較

ヒント: Evernote for Windows・Mac の場合、リスト項目の階層(インデント)を以下のように操作できます。

  • 階層を深くする: Tab キー
  • 階層を浅くする(元に戻す): Shift + Tab キー
  • 同じ項目内で改行する: Shift + Enter キー

区切り線を入れる

Evernote のノートには「ページ」という概念が無いため、ノートの縦方向の長さに関しては特に制限もありません。これを途中で区切りたい場合、書式バーの「―」ボタンをクリックすると、区切り線が挿入されます。とても単純な機能ですが、使い方次第でアイデアや情報の整理に役立つことがよくあります。
ノートの中に区切り線を挿入した例

表組みを使う

Evernote の表機能を利用すると、情報の視認性が一段と高まります。テキストに限らず、写真などの画像も表の中に並べてみることで、ノートのレイアウトを横方向にも活用できるようになります。

ヒント: 表機能はテンプレートの作成にも便利です。
書式バーの表作成ボタン
Evernote の表に画像と文字を入れた例

後で読み返したくなるノートとは?

きれいに盛り付けられた料理の方が食べたくなるのと同じように、見た目が整ったノートの方が読みたくなるものです。それが他人にも確認してもらう必要がある仕事のノートであれば、なおさらです。視覚的な読みやすさを少しだけ意識しながらノートの中身を整理して、頭の中もスッキリさせましょう。

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