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2022/02/08

大人が勉強を続けるための工夫と仕組み

新しい一年が始まり、今年の目標として何かを「勉強すること」を掲げた方も多いのではないでしょうか。

例えば、現在の仕事や将来のキャリアアップのため、「新しい知識・スキルを身に付けたい」「資格を取得したい」という方もいらっしゃるでしょう。あるいは趣味のために「イラストの描き方を学びたい」「カメラの撮影技術を身に付けたい」というような目標設定をした方もいらっしゃるかも知れません。

しかし大人になった今となっては、仕事や家事・育児で毎日が忙しく、なかなか思うように勉強できないのも事実です。日々のやるべきことをこなしながら勉強するためには、どうすれば良いのでしょうか。

①目的を明確にする

②先人から学習方法を学ぶ

③勉強を続けられる仕組みを作る

①目的を明確にする

限られた時間でなるべく効率的に勉強するため、まずは勉強する目的をより詳しく、明確にすることが大切です。

例えば「仕事のために IT スキルを身に付けたい」という目標を立てた場合、このままではまだ明確だとは言えません。いきなり書店で本を探したりプログラミング・スクールへ申し込みをしたりする前に、どの程度の IT スキルが身に付けば良いのか、もう少し詳しく考えてみましょう。

IT スキルを身に付ける目的が「いつも時間が掛かっている集計業務を早く終わらせたい」なのであれば、わざわざスクールに通わなくてもインターネットで PC のショートカットを調べる、Excel の教科書を一冊買って読むなどすれば、充分に目的を達成できるかもしれません。

【Evernote の活用法①】Evernote を活用して Excel の「ショートカット集」や「関数の使い方」をメモしておけば、PC で作業中にいつでも呼び出して参照することができます。メモをテキストで打つだけでなく、写真などの画像や Web サイトのスクリーンショットを保存したり、「関数の解説サイト」を Web クリッパーで保存しておくことも可能です。

【Evernote の活用法②】ショートカットを暗記するため、ホーム画面の “固定表示されたノート” のウィジェットに置いておく、という手もあります。

IT スキルを身に付ける目的が「将来キャリアチェンジして Web デザイナーになりたい」なのであれば、スクールへ通って Web デザインやコーディングの基礎をしっかりと学習する必要がありそうです。

【Evernote の活用法③】Evernote を活用して、スクールで学んだことをノートにまとめて復習したり、実際に仕事で使うときに参照したりする、という使い方もできます

目的を明確にするためには、その目的がいったい何のために達成したいのかを深掘りして考えてみることが重要です。

深掘りするための枠組みとして、例えば「マインドマップ」を使ってみても良いでしょう。EdrawMind や XMind などの Evernote と連携できるツールを使えば、作成したマインドマップを直接 Evernote に保存しておけます。マインドマップを手書きで作った場合も、Evernote のモバイルアプリでスキャンして保存可能です。

以下のブログ記事でマインドマップの活用法をご紹介していますので、ぜひご参照ください。

②先人から学習方法を学ぶ

とくに仕事に関する勉強の場合は「過程」よりも「結果」の方が重要です。もちろん自分で試行錯誤することも大切ですが、達成率を上げるためには、すでにその目的を達成している人の方法を参考にする方が効率的です。

例えば資格試験なら、その資格を持っている友人・知人に「どのように学習スケジュールを組んだのか」「どのように目標設定して勉強に取り組んだのか」などを聞いてみましょう。

その分野のプロが書いた本を読むことでも、先人のノウハウやテクニックが学べます。どの本を読めば良いのか分からないときは、すでにその目的を達成している人からおすすめの本を紹介してもらいましょう。

【Evernote の活用法④】本を読んだら、そこから得た気付きや学びを Evernote に残しておくと、後で振り返りやすくなります。

過去のブログ記事で Evernote を活用した読書法をご紹介していますので、こちらもご参照ください。

③勉強を続けられる仕組みを作る

大きな目的に到達するためには勉強を継続することが大切ですが、忙しい大人にとってこれは簡単ではありません。油断するとすぐに、目の前のタスクが勉強時間を奪っていきます。

こちらのブログ記事では「カレンダーでタスクに取り組む時間をブロックする方法」をご紹介していますが、勉強時間を確保する方法としても、カレンダーに予定を入れて時間をブロックしておくことは有効です。

【Evernote の活用法⑤】Evernote のカレンダー連携機能を使えば、Google カレンダーの予定をホーム画面の “カレンダー” のウィジェットに表示し、予定からすばやくノートへアクセスして、学習を始めることができます。

参考:ノートをカレンダーの予定にリンク – Evernote ヘルプ&参考情報

もちろん、現に今が忙しい状態のまま、さらに勉強の時間を捻出することは困難でしょう。例えば「帰宅してから何となくテレビを見ることをやめる」「ベッドでスマートフォンをいじらず早く寝て、朝の時間を作る」など、新たな時間を生み出すために今までの悪い習慣をやめることも大切です。

習慣だけでなく「今まで当たり前だと思っていたやり方」を見直すこともまた必要かも知れません。

例えば、食洗機やロボット掃除機を導入して家事をやってもらったり、夕食をミールキットに変えたりすれば、家事に費やしていた分の時間を勉強に充てられます。「自分の手でやることが当たり前」だと思っているようなことでも、やり方を見直す余地は隠れています。

いずれにせよ大切なことは「がんばろう、努力しよう」というような精神論に頼らず、勉強するための仕組みを作ることです。

以下のブログ記事では、Evernote のホーム画面リマインダーの機能を活用した目標達成の仕組み作りをご紹介していますので、併せてご参考ください。なりたい自分になるための 3 ステップ | Evernote 日本語版ブログ

米国・ミシガン州立大学の Zach Hambrick 教授と、テキサス大学オースティン校の Elliot Tucker-Drob 教授は、800 組以上の双子を研究した結果、楽器の練習を熱心にできるかどうかに遺伝的な影響があるという論文を発表しました。

この研究は「何かに熱心に取り組めること」は生まれ持っての才能が関係していることを示唆しています。つまり、勉強に熱心に取り組める=努力できること自体に才能が必要で、もし才能に頼らないのであれば、何か別の方法を考えなければならない、ということになります。

忙しさにかまけて勉強が進まないとき、私たちは自分の努力不足を責めてしまいがちです。しかし、努力できることそのものが才能だとすれば、努力が足りないと自分を責めるよりも、努力しなくとも目的を達成できる工夫と仕組みを考える方が、より良い成果を出すことにつながるのかも知れません。

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