2021/06/03

「タスク」を使って ToDo をアクションへ

Evernote ユーザの多くの方が、Evernote を使って ToDo リストを管理したり、Evernote と ToDo アプリを組み合わせて使ったりしています。そこで今回、ToDo リストとノートを連携させて使える便利な新機能「タスク」をリリースしました。

「タスク」では、ノートと ToDo リストを別々に管理する必要がありません。ノート内にタスクを作成し、フラグや締め切り、リマインダーを設定できます。実行しなければならないタスクと必要な関連情報を同じ場所で管理できるので、締め切りを逃してしまったり必要な情報が見つからなくて困ったりすることもありません。

「タスク」の正式リリースはもう少し後になりますが、現在早期アクセスを開始しており、今後数週間のうちに全機能をお試しいただけるようになります。なお、早期アクセス試用期間中は全機能がご利用いただけますが、正式リリース後は一部の機能は特定の有料プランでのみのご利用となります。

タスクとノートの連携でもっと便利に

「タスク」を使えば、ToDo で行うべきことの背景がノートの情報ですぐにわかります。必要な情報をすべて把握した上で作業に取り組めるので効率がよく無駄がありません。

すぐにアクションを起こせるノートにする

タスクは好きなノートに挿入することが可能です。たとえば、次回の会議までに読んでおかなければならない PDF があるとしたら、その PDF が添付されたノートに「会議までに PDF を読むこと」というタスクを設定できます。

やるべきことの一覧を確認する

従来のチェックリストと異なり、Evernote では設定したすべてのタスクを一ヶ所で確認することが可能です。このタスクビューには左側のナビゲーションバーからアクセスできるので、ノートをいちいち開いて次のタスクを探す必要はありません。上の例で、ノート内で設定した「会議までに PDF を読むこと」というタスクは、タスクビューに自動的に表示されます。個々のタスクはタスクビューからもノート内からも追加、編集、チェックマークの記入ができます。片方で行った変更は、自動的ももう片方にも反映されます。

今取り組んでいるタスクの関連情報を素早く確認する

タスクビューで行うべきタスクを確認したら、ワンクリックで関連ノートに移動できます。つまり、タスクビューを開いて、次に行うべきタスクが「会議までに PDF を読むこと」だと確認したら、そのタスクが含まれるノートの題名をクリックするだけで該当のノートが開きます。そのため、独立した ToDo アプリとノートを行ったり来たりするのに比べると、かなりの時間を節約できます。

タスクを見れば詳細がわかる(だから覚えておく必要はありません)

従来のチェックリストに比べて「タスク」が優れているもう一つの点は、個々のタスクの詳細がすぐにわかることです。ですから、頭で覚えておかなければならないことが減り、本当に大切なことに集中できます。

締め切りに遅れない

個々のタスクに締め切りを設定できるので、スケジュールを覚えておく必要はなく、その時集中すべきことに集中できます。

実行すべきタスクを実行すべき時に

個々のタスクにリマインダーを設定できるので、必要なときに必要なタスクを実行できます。リマインダーの通知は Evernote を開いていなくても受信できます。また、1 つのタスクに 5 つまでリマインダーを設定できるので、定期的に確認が必要なプロジェクトなどにも便利です。

優先順位を明確にする

重要なタスクにはフラグをつけて一目でわかるようにできます。また、タスクビューではタスクをフラグ、ノートの題名、期限で並べられるので、その時に必要なタスクだけを表示できます。さらに、特定の期間内に締め切りが設定されているタスクや特定のノートやスペースに作成されたタスクだけに絞り込んで表示することも可能です。

その日にやるべきことを明確にして、目標への道のりを毎日確実に進みましょう。最新の Evernote アプリにアップデートして是非「タスク」をお試しください。タスク機能の詳細については、ヘルプ&参考情報の記事をご覧ください。